2022年8月
2022年8月31日 (水)
2022年8月30日 (火)
2022年8月29日 (月)
体ませて…
タイヤ交換にいつもの自転車商会さんへ。クルマ預けて西へ向かいますれば、閉まったシャッターに貼り紙が一枚。
「へへっ、一本多いがな」と嘲笑ってましたけどこれ、案外“体いわしまして休みますねん”なニュアンスを含めてこう記してはるんちゃうかという気がしてきましたけど、どうでしょ?。ま、深読みしすぎなだけとも思いますけど。
とは言え実際のところ、イタズラで棒を一本(ー)書き足された可能性もあるわとストリートビューで見ますと今年2月の映像に見ることができました。ちなみにそこに記されているのは“体”。やっぱりと嬉しなりつつ何ともあげ足取りなことやってるなぁな気分になったり。と反省してるふりしてますけど実際のところはやっぱり愛でてます。ま、これも人間に備わった愛おしさってことですよね。
(於:東大阪市) アホげも夏体み…うそ。ちょっと遅れが解消されませんけどそのうち戻します。
※関連記事:
『アホふたり』 2016年1月 記
『年364日営業の風呂屋さんの元日。』 2013年1月 記
『夏体み中 19日より再開』 2008年8月 記
2022年8月28日 (日)
2022年8月27日 (土)
タイワンシジミ…かなぁ
先の“タウナギ”の記事でも触れた用水路の話。
何度も記していますがこの小川、元々農業用水路で農繁期だけ水が流されていて、普段は水門も閉められドブ川と化していました。幼少期の記憶では赤ミミズとメタンガスと緑の藻のイメージ。亡き父親の話では昔はドジョウがいたとか言ってました。
ですが近年、もう農業用としての使命を終えたのか年中水が流れてすっかり様子が変わりました。小魚(メダカかどうかは不明)やらアメリカザリガニも見られ水面にはアメンボが。で、その川底にここ10年…いやもっと前からですか、二枚貝が大量に湧いているんです。
「えらい量やなぁ」と思うも調べることなくでしたが、ちょっと気になり調べてみますと、どうやらこれも外来種の様で。
最初は「淡水にもシジミはいるんや」程度に思っていて“マシジミ”と言うヤツかと思ってましたが、どうもこないに発生してるのはそれやなくて、よく似た外来種“タイワンシジミ”というヤツの様です。何でも1985年に日本に移入、1988年に岡山県の小川での生息が確認されてから瞬く間に関東以西で大繁殖しているとか。そうか…きっとこれですわ。
とは言え専門家ではないのでタイワンシジミとは断定できませんので念のため。ひとつだけ一緒に写っているのはタニシ、これも何かその類のヤツやったりするんでしょうかね。そう言えばかつてはウシガエルも鳴いていたこと思うとアメザリ、タウナギ、タイワンシジミ…とみな他所モン。ま、個体としては頑張ってるなぁとは思うんですけど…ね。
(於:八尾市) いざとなったら食べられんこともない様ですけど…
※この用水路に関する記事:
『タウナギ』 2022年8月 記
『雨上がりの朝、用水路にコサギ一羽。』 2020年7月 記
『アメリカザリガニ』 2012年10月 記
『ドブ川で外来種の貝発見!…ではなかった。』 2008年7月 記
2022年8月26日 (金)
で、山国ぶどう園でぶどう狩り。
先の記事で記した通り、山国ぶどう園さんでぶどう狩りをしてきました。
ぶどう狩りの農園は山国さんの家の奥。こっちは勝手に山手にあるとこやとそっちで待つも…そらそうか。山中のどこに水洗トイレがあるっちゅうねんですね。てな訳で完全なる平地でのぶどう狩りですので、歩きやすいし座りやすい=刈りやすいのが有り難いです。で、そうそう、先の記事でも触れたとおり防草効果の高いヘアリーベッチという植物を下草にしてはるので雑草は99%ありません。除草剤使わずしてこの状態…ちなみにお隣さんはそれをされてないとかで草が青々と茂ってました。
いっぱいぶら下がるマスカット・ベリーA。園主が言わはる通り黒くて表面が白い粉っぽい感じのもんを選んで水で冷やして頂きます。
フレッシュでうまいっ…は当たり前ですね。3人でそれぞれ選んだ房には若干酸い甘いがあって、まぁそれも楽しみのうち。この日が今季のぶどう狩り初日とあって正味のところ、まだ完全ベストな状態やないとのことでした。何となく深みなく感じたのは…ま、気のせいでしょう。
園内の隅には茄子なんかも育てられていましたがその中に見慣れん植物が。「何やろ?」と見てますと「これなんかわかる?当てたら3万円」ってわかるかいな。形状はオクラっぽいもののそれは×。お子が手に取って実を割ってみても、もひとつわからんなぁと思うも…あっ、これはゴマですなぁ。何でもやってみてはりますわ。ちなみにこれをゴマやと言い当てたのは農業関係者のひとりだけやそうで…3万円もらわはったんでしょうか?な訳ないですわな。
持ち帰って頂いたのはブラックビートにクイーンニーナ、そこに今回はシャインマスカットの高級3種。
あぁ…やっぱり高級はもっと美味しいわぁ。それぞれの色合いがまた美しい上、やはりその色のイメージの味がするのも楽しいです。とは言えぶどう狩りはぶどう狩りで楽しい、おまけに日陰で涼しい…なおベストな状態になった頃にもいっぺん行こ。純粋にほっこりするし楽しいし美味しいし…2時間食べ放題で1名1,300円。「2時間も食べられませんで」と思っていたもののあっという間。ええ味とええ時間をごちそうさんでした。
※山国ぶどう園 大阪府柏原市太平寺2-8-15
(於:柏原市) 9月15日にテレビで紹介されるらしい。何っちゅう番組やったか…確か10chや。
※関連記事:
『山国ぶどう園のブラックビートにクイーンニーナ』 2022年8月 記
『山国ぶどう園の百花はちみつ』 2022年8月 記
2022年8月25日 (木)
昭和なプラ看板 272 ● アイレディース化粧品
昭和モンかどうか微妙な感じですが…まぁよろしいかと。
ごくごく普通の一軒家に掲げられている太陽のごとく丸くて赤い看板、アイレディース化粧品…聞いたこと有る様なない様というのが正直なところ。主に訪問で販売されている様です。調べますればこのアイレディースというのはアイスター商事が手掛ける化粧品のブランドとのことで同社は他に健康食品なんかも扱っているとのこと。その上、傘下組織として宗教法人、政党、学校法人などがあり、かつてはホテルの運営も手掛けてはったらしいですがある宿泊拒否事件のこじれから2003年に閉鎖、廃業したそうです。
ただの化粧品会社とはちょっと違う…いや、かなり違う組織なのかもしれません…ではこの辺で。
2022年8月24日 (水)
電柱の“学童に注意”ふたたび
青空に電線いっぱい。中に紛れて懐かしの看板がひとつ。
そこに何が記されているのかは知らずとも「懐かしいな」と思うお方は多いはず。じつはかつて記事化したことあるんですが今回ほぼ往時の面影を残してるなぁと思われる物件に出くわしましたので10数年ぶりに再度の投稿です。
物心ついた頃から前時代っぽいなと見ていたこの“学童に注意”の看板ですが、ネットで検索しても全然ヒットしません。
いやまぁそこに記されている通りの看板には違いないんですけどこれ、全国展開していたもんなんかとか大阪府下にしかないのかとかその辺のことを知りたいんですけどどうです、みなさんお住まいの地域にこんな看板なかったですか?。
てな問いかけしてもまぁリアクションはないんでしょう。ま、あんまり期待せんときますけどこの“学童に注意”のこの看板のこと、ご存知の方おられましたら何がしかの情報もらえませんでしょうか。よろしくお願い致します。
(於:守口市) 少なくとも70年は前に付けられた様に思いますけど…
※関連記事:
『“学童に注意”て、記してあったはず…』 2007年8月 記
2022年8月23日 (火)
極小渋しぶ二次元神社
実に有り難いシチュエーション。拝んだら…効果あるんかな?
そもそも“効果”てな考え持ってる時点でアウトか。そこここに神宿ると常日頃から感謝の気持ちを持ってたらええだけの話か。ただの糞尿対策にあれこれ思う必要もおまへんな。
※関連記事:
『エア神社』 2022年6月 記
『お寺の土壁に赤い鳥居が描かれてますな』 2019年10月 記
『安定感を欠く鳥居サイン』 2010年6月 記
2022年8月22日 (月)
正面うすくち斜めこいくち、ちと役不足の面格子。
面格子のユニークさに惹かれて一枚。ですが肝心の面格子の線が細すぎて目立たずで「なんだか全体の雰囲気がええ感じやなぁ…」な一枚に仕上がりました。
正面から見ると、かなりうすくちのこの面格子ですが斜めから見るとニュアンスが違って見えます。
どっちもよろしいなぁ。見る角度によって味わいが違うというのは意図しているのか否か…いや、それ以前にこれって面格子の役割果たしてます?。上からは当然輪っかからも細身の人なら軽々侵入できそうですけど。
ついつい意匠に気が回りすぎてこうなったんでしょうかぁ…ってな訳はありませんかね。どこか他所で使われていたモノの再利用にも見えてきました…が、いずれにせよ本来の効果が発揮できないではアカンでしょ…いや、やっぱりこれでよろしいか。何げに和んで悪いこころはどこへやら…とか何とか。
2022年8月21日 (日)
タウナギ
昔より馴染みある元ドブ川の用水路、ふと覗き込みますればヘビっぽいもんがいまっせ。
「ヘビや」と一瞬思うも…ちょっとちゃうなぁとよく見ますとこれ、ウナギちゃいますのん。
そう言えば幼少の頃、田んぼなんかで「ウナギ捕まえたっ」って言うてたヤツらがいましたわ。そうか…ホンマに八尾の地にもウナギはおるんですなぁ。
と「ウナギ発見!」とあれこれ調べてみましたらこれ…ウナギには違いありませんけどどうやら“タウナギ”という別モンみたいですわ。
タウナギ…「田んぼにいるウナギってことでウナギに違いないんやろっ」と最初思うも説明を読んでみますとどうやらいわゆるウナギとは全くの別種とのこと。何や…
1世紀以上前に朝鮮半島から持ち込まれた外来種とのことで日本では食べる習慣はないものの中国では美味と言われているとか…って言われてもなかなか食べる勇気が湧きません。
改めて写真を見ていると川底の様子も気になってきました。そうそう、近年はこの様に二枚貝がいっぱいです。今まで何度か記していますがこの川、本当に昔はメタンガスが湧き出す赤い糸ミミズと緑の藻いっぱいのドブ川やったこと思うとその環境がドンドン変わっていきます。シジミっぽい二枚貝のことも気になってきましたので近いうちに改めて調べてみたいと思います。
(於:八尾市) そう言えば“銀シャリ”の鰻さんって八尾出身やな。
※この用水路に関する記事:
『雨上がりの朝、用水路にコサギ一羽。』 2020年7月 記
『アメリカザリガニ』 2012年10月 記
『ドブ川で外来種の貝発見!…ではなかった。』 2008年7月 記
2022年8月20日 (土)
山国ぶどう園のブラックビートにクイーンニーナ
過日、はちみつのことを記しましたが、それを手掛ける山国ぶどう園さんが直売所を設けはるとのことで早速行ってきました。
茶の湯の稽古終えて昼前にお店へ。何や人影ないでと思いますれば早々に完売とのこと。「えっ?」と思ってますればまだ少しあるかもとのことで「採りに行こか」とお声がけ頂き山の方へ。ところどころ立派に実ってまっせ。
「自分で選ぶ?」と言われましたけどそんなんね、本職のひとに選んでもらうのが正解に決まってますわと黒いのと赤いのひとつずつ指示してもらった上で自分で狩らせてもらいました。
ひと房ひと房紙袋に包まれていて何で包んであるのかと言うと「カラスに突かれへんため」とのこと。ここでもカラスは悪いことしてけつかります。「けどまぁ人間だけが地球上に生きてる訳ちゃうもんなぁ」と言うと「そやねん」。返事ひとつにも人柄が出てます。よく見ると全面覆われた房と上部だけのものがあります。その辺も訊きますと「全部覆ってるのは高級品種で上だけのは大衆品種」とのこと。今回頂いた黒と赤は前者の方。「ひと房1,000円以上するけどええ?」って…もちろんですよ。ちなみに高級2種は“ブラックビート”と“クイーンニーナ”で、後者は“マスカットベリーA”。初めて耳にする高級2種…期待が持てまっせ。
家に帰って一日冷蔵庫で冷やしてさぁ味わいましょう高級ぶどう。
まずは“黒”。味濃いと言うか深いと言うか…濃い美味さが…よろしいなぁ。適度な酸味と皮あたりにある渋みがこれまた口中を洗ってくれると言うかなんというか。その辺も含めて好きな味わいですがお子様はこの渋味がちと苦手かもしれませんね。
次に“赤”。ちょっと皮を剥きづらいんですけどこれは皮ごと食べられるとも言える感じ。で、味はと言えば…「わぁーこれおいしいー」な感じ。どんな感じやねんって…うん確かに。フレッシュなみずみずしさ。酸味控えめで「甘いわぁー」。もちろん上品かつ奥行きを感じさせる甘さです。食べ比べると“赤”の方がキャッチーで目立つ美味さかなぁ。“黒”はちょっと“いぶし銀”的魅力を備えてる…そんな感じでした。
後日、中河内農協の直売所にて激安で買ったマスカットベリーAも同時に味わいました。するとその激安も美味。ほんとうにおいしいです。が、高級2種は美味しい上に味わいが…深いその違いですかねあえて言語化すると。その深さは“気品がある”と言えるのかもしれません。まぁ何しか山国さん手掛けるはちみつに通じるモンがぶどうにも感じられたのでした。もちろん品種固有の味わいがあっての話なんでしょうけれどもね。
今回教えてもらって知ったことは“ぶどうは追熟しない”ってこと。と言うことは収穫直後がいちばん新鮮で美味しいってことですよね。これは府下にぶどうの産地がある大阪人の特権であるわけですね。よっしゃ、今度は“ぶどう狩り”で楽しむことにしよっと。こっちは“マスカットベリーA”だけみたいですけど、お子共々とても楽しみであります。
(於:柏原市) どうしても酒ヤメなあかん様になったら果物に楽しみ見つけよと近年思うわ。
※関連記事:
『山国ぶどう園の百花はちみつ』 2022年8月 記
2022年8月19日 (金)
相国寺瑞春院、午後1時17分。
京都は西陣某所へ納品。いつも通り出町柳駅から相国寺境内を行きますれば、暑い中にも爽やかな気分にさせてもらえる景色がそこここにあって、有り難いことやと合掌…うそ。
な罰当たりこと記してどないすんねんですねすんません。桃色の花きれいなぁと一枚。そうか…これがサルスベリね。幹の質感では理解してたものの花のことはもひとつ知りませんでした。白のヤツも青空に映えて何とも清々しい光景。仕事で京都に縁があること、歳を重ねるにつれて感謝の気持ちが深まります。
(於:京都市上京区) な割に何にも京都のこと知らんし歴史にも疎い…なんやそれ。
※関連記事:
『16時44分、青々の相国寺通り抜けつつあれこれ。』 2017年7月 記
2022年8月18日 (木)
ク´リー`又 クエア・三ッ島
仕事帰りにふと目に入ったずり落ち文字。
ま、よくある光景。どっちかと言うまでもなくもひとつおもろない様に思うも何や妙にじわじわ来るもんがありまして。ドヤ感の薄さがええのかもしれません。
(於:門真市) 色合いとか意匠がどことなく'70年代っぽく見えるからええんかもな。
※関連記事:
『文字かマークか暗号か…』 2019年12月 記
『中華の“華”の字、妙なずり落ち方してる。』 2009年8月 記
2022年8月17日 (水)
巨木の切り株、新たな生命。
吹田市某所で仕事。ちと早く着いて千里南公園でひと息。大雨の後とあって森がしっとりええ感じやと歩いてますればこんな切り株に新たな生命が。
かなりの大木であったであろうその後にうまいこと宿ってからに。葉っぱの形状からするとこれは“クヌギ”でしょうか、はっきりとは解りませんけど。“土台”に負けんくらいに立派に育って欲しいもんです。
仕事先で耳にしました話ではこの公園の木々も2018年の台風21号でえらいことになったとこのこと。きっとこの切り株もその時にできたもんなんでしょうなぁ。傷んでも回復する…これも自然治癒力のひとつのかたちなんかもしれません。
※関連記事:
『スギの切り株にブナ宿る』 2021年8月 記
『切り株にスギ根をおろす延暦寺』 2021年7月 記
『切り株にノゲシ宿る』 2021年4月 記
『松の切り株に守られ小松育つ』2019年5月 記
『桜枯れ そこに松の木 蔓が締め』2018年11月 記
『 “切り株から新しい木生えてる”の木、桐やった。』 2017年7月 記
『切り株に、やどり草。2』 2015年11月 記
『切り株に、やどり草。』 2015年2月 記
『切り株から新しい木生えてる』 2015年2月 記
『木の電柱、てっぺんに木。』 2014年7月 記
2022年8月16日 (火)
サンケイ・モータープール
2022年8月15日 (月)
昭和なプラ看板 271 ● National システムキッチン / 給湯システム
これは…ひょっとしたら平成モンかもと思うも、どうやら昭和のものの様です。
赤地に白で堂々“National”、ナショナルのお店にあったカラフルなそれとは違ってずいぶん垢抜けた感じがします。小さく黒で書かれているのは表裏別で“システムキッチン”と“給湯システム”。これは“松下電器産業”のそれではなく“松下電工”のものでしょう。
松下電工のロゴと言えば青地に白で“National 松下電工”とあるものがかつては一般的でしたが、そのブランド戦略が行われたのが1987年とのことで昭和62年。ですのでこの看板はそれ以前のものと考えられますのできれいで垢抜けしつつも昭和モンでしょう。
かつての記事にも記した通り、松下電工は“パナソニック電工”と名を変えたあと2012年にパナソニックに吸収され今に至ります。そうか…もう10年経つんですね。いや、案外“まだ10年”とも思うのですけど。
2022年8月14日 (日)
墓地に公道
何かと所用がいっぱいあって今日しかないでとお墓参り。拝んでいますと急に激雨。ロウソクも線香もびしょ濡れで…はどうでもええんです。いやね、過日歩いた道がこんな感じやったのがちょっと不思議に思ったもんで。
左見ても右見ても墓石の道…まぁ今までにも見たことはあるんですけど、里道という感じの路地が墓地にあるって程度でここまでの感じではなかったもんで。
ちょっと変わった光景ながらその地に溶け込んでなかなかよろしいかと。過去を見ますと大木が何本かあってもっとええ感じです。これも数年前の台風21号のせいでこうなってしもたんでしょうか。仕方ないとは言えやはり残念な感じ…合掌。ちなみに先祖代々のお墓がここにある訳ではありません、念のため。
2022年8月13日 (土)
混根の森
過日枚方市駅近くを探索してますれば小さな森に紛れ込みました。街中にこんな異空間があるんやなぁって感じです。奥には鳥居も見えますので手つかずの森ではないんでしょうけど、木々が好き勝手に生えてる風情が何とも言えん幼少期の夏休みを思い出させます。
根っこ見ますとこんな感じ。いくつもの木が負けじと張り合っている様にも思えますが、それなりに共存してるんやろなぁとも思える図…よろしいなぁ。ま、純粋に造形物としてもかっこよろしいですよ。しかしながこんなええ空間が駅近くにあるとはええですね。
奥の鳥居には“百濟王神社”の扁額。調べますれば同市にある有名な方の“百濟王神社”の分霊とのことでした。詳しくはこちらをご覧ください。
(於:枚方市) 懐かしい気分になったのは上神を彷彿とさせるもんがあるからやろな。
2022年8月12日 (金)
ツヤキン
過日の川崎行きの帰り、新幹線から見える工場が何となくええなぁと思いまして一枚。
特段かっこええ訳でも昔っぽい訳でもないんですが何げに惹かれまして。多分煙突と四角柱の広告塔に昭和なモンを感じたからなんでしょうかね。
その広告塔には“ツヤキン”の文字。ツヤキン…何のことか解らんというのもこれまた謎めいた魅力。下の方の塀には個性的な“Tsuyakin”のローマ字。やっぱり解らんなぁと思いつつ“ツヤキン”の響きからすると艶ツヤの金属ってことでメッキ加工の会社なんやろと勝手に決めました。
で、この記事書こと改めて調べますとツヤキンは“艶金”のことと判明。でやっぱりメッキ屋さんやと思うも…全然ちゃいました。
尾張の綿織物に付随する仕事で樫製の木槌で綿を打って艶出しする工程があり、その業者が“艶屋”と呼ばれていて、ここの創業者の通称名が“金兵衛”だったことに因んだ社名とのこと。ツヤキンは“株式会社艶金”で現在、染色、生地を肌触り良くする加工のほか、縫製品、ニット生地の企画製造販売を手掛けてはります。てな訳で詳しくは艶金さんのHPをご覧ください。ツヤキン…いい響き♪。
2022年8月11日 (木)
名古屋駅前、モニターに富士山。
いつの間にか“山の日”ってできてますやん。しかも公休日扱いですよ…ってもう数年前からあったんですねぇ。まぁ知らなんだですわ。なかなか自由業者には祝日ってのがピンと来んというのもあって…はい、言い訳です。
てな訳ですからここはやっぱり山の写真でいいっときましょ。山と言ったら富士山ですよ。
で「どこに富士山?」、ほれ、発光ダイオードのモニターに堂々聳え立ってます。ですけどもひとつわかりませんね。すいません。
ここはやっぱりこっちかなぁ。“日本を飲み干す夏の図”って感じでよろしいなぁ、しかも涼しげ。“おーいお茶”と言えば有村架純さんかと思えばこのお方は松本穂香さんとか。ま、どうでもよろしいか。
2022年8月10日 (水)
街路樹、トラロープめり込む図。
昨日所用で行った築港。コインPにクルマ止めてふと見るとこんな光景が。ガードレールも看板もエアコン室外機もシュロ縄も取り込む訳ですから、これも当然な図ですわな。
けど何かこれ、他のこんな状況より痛々しく見えますで。普通は取り込む木の圧勝な雰囲気が漂ってますけどこれは幹がそのうちちんぎれるんちゃうかと…まぁそれはないでしょうけども。
とか思ってましたけどこの木、ちょっと離れて見ると顔がありますわ。ほれ、口がトラロープの馬面。幹の出っ張りを鼻と捉えるも葉っぱを花っぽい鼻と捉えるかはどっちもありですな。これもロープのおかげか…
(於:港区) トラロープと言っても色褪せてシマウマロープってところか。
※関連記事:
『街路樹、シュロ縄取り込む図。』 2022年6月 記
『完全に支えてるとも言える“添え木”』 2021年10月 記
『サルスベリの幹にめり込む“さるすべり”』 2021年6月 記
『エアコン室外機、木に取り込まれる。』 2015年11月 記
『苗木の添え木、いつまでいるんやか。』 2013年10月 記
『完全に木と一体化していた看板が…なくなってる。』 2012年5月 記
『完璧に一体化した看板と街路樹!』 2008年6月 記 ほか
2022年8月 9日 (火)
“パンク修理”装い、実態“駐車禁止”。
渋いパンク修理処でっせ。
さすがは旧街道(長尾街道)沿いです。草鞋やら下駄に始まり脚絆の補修なんかを手掛けて今に至るってとこでしょうか…なんてね。
まぁこれは“パンク修理受け入れまっせ”な看板ながら実態は“駐車せんとってや”とここに置いてはるんでしょうとストリートビューで過去に行きますれば…やっぱり。2010年の画像にはこの看板の上に“出入口の為駐停車を禁ず”と貼ってあります。「そらそうやわなぁ」と納得するも何か残念な気もして。“パンク修理”を謳いつつ実態は「駐車すんな」の方がスマートですもんね。“ニュアンスを感じ取る”っていう関係性が成り立つ社会がいいなぁと思うわけです。8月9日は“パンクの日”にして“パークの日”。
(於:松原市) ブリヂストンのBSマークが懐かしいなぁ。
2022年8月 8日 (月)
アメリカの風薬…
過日行った川崎。翌日スマホの地図見れば多摩川の向こうに“雑色”なる京急の駅があるのが気になってさくっと行ってみることに。その途中こんな琺瑯看板のある光景に出会いました。
雨上がりの湿度も手伝ってかいかにもにその場に馴染んだ雰囲気を漂わせています。が、よく見れば止めてある木ネジのアタマがプラス(+)ですから意外と近年ここに付けられた様なのかもしれません。
大きい方には堂々“セカイチヨー靴”。大阪発祥の会社がこの地でも頑張ってるなぁと思うとちょっとだけ嬉しい気分になるってもんです。ま、それより小さい方の看板、初めて見ましたけどあれこれ気になるヤツです。
商品名が“グン”。これも充分に変わってますけどそれの説明に“アメリカの”ってのがシビレますよね。「何が“アメリカの”や」ながら欧米製を謳うと値打ちが上がった時代があったんやなぁと思うと昭和もほんま遠い日々ですわ。で、改めて看板見ますとその後に記されているのが“風薬”。台風やら強風に効くクスリなんでしょうか…なんてね。
調べますれば“船倉製薬”は現存する奈良の会社で“グントップB”なるかぜ薬を出してはります。こっちも関西企業のそれですょ。
で、ここ。帰宅後ストリートビューで調べますとここの琺瑯看板、かつてはなかった様で2020年の画像から確認できます。やっぱりなぁと思うも馴染んでますのでええ光景。東京の地でええ味わい放つ関西企業を誇らしく思うのでありました…って気分を誇張しすぎ。すんません。
2022年8月 7日 (日)
せり出す松一本
道にせり出す松一本。「この堂々さは何や?」と近づきますれば根元に祠。なるほど。
“御神木”ではない様ですがこの松、百丸稲荷大明神の松です。そらぁ邪魔やと簡単には伐れません。幹に吊られるは空っぽの巨大焼酎PETボトル。注意喚起の為のものでしょうけどその何ともそこらへんにあるモンを使ってるところが妙によろしいですなぁ。“猫の首に鈴”よろしく“松の幹に空PET”…大切に崇められている様で…庶民的。小さな神社もよろしいなぁ。
(於:境地市左京区) あれとは随分扱い違うなぁ…既に伐られたみたいやし。
※関連記事:
『“御神木、未満。”と不意に2度目の遭遇。』 2012年3月 記
『御神木、未満。』 2008年7月 記
2022年8月 6日 (土)
濡れ燕
高安山麓で茶の湯の稽古してますと超激しい雨。ほんま近年の雨はえげつない降り方ですわ。
帰る頃にはうまいこと雨も上がってコインPまで歩いてますと高校生らしきにぃちゃんがロープ向いてスマホかざして「何かいな」とその先見ますとそこには鳥っぽいオブジェ。「コレクションを街のあちこちに置いて撮ってるやなぁ」とスルーして駐車の清算済ませて戻るとどこからか「チュンチュン」。そうか…“鳥のオブジェ”や思ってたのはスズメやったんです…ってほんまはツバメ。現場ではそれが「スズメかなぁ?」と認識するもどうも違う気がして調べるとこいつ、どうやら幼いツバメやったみたいです。
クルマの下のストッパーが再度上がらんかなぁと不安ながら気になりまず一枚。どこにいるかわかりますかね。ちょうど自転車がええ感じに写ったのでまずはこれ。
ゆっくり近寄りますがこの鳥、ぜんぜん飛び去る様子を見せずずっとそこに佇んでいます。
よく見るまでもなくこいつ、気の毒なことにしっとり“濡れ燕”。ま、正しくは“濡れ鼠状態の燕”ですかね。さっきまでの超激雨にすっかりやられてしもたんでしょう。そうか…鳥の羽根って撥水性やと思ってましたけど、度を越すとこんな風になってしまうんですねぇ。
そのうち乾いて飛び立っていく…と思いたいところですけどネコにやられたり、低体温状態で具合悪なってしまうんちゃうかと気にはなりましたが再度駐車料金払う気にもなれずそのままさいなら。あんまり悪い展開は考えんとこっと。
2022年8月 5日 (金)
昭和なプラ看板 270 ● Nikon メガネレンズ
メガネ屋さんの軒下にNikonの看板ひとつ。白黒バージョンとは珍しいなぁと近寄り裏見れば、黄色もあって普通のそれ。
時折見かける看板ですから、平成モンかもしれません。とは言え“メガネレンズ”のフォントに時代を感じます。
ニコンと言えばキヤノンって風についついカメラメーカーとしての認識が強いですけど、そうそう元々“日本光学”ですからレンズ屋さんですもんね。当たり前すぎる看板とも言えますがメガネレンズも海外製品の安売り攻勢を受けて大変なのかもですなぁ。
ともあれメーカーもんのそれはニコン!と思うも調べますと、メガネレンズの世界市場占有率では4強入りを果たせない様子。ちなみに同じ日本のメーカーでもHOYAは世界シェア2位とか。カメラがもひとつ元気ないこと思うとちょっとさみしい現状の様にも思えます。ええ会社なんちゃうかと感じたことが何度かあったこと思うと応援しよ…でもキヤノン使いでメガネも老眼鏡ひとつだけのモンにはなかなかチカラになれませんで。はぁ。
2022年8月 4日 (木)
民家にショーウィンドウ、タイル壁に蛇口3つ。
出町柳駅から歩いて納品…あ、昨日の話。鴨川デルタ眺めつつ川を渡って出町枡形商店街へと信号待ちしてますと先に…え?ちょっと変わったショーウィンドウが見えるやないですか。
ほれっ。どことなくお風呂屋さんをイメージする様なタイルの壁がガラスの向こうに見えますわ。
近寄り見ますればそこには蛇口が3つほか施工途中な水道管4つ。オブジェにションベン小僧やらミニチュアの便器なんかもあって…妙な感じ。そんな空間でうちわが夏を演出してますわ。
「そうか…ここは水道屋さんなんやろなぁ」と改めて見るも、その様な看板も表札も見当たりません。何なんでしょ。
何年も前からここらを歩いてますけど、こんなんあったかぁ?って感じ。知らんなぁとストリートビューで過去に行きますと…10数年前から基本マンマ。何で気づかなんだんかなぁ。「どやっ、変わってまっしゃろ」全開やない奥ゆかしい京都らしさってもんなんかもしれません。ま、こじつけてますけど。
※関連記事:
『蛇口屋ショーウインドウwith便器』 2020年3月 記
『蛇口屋ショーウインドウ』 2020年2月 記
『ショーウインドウに蛇口や洗面ボウル何十年』 2018年12月 記
2022年8月 3日 (水)
山国ぶどう園の百花はちみつ
知り合いが近年はちみつを手掛けてることを知り過日、分けてもらいに行きました。
そこは柏原は山手の堅下地区。昔よりぶどう栽培の盛んなところ。その農地に巣箱を置いて採蜜しているということです。「(山にある)“柏原ぶどう”の看板のあたりやから近くに来たら電話ちょうだい」。その看板、遠くから見えてるので「もうすぐそこや」と歩きますが何のなんの。デカイ看板はかなり遠くの高台にありました。
荒い目の“蚊帳”みたいなもんの中に巣箱が置いてあり、セイヨウミツバチが出たり入ったり。“蚊帳の中”の理由は「天敵のスズメバチが入ってこられへん様にしてる」とのことでした。
“ぶどう園”のはちみつですけど、ぶどうの花の蜜を集めている訳ではありません。この農園、除草剤を使わない農法を実践してはるとか。「草をもって草を制する」ということでしょうか、防草効果の高いヘアリーベッチという植物のタネを農園に蒔いて生やすと他の雑草が生えず、また害虫の発生も抑えられるとかでここのはちみつは、そのヘアリーベッチの花の蜜が中心になっている様です。
「農薬使いたないからヘアリーベッチを蒔いてみた、花が咲いたからミツバチの巣箱を置いてみた」みたいなことを言ってはりました。物事をシンプルに捉え、即実行に移す…まぁ我がとは真逆のお方やこと。いいなぁ聞いていて気持ちがよろしいです。
翌朝パンに、氏から頂いたブラックベリーにのせて食べてみました。その味は…おいしいわー。いや、そらぁ美味しいに決まってるんですけどどう表現してええのか。ありきたりな言い方ですけど、キレイな曇りのない素直な味わいやなぁって感じ。クセのあるはちみつが苦手なうちのひとも同じ様なことを言って大変満足してました。
つまりですね、この山国ぶどう園の山本さんの性分がはちみつに表れてるんやなぁ…って思わせる味わいなんですよ。
そらね、ミツバチが花から蜜吸って巣箱に持ち帰ってる訳ですから、誰がそこに巣箱置いても同じ品質になるでしょうよ、理屈としては。ですけど、やっぱりちゃうと思うんですよね。ほれ、お酒でもお米を原料として「“麹と酵母”が造るんであって人が造るんやありません」みたいなこと言わはる酒造家なり杜氏さんがいてはりますけど、それと同じ様なことが養蜂家にも言えるんちゃうんかなと。ミツバチにストレスを感じさせずのびのびと蜜を集めてもらう…氏を深く知ってる訳ではありませんけど、昔より真っ直ぐな表裏のない“男前”。そんな気質とか人柄がちゃんとはちみつにも出てるなぁと思た訳です。
副業的に始めはったであろうはちみつの味でこの感動ですから…“ぶどう”にも期待がかかるってもんです。お盆明けあたりからええのできると言ってはりました。楽しみたのしみ。9月になったら“ぶどう狩り”にも寄せてもらおっと。
一生懸命家業に向き合ってはるその姿がなんや楽しそうで清々しい気分に。自分もそうありたいと思うもこれ完全なるないもんねだり。素直さとは無縁の生活を半世紀以上送ったモンにはできんことやなぁと心底思ったのでした。人間性ってのは生まれ持ったもんなんか育ちの中で出来上がっていくのか…何かそんなこと考えさせられましたわ。同じ“山本”でもえらい違いやことで。山本さん、おおきにごちそうさん。
名称:はちみつ(百花蜜) 原材料名:はちみつ(国産) 製造者:山国ぶどう園 大阪府柏原市太平寺2-8-15
2022年8月 2日 (火)
2022年8月 1日 (月)
8月は夏バテ気味?…って毎月のとあんまり変わらん様に思いますけどね。
さっさと梅雨明けしたかと思えばぐずぐず天気続いてもやっとしてるうちに夏になってたって感じ。気がつけばもう8月でっせ。
7月のカレンダー引きちぎりますれば…あっ、もう挿絵描いてますやんか。珍しいこともあるもんやその絵を愛でよとするも…スイカ以外は何やこら?な感じ。
右の絵は、貼られた紙の上に。まぁタンポポやなくてヒマワリやろなぁって感じ。で、めくって下の絵見ますと、輪郭とか黒ペン使いすぎてキツイ感じの花が。強いて言えば“キク”っぽいとも言えますがまぁ紙貼って描き直して正解な感じです。
で、解らんのが左の2色半(正式には3色)の絵。さっぱりわかりません。で「これは何なん?」に「アジサイ」とお子。「えっ、アジサイは6月やろ?」に「…ちょっと待って…う〜ん、それ、アサガオやったわ」。
説明聞いてもわからんまま。うちのひとは「ヒラヒラの付いた服で踊ってはるダンサーちゃうん」と。これもしばらくわからんなぁ思うも…!確かにそんな感じ。本人は「みどりの部分が葉っぱでそれ以外は“花”」やと主張しますが…やっぱりわかりませんで。
てなわけで8月もやっつけでんな。そんな絵(?)でもあったほうがえぇ…てなもんです。
サラメシの“ランチの絵を描くコーナー”もまぁええ勝負やいう現実思たら全然これでええねんけどね。
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