“ナショナル従業員様証明販売取扱店”
ナショナル自転車のお店から少し先に行きますと、今度はこんな“ナショナル”が。
桃色ベースの琺瑯看板に“ナショナル従業員様証明販売取扱店”の文字。“ナショナル”はともかくそれ以下の一字一字が何と味わいのある漢字なんでしょ。特に“従”の字。何か妙に笑ってるんですよね。いいなぁ楽しく働くナショナルの職場…って感じ。
やたら漢字の多いこの文言ですけどこれ、いったいどういうことを謳ってるんでしょうかね。このお店で「わたしナショナルのモンですねん」と社員証でも提示したら従業員価格でナショナル製品が買えるとか、給料から差し引かれるかたちで精算できるとかそういうことなんでしょうかね。ちょっと調べてみましたがはっきりとはわかりませんでした。元ナショナルもしくは現パナソニックのお方ご存知ないですか?
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コメント
これ「レタリング」っていう手書きの職人?芸術家の仕事ちゃいますか。ネタから離れてすんません。
昔はただの活字の拡大だけでなく、書体や画数、シルエットによって大きめ小さめ、上下、右寄り左寄り等配列バランス微調整して藝術的作品有り。文字のみにも関わらず訴える迫力看板たくさんありましたけど(逆に修行中?デッサン狂ってて微笑ましいのもあり)文字看板鑑賞してました。その頃、写真までは思いつかんかったなあ。龍造さん偉大。
最近は巨大なシールを皺なく貼る技術に取って変わりフリーハンドの達人様はお眼にぶら下がることはのうなりましたな。
投稿: mojo | 2022年7月20日 (水) 22時07分
●mojoさま
いやいやホンマ、そういうことですね。
学生時分、展覧会の案内状をつくることになって、当時はパソコンもなく写植も印刷も高かったので自前で写真と印画紙を使って作ることにしたんですが、その時の字がまさにそれでした。
ふたりでやったその相方のお父上が、マッチ箱の意匠家やったみたいでひと文字ひと文字丁寧に書いてくれはったんです。
その頃もそれなりに感動しましたけど、今となっては何と贅沢なことやったんやなぁと思います。
もっと感謝の気持ちを伝えなあかなんだと悔いるももう亡くなられたそうです。ちなみにその技を連れは引くつぐこともなくサラリーマンになりました。
パソコンで簡単にさまざまなフォントが出せる時代はほんと有り難いこと。ですが無くなっていく技もその影にあるんですよね。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2022年7月21日 (木) 09時46分
👏ほんまぁにそれが肝。ありゃあたぁあっした。
投稿: mojo | 2022年7月22日 (金) 23時36分