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2022年7月

2022年7月31日 (日)

ナミイタとモルタルの隙間から笹の葉が

 色褪せたナミイタがええ味だしてる建物の上の方から顔を出す笹。
Sasasa1 Sasasa2 Sasasa3  この壁面のアクセントとしてええ仕事してますなぁ。ナミイタの裏側を伝ってここから顔を出してるということやと思うもその下には笹はなく、どういうことやと引いて見ると少し離れたところに笹藪がありました。
 当然の如くその藪の上にも小さいながらも同様の事象が表れております。と言うことはこのナミイタの向こうにも二次元の笹藪が展開されているってことなんでしょう。ホンマ竹や笹の繁殖力は強力。タタミ持ち上がってきて何やろなと思っていたら竹が生えてきたって話も聞いたことがあります。そんな状況を危惧して実家の笹をトコトン根っこごと処分した父がその後しばらく熱が出て体調を崩したこともありました…って以前にも記した気もしますが。
 ま、桐や南天、シュロとか何せ繁殖力旺盛な植物はなかなか手なづけるのは大変やってことですわ。
 思えば七夕のネタでしたなぁ。ま、なんとかまだ7月ってことでよしとしときましょ。

(於:守口市) オーシャンブルーこそ要注意植物や。

※関連記事:
庇の瓦屋根から笹が生えてる』 2021年4月 記
鉄パイプの中、驚きの速さで生長の草。』 2020年6月 記
ミラーの支柱、てっぺんから笹。』 2016年8月 記
立体看板のてっぺんでツタ茂る』 2014年6月 記
塩ビの筒から笹がツンツンボサ頭。』 2012年7月 記

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2022年7月30日 (土)

網戸の向こう、ネズミ色の新顔。

 所用を終えて帰宅して、机に向かうと外で物音がガサっ。窓越しに外を見ますと塀の上にネコが一匹。
Nezumineko  おっ、これは新顔か初めて出会ったネコ…って目の前に姿を現したのが初めてなだけでしょうけど。
 あまりに逃げる気配がないのでカメラ用意して…まだそこに佇んでからに何ともえぇ感じやわと一枚二枚。怯えることなくこっち向きつつ時折あっち向いたり。その凛としたさまがいつものお気に入りシロクロとはまた違った魅力を放ってます。頭が小さくて細面の雰囲気ある毛並みきれいなネズミ色。高級な洋ネコの血が少し流れているんでしょうなぁ…って知りませんけど。
 このねずみネコ以外にも最近は子ネコやら子イタチやらが窓の向こうを行ったり来たり。可愛いわぁ癒されるわぁ…って、そのせいでしょう、ノミに噛まれたみたいであちこち何となく痒いかゆい。なんぎやなぁ。

(於:中央区) あいつが“シロクロ”ならこいつは“ネズミ”…何かちゃいますかね。

※関連記事:
シロクロ、屋根の上。』 2022年5月 記
外でガサゴソ、見上げればそこに“シロクロ”。』 2021年6月 記

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2022年7月29日 (金)

古川は古川橋変電所あたり、午後2時2分。

 守口市某所で昼イチサクッと仕事して…さ、今日も歩こか激暑やけれど。
2207291402  古川に沿う様に地下鉄は門真南駅まで歩く道すがら、予報では天気崩れると言われたもののいかにも“夏”な感じがする光景が目の前にあるやんと一枚。雲と高圧線の鉄塔がええ仕事してくれてます。
 ここら辺はいつ歩いても電線まみれで電磁波強そう…てなこと思うもそれがどうアカンのかもひとつわからんなぁと調べますれば睡眠障害に頭痛めまい疲れに吐き気とあります。そうか、今日はかなりヘトヘトで家まで徒歩って訳にいかなんだのは電磁波のせいやったんですなぁ…なんてね。思想信条いろいろお持ちでしょうけど今日のところはコメントなしってことでよろしくお願いしますね。

(於:門真市) 門真南駅前からはバスで帰路に。一回乗り継ぎで家まで1時間半…ヒマ人でんな。

※関連記事:
電線鋼材、縦横無尽。』 2017年6月 記

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2022年7月28日 (木)

カイヅカイブキ、笠松文様風。

 ブロック塀の向こう、いっぱいいっぱいのカイヅカイブキ
Matsuppoi  引いて見るとこんな感じ。伊吹でありながら笠松文様っぽく、また稜線の様でよろしいなぁ。
 きっと昔よりこういうカタチにと剪定してきはった結果なんでしょうなぁとストリートビューで見ますと、否々。近年のものは炎のごとく葉がボワボワに茂ってます。
 てなわけでこれ、きっと路上にはみ出ん様に剪定するとこうなったってことなんかもしれません。しかしまぁカイヅカイブキは人間の意のままどないにでもなる優しい存在なんですね。ま、その分のストレスは杉葉となってトゲトゲしい態度をするんでしょう。きっと。

(於:兵庫県川西市) カイヅカイブキのトゲトゲだけで記事にしてたなかつて。

※ 関連記事:
生垣、真一文字。』 2019年8月 記

※カイヅカイブキ関連の記事はここからどうぞ。

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2022年7月27日 (水)

昭和なプラ看板 269 ● 日立ツール

 色褪せるも青に朱色の日立マークが冴えわたってええ感じ。やっぱり日立グループはこのマークあってナンボのもんですょ。通天閣からこのマークが消えて、やっぱり締まりが悪いと感じるのは私だけではないでしょう。
Ht1 Ht2  この看板は何度となく見てましたが、改めて日立って工具も手掛けてるんやなぁと知った次第…とは言うものの“日立ツール”という名の会社は既になく2015年、三菱マテリアルの資本が入り“三菱日立ツール”となり2020年、日立金属が手を引きMOLDINOと社名を変え三菱マテリアルの子会社となり今に至っているそうです。MOLDINO…どっかの外国製やろって感じですが、Mold&Die+Innovationからの造語とか。まぁそう言われてもよぉわからんのですけど。
 元を辿れば関西企業。1933年に大阪市で創業した日本工具製作所が始まり。その後、様々な会社を吸収合併し1987年に東京へ本社移転したそうで…ま、様々な業界と同じ様な歴史を歩んではるってことですね。

(於:東大阪市) 日立グループ、スリム化次々と打ち出してるな。

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2022年7月26日 (火)

業界団体の会館 123 ◆ 信用組合会館

 先の川崎旅の帰りしな、名古屋駅で新幹線の窓の向こうに業界団体の会館発見。
Skk  まだ速度が出てませんでしたので何とか一枚撮れました。そこにあるのは“信用組合会館”の文字。随分前に大阪で見たそれと同じ名前です。
 調べますればここは全国信用協同組合連合会名古屋支店東海信用組合協会などが事務所を構える会館の様です。
 で、ストリートビューでここを見ますと最近手前のビルが解体されて全景が見える様になった様子。で、以前ここに何があったのかと調べますと某有名予備校のビル。それはまぁそうですかって話なんですけど、その校舎が竣工からわずか9年で解体されたそうです。ビルの寿命が10年未満…そうでっかって感じ。少子化進む昨今でも儲けてはるねんなぁと…ま、どうでもよろしいですね。

(於:愛知県名古屋市中村区) まぁ一等地やと用途に合わんかったらこんなもんか。

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2022年7月25日 (月)

ど根性松葉牡丹

 午前中にサクッと守口市某所で仕事。暑いなぁと思うもいつもの調子で「歩いて帰ったろ」。途中スマホ鳴ってマンションの隅のイスっぽいもんに腰掛けて話ししつつ足元見ますれば、コンクリの地面で植物が花咲かせてますわ。
Mb1Mb2  これは何やいなとハナノナで調べますればマツバボタンってもんみたいですね。そうか、ど根性松葉牡丹…“ど根性”には漢字の方が似合う気がしますがどうでしょ…あ、どうでもよろしいか。
Mb3 電話も終わって改めてまわり見ますと、歩道脇にマツバボタンが植えられています。これは根っこが繋がっていて他の場所にも分家を増やそとしている状態なのかと思いましたが、タネが非常に細いということですから、ブロックの隙間にうまいことタネが挟まってこうなっているってことかもしれません。しかしまぁこんな水分少なそうな場所でよく生きてるもんです。南アメリカ原産…やっぱりなぁって感じ。

(於:城東区) “松葉牡丹”はマツバボタンでごっつ響きは和風やのにな。

 ※関連記事:
ど根性ユッカ』 2019年3月 記
ど根性いちご』 2017年5月 記
ど根性葉ボタン』 2016年8月 記
河内のど根性樹木。』 2011年4月 記 ほか

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2022年7月24日 (日)

草むらから声かける明治牛乳坊や

 一昨日歩いた枚方市は中振あたり。農地とも荒地ともつかん一角から何や視線を感じるなぁと思いますれば、そこに懐かしい連れが。
Meinyu1 Meinyu2 ってまぁ話つくってますけど懐かしいには違いありませんよね。片手に牛乳瓶持って…有名どころの牛乳のキャラクターですよこのお子は。隠れて見えにくいもののそこにあるのは“明治牛乳”の文字。あぁそうでしたわ。
 元々店頭に置いてあった冷蔵庫ですねこれは。どういう経緯でここに置かれたのか知る由もないですけど、意外と夏の草むらにマッチしている気がします…って勝手に幼少期にタイムスリップして思い出多き夏休みとリンクさせているだけでしょうけどもね。
 で、これ。「ん?前にもアホげで見たかも」。明治アイスクリームの冷凍庫にあった坊やと同じやないか?と過去記事見ますれば…ちょっと違いますよ。ニュアンスは限りなくいっしょながら髪型が別モン。ま、これくらいの違いやったら双子ってこともありでしょうか。
 で、もうちょっと調べていましたらこの髪型、明治パイゲンCの図案のそれと同じやないでしょうか。これはたまたまとは思えませんね。ほか、もっとニュアンスの違う明治坊やもあったのでそちらもぜひ見てみてください。

Tamamushi で、話コロッと変わりますけどこのほん近くで飛んでいる玉虫に遭遇しましたので報告しときます。不意に目の前から飛んできて「うわっ、太いハチやっ」と刺激せん様にそぉーっと逃げたんですけどよく見れば羽根が玉虫色でびっくり。そらまぁ羽根がある昆虫ですから飛んでても何ら不思議はないんですけど初めて見ましたわ。もちろんチカラ不足ですから写真に収めることはできませんでした。てなわけでつい先日、西成区で見かけた玉虫の死骸を載せておきますのでこれでご勘弁願います。あんまり見かけんだけで大阪市内にもいるんですね。知りませんでした。

(於:枚方市、西成区) 何かまるで汚いモン手で摘んでるみたいでっせ坊やの手。

※関連記事:
明治アイスクリームの冷凍庫』 2020年5月 記
森永アイスクリームの冷凍庫 2』 2018年8月 記
森永アイスクリームの冷凍庫』 2014年6月 記

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2022年7月23日 (土)

西大橋、午後6時28分。

 所用を終えて長堀通を東へ。信号待ちに見る空に浮かぶ雲が大きいなぁと窓開けて一枚。
2207231828  入道雲ではないけども、何かようやく夏が来たんちゃうって感じ。雨の日続きももう終わりか…あの“梅雨明け宣言”は何やったんでしょ。

(於:西区) 6時半にしては明るて嬉しいけど、これからどんどんはよ暗なるんやなぁ。

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2022年7月22日 (金)

古看板でできた納屋、錆びた屋根の上に秋ひとつ。

 枚方市某所で仕事のあと、いつも通りちょっと歩こと京阪は香里園駅までと思いましたらあんた、こないに勾配きつかったんかとちとバテ気味。道中ほとんどが新興住宅地でもひとつやなぁと思うもところどころにええ景色あって、こんなもんもありました。
Kanbankoya1 Kanbankoya2  大きなブリキ看板でできた納屋…納屋と言うのが適切なのか否かはわかりませんがちょっとおもろいなぁと近づきますれば…ナミイタの屋根にイガ付きの栗がひとつ転がってます。「…えぇ、もう秋やん」。梅雨が延長したかの様なこの気候においてはやくも秋が忍び寄ってきているこの事実。そうなんんですね。そう言えば先日和歌山は桃山町の草むらから秋虫の声が盛んに聞かれたましたしね。
Kanbankoya3

 念のためとストリートビューで見ますと、2009年の7月の図がありましてそこには、もっと多くのイガが写っています。今まで知らんかっただけでこれが普通なのかと。やっぱり知らんことばっかりやと改めて思ったのでした。

(於:枚方市) 錆びたナミイタと相まって、余計しんみりする。

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2022年7月21日 (木)

やや錆び気味の小屋の錆びた看板うっすらモッピー

 農家の納屋に錆びサビのブリキ看板。
Moppy4 Moppy5  サビ看板には“OSAKA'97”そして“なみはや国体”。下に見えるは岸田さん。並んで見ると平成も遠くになりにけりって感じがします。
 で、この看板の真ん中に描かれているのは…「もずやん!」×。正解◯は「モッピー」。アホげ二度目の登場です。
 ま、モッピーもずやんの諸々は過去記事をお読み頂くとして、ブリキ看板ってのは四半世紀でこないに錆びサビになるとはって感じ。念のためとストリートビューで過去に行きますと、2009年の時点ではまだ塗料の色も判別できるほどに原形が保たれています。そうか…ひと回りとふた回りではこないに差があるのか。そらそうですな。人間やったら12歳差は兄弟の場合があっても半世紀差は…親子やもんね。なるほど納得…って、ちょっと例えが変でしたか。

(於:八尾市) 当時は“ノック知事”やったんやって…

※関連記事:
もずやん? 否々モッピー、錆まみれ。』 2018年7月 記

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2022年7月20日 (水)

関電の注意喚起看板、昔風情。

 西宮市某所で仕事。行きは東海道線は甲子園口、帰りは少し遠いけど阪神電車で…って思いのほか阪神は遠くでした。
Onegai2 Onegai1  たくさん歩いた割にもひとつこころに響くもんがないのは、やはりここらもあの大震災でえらい目にあったからなんやろかなぁと思いつつ歩いてますれば、電柱にこんな看板がひとつ。
 全体的に雰囲気あるわと近づいてみたんですがこれ、古い看板あるある(?)で肝心なところの文字が消えてしもてます。どんな文言がそこに記されていたのかきっとその筋の人にしかわからん用語が書いてあったんやろとしかわかりません。
 ま、そんなことよりやっぱり手書きってのがええなと思わせるんでしょう。特に関西電力の“”が草書(?)というんでしょうか“”が“”になってるところがええんですよね。
 カッティングシートの普及で知らんうちにきょうびの看板はすっかり図案も文字も貼って仕上げたもんばっかりになってしまいました。ま、そんな看板が劣化してヒビヒビのパリパリになってる図もそれなりに味わいあると言えますけどこういうのを見ますとやっぱりこっちがよろしいかと。看板屋さんの腕が落ちんこと心より願わずにはおれません…って余計なお世話でしょうな。

(於:兵庫県西宮市) 消えた文字部分、各自何か思い浮かべて勝手に楽しんでくださいな。

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2022年7月19日 (火)

琺瑯タンクの余生 65 ● 和歌山県紀の川市穴伏

Horo65a Horo65b 先の第64号を撮ろうとクルマを停めたその横にも琺瑯タンクがありました。
 味わいある木造建屋の隅にひとつ。パイプで建屋と繋がっています。まわりを見渡せばビニールハウスや収穫物を入れるカゴなどがありますが農業用としての余生を過ごしているのかどうなのかはもひとつわかりませんでした。
 ストリートビューで過去を見ますと2019年の画像ではこの横にも一本タンクが映っています。長年ふたつ並んで余生を過ごしていたんやろなぁと思うとちょっとしんみりします。ま、琺瑯タンクも人間も一緒やってことかと思うとなおのことさみしいなります。

(於:和歌山県紀の川市) 雑然とした環境が何とも言えん味わいを醸し出しとるなぁ。

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2022年7月18日 (月)

木造建屋にセミの抜け殻であれこれ

 どぉってことない夏の光景。
Nukegara1 Nukegara2  ですけどこんな木造建屋にくっ付いてると、たまらん小学生時分の夏休みにこころが引き戻されますよ。
 ほんま気がつけばこういう景色は少なくなりました。耐震も大事なことながら、ほっこりさせてくれる昔ながらな構造物も街の景観を豊かにしてるという点で大事なことの様に思います。
 けどまぁ正味の話、耐震補強して維持するより建て替えた方が安上がりで安全なんやろなぁと思うと…ね。かと言って自治体とかが保存するってもんでもないわけで。立派な神社仏閣以外そらぁ残りませんわなぁ…なかなか。

(於:松原市) 平成令和モンにはこういう景色も懐かしないんやろか?

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2022年7月17日 (日)

昭和なプラ看板 268 ● 三菱電機ストア

 昨日の記事(“ナショナル従業員様証明販売取扱店”)があったのは…三菱電機ストアでした。
3bds1 3bds2  ま、引いて見ますと手前に“ナショナル店会”のプラ看板も見えますのでそこまで「何ですのん?」な感じもしませんけど。
 で、“三菱電機ストア”。そらまぁあるんやろなぁとは思いますけど、ナショナルはもちろん、東芝、日立にサンヨー、シャープのそれは見かけても三菱のは…あんまり馴染みないんですけど、皆様いかがでしょうか。まぁどこの家電メーカーも今では自社製品だけでの対応は難しいかと思いますが、三菱の場合もかなりの比率で他社製品に頼って運営されている様です。
 何度か記したかと思いますけど、個人的にはもう金輪際三菱電機の製品は買わんと決めています…と記しておきながら安さに負けて単三のアルカリ乾電池数年前に買ってしまいましたけど。

(於:河内長野市) 二度三度「何やねん」な対応されると自動車も銀行も相手にしとなくなる…ってクレーマーなん?

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2022年7月16日 (土)

“ナショナル従業員様証明販売取扱店”

 ナショナル自転車のお店から少し先に行きますと、今度はこんな“ナショナル”が。
Ora1 Ora2  桃色ベースの琺瑯看板に“ナショナル従業員様証明販売取扱店”の文字。“ナショナル”はともかくそれ以下の一字一字が何と味わいのある漢字なんでしょ。特に“”の字。何か妙に笑ってるんですよね。いいなぁ楽しく働くナショナルの職場…って感じ。
 やたら漢字の多いこの文言ですけどこれ、いったいどういうことを謳ってるんでしょうかね。このお店で「わたしナショナルのモンですねん」と社員証でも提示したら従業員価格でナショナル製品が買えるとか、給料から差し引かれるかたちで精算できるとかそういうことなんでしょうかね。ちょっと調べてみましたがはっきりとはわかりませんでした。元ナショナルもしくは現パナソニックのお方ご存知ないですか?

(於:河内長野市) ○に⚡︎のマークにある“ORA”も何の略かわかりませんで。

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2022年7月15日 (金)

商店街で現役、ナショナル自転車の店。

 河内長野市某所で仕事。南海?いや、やっぱり近鉄の方が馴染みあるわと後者で現場入り。少し早よ着いて街を行きますれば商店街の入口にいかにもナショナルな自転車やさんが。
Nsg1 Nsg2  アーケードに守られて状態よく残っています。しかも今も商いされている店舗ですからなおのことよいですね。少し色褪せるも“”を図案化したナショナルマークの堂々さが時代を感じさせます。
 このお店だけではなく商店街自体…いや、この街そのものが懐かしくてほっこりする感じ。あんまり今日的にならんとこのままであってほしいなぁと思うのは、他所モンの勝手な願いってもんですね。すいませんん。

(於:河内長野市) ”マークの下の看板はガラス製…かなりの年代モンか。

※関連記事:
ナショナル自転車の店』 2016年12月 記

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2022年7月14日 (木)

1205号室のベッドから天井の隅眺めつつ

 先の川崎でのライブの前後は駅前のホテルで。ぷらっとこだま+在来線で4時間、ベッドで横になりますれば、部屋の一角が妙にええ感じやなぁと一枚。
Hmpk1205  陰影だけの世界。色は全てが白のはずながらこう見える…当たり前ながら「そうなんや」と。思えば学生時分、ただの白い箱とか石膏像を描くてな課題がありましたけど、この状況を言ってたんやなぁとしみじみ。今も昔も…絵を描くのは苦手。何で苦手なんか? それはきっと「ええカッコしい」やからなんでしょう。そういう自分はホンマに嫌です。
 ライブ会場に移動するまでのひととき、この部屋の天井の片隅を眺めつつ「何となくプリズムってこんな感じやなぁ」。まぁ色を思い浮かべる楽曲もあるにはあるんですけどその渋さが…こんな感じ。まぁあくまで個人の感想ですけども。

(於:神奈川県川崎市川崎区) ヘタっちな絵でもさりげなく描ける“自由”がほしいわ。

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2022年7月13日 (水)

上六から北を眺める午後7時40分、あと雑感。

 疫病の感染者数再び増加する中、大阪いらっしゃいキャンペーン2022が終わるってことで今のうちにと近場で一泊。
 そこは近鉄は大阪上本町駅の上。表題にある“上六”も何やすっかり死語になってしもた感がありますなぁ。そんな状況ですからなおのこと「上六」って言いたなりますんやが。
2207131940  窓から見える景色はこんな感じ。何というか“いち地方都市”って風情です。昨日過ごした川崎は、ごっつい都会やなぁと思ったのでなおのことそう感じたのかも。話それますけど“川崎”って東京と横浜に挟まれたこぢんまりした都市なんやろと勝手に想像していましたら否々。天王寺/阿倍野なんかより全然都会でしたわ。やっぱり“東京圏”は別格の大都会ってことですね。
 で、上六のここ。やっぱり近鉄やわぁと思うことあって何とも言えん気分になったりやっぱりええわとほっこりさせたれたり。前者は部屋に備えられた飲み物やスナック菓子はすべて飲食できるというサービスで、その中に業務スーパーなんかでよく見かける缶ジュースが置いてあったこと。何かごっつ現実以上に現実に引き戻された気分になりました。
 で、後者はチェックアウト時に交わしたフロントのおねえさんとの会話のニュアンス。「駐車券はお渡ししてましたか?」と訊かれたので「桃色のヤツですか?」と訊き直すとおねえさん「「はいっ、桃色のヤツですっ」。これがね「ピンク色の券でございます」と返されたらもう全然通わんのですよね。“お客様の言葉を尊重する”という姿勢でそう言わはったんでしょうけど何とも言えんそこに可愛らしさを感じましたわ。
 てなわけでやっぱり自分は近鉄沿線で生まれ育ったんやなぁと実感。キャンペーンのお陰で極めてプチながら、地元のことを違った目線で体験することができました。

(於:天王寺区) “シェラトン”のことつい最近まで“シェトラン”やと思っとったお子…

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2022年7月12日 (火)

PRISM Presents “和田アキラ追悼コンサート”へ

 『PRISM Presents “和田アキラ追悼コンサート” Our Everlasting Love of Akira Wada』を見に川崎のクラブチッタへ。
Wadaakira1  和田アキラさん、昨春にこの世を去らはるも何をどう書いてええのかとここで取り上げることもできずにいましたが、氏の追悼ライブがあると知り、これを期にちゃんと記すつもりでいましたが…ますます書くことが困難になりました。
 残された現メンバー(木村万作岡田治郎渡辺チェルの各氏)に存命の旧メンバー(渡辺建久米大作森園勝敏中村哲の各氏)と4人のギタリスト(是永功一SUNAOISAO養父貴の各氏) +バイオリニストひとり(壷井彰久氏)という計12人が曲ごとに入れ替わり立ち替わりの演奏…あ、オープニングでアキラ氏本人も映像で参加でしたので13人とカウントすべきかもしれませんね。
 どれもこれも素晴らしい演奏で…私自身は正直なところ悲しいと感じるより凄いなぁかっこええなぁええ曲やなぁとやっぱりプリズムやわとずっと感動しっぱなし。4人のギタリスト+バイオリニストにはもう何と言うか、ええ音聞かせてくれてはった頃の和田アキラが乗り移ってるんちゃうかというくらいに演奏に、スピリッツにそう思わせるもんがありました。ちなみに森園さんは…森園さんでした。もちろんええ意味でです。
 ほぼ全曲がアキラ氏作曲によるナンバーながら、泣かせどころでは渡辺建氏の曲が用意されていて…やっぱりこの人ですよプリズムは。演奏されたのは“Memories of you”、“Farewell”、そして“Unforgettable”の3曲。プリズムを代表するこれらの楽曲は曲名からして今夜のためにあったのかと思わずにはいられません。ちなみに“Memories of you”では建さんはスクリーン上で弾くアキラさんに何度となくアイコンタクトを送ってはったのが印象的でした。
 初めてプリズムを知ったのが中学2年生の時。ブルースもわからんくせに思いっきり背伸びしてエリック・クラプトン氏のコンサートに行き、さぁ登場かと思ってましたら「皆さんこんばんは、プリズムです」とあって前座の演奏が始まりました。前座があるとか全然知らずに行って耳にしたその音楽に「これやっ!探してた音楽はっ!」と大盛り上がり。以来ずっと聴いている…えっ、もう半世紀ほどになるんですなぁ。ちなみにそのコンサート、本編のクラプトンの方はウトウトしてましたわ。えらいもったいないこって。
 楽器弾けませんし音楽のこと何も知りませんけど、何らかの形でプリズムは山本龍造の人格にも影響してることでしょう…いや、どうなんでしょ。まぁ変に時流に合わせんというスピリッツは受け継いでいるかもしれませんか。
Wadaakira2  さてプリズム。看板であり創立者だった和田アキラ氏を亡くしオリジナルメンバーがいなくなってこれからどうやっていきはるんでしょう。あまりに今夜のライブが良かったので解散せずに続けて行ってほしいなぁと心より願うのであります。とは言え、ベンチャーズみたいになってほしないなぁってものあって。でも、残された3人に守りの姿勢を感じませんので大丈夫かな。これからも応援していくことには違いありません。おおきにアキラさん。ええ音楽をええ音楽家を教えてくれたことにも感謝しております。

(於:神奈川県川崎市川崎区) いまだやってはるクラプトンさんもたいしたもんやと思うわ。

※関連記事:
“PRISM−岡田治郎+渡辺建”ライブ@茨木麦音』 2017年9月 記
ほかカテゴリ“音楽”にて。

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2022年7月11日 (月)

金鳥の看板、プチっ。

 平野区某所で仕事のあと、味わい深い街並みを探索しておりますれば夏の風物詩がそこに。
Minikincho1 Minikincho2  “金鳥の夏・日本の夏”…な割に小さいけど、これは何?。近づいてよく見ますとこれ、ベニヤ板に本物そっくり描いたものですわ。
 ここは町家を生かしたカフェ。ストリートビューで見ますと2013年にはこの“金鳥”は掲げられています。もう情報として古すぎですんません。
 しかしまぁうまいこと再現されてますなぁ。これがね、オークションで落札したホンマもんの琺瑯看板やったら興醒めってもんですよ。ええセンスしてはりますなぁ。今度はお店を楽しむことにしよっと。

(於:平野区) コンデジ忘れてスマホで撮影…キレイに撮れるもやっぱりモヤモヤが残る。

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2022年7月10日 (日)

4年前の強風が原因か、店先のテント文字抜け落ちる図。

 残るは“”なき“”と“”、のみ。
Ofukuro1 Ofukuro2 あ、電話番号も残ってました。廃業しはって字を消すもだんだん寂しいなってきて一部残しはったってことでしょうなぁ…とか何とか。
 これは…ひょっとして2018年の強風やった台風のときに抜けてしもたんではないでしょうか。そう仮説を立ててストリートビューで過去を見ますれば、2017年の図は問題なく文字が並んでいますが、2018年11月のそれは…まさしくこの状態。台風は9月4日やったそうですから、きっと風でやられたんでしょう。
 あのえげつない風を思い出すと文字が抜ける事くらいはあってもおかしないですね。それでも被害は被害、いまだビニールシートに覆われた屋根をあること思うと、ちょっとネタにしてええんかと思ったりしてきました。

(於:兵庫県伊丹市) TEL”の抜け方もう完璧。

※関連記事:
お米屋さんのテント、屋号だけ抜け落ちてる。』 2013年8月 記

“ん”抜け、手打うど 。』 2013年1月 記

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2022年7月 9日 (土)

昭和なプラ看板 267 ● 日立テレホン ボンジュ〜ル

 店舗の袖壁にビルトインされているのでこのカテゴリの看板ではなさそげながら、よく見るとやはりこれはプラ看板。
Bonjour1 Bonjour2  劣化も色褪せもさほどないものの、何かすっかり前時代的な雰囲気が漂っています。携帯電話からスマートフォンと移り変わり「もう家電(いえでん)いらんのちゃう」と思っているひとがほとんどの令和の時代やこと思うと、そう感じて当然のことですね。
 とは言えこの看板を掲げた頃って電電公社の黒電話から解放されてシュッとした受話器の軽い電話が“未来”やったことでしょう。未来がどんどん過去になるんやなぁとしみじみ。

(於:東住吉区) 家庭用ファクシミリの普及もそれなりにワクワクしたなぁそう言えば。

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2022年7月 8日 (金)

人面木

 京都は某所へ納品。出町柳駅から歩いて歩いてふと風情ある一角を振り向いて見ますと、幹に立派な鼻ひとつ。
Jinmenboku1 Jinmenboku2  いかにも人間の“鼻”っぽわぁと思い、ちょっと斜めからも見てみますと…ちょっと顔っぽいです。目もあって顎も髭もありますわ。
 何度か前を通ってますけど全然気づきませんでした。念のためとストリートビューで過去を見ますと、2015年頃にはまだ“鼻”とは言えん形状です。これからますます鼻っぽくなっていくのか。伐られてしまう心配はないでしょう、千年のみやこですしね。

(於:京都市上京区) こっち見てはるけど…友達になれるか?

※関連記事:
枯木の幹、こっち見てはる。』 2019年12月 記

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2022年7月 7日 (木)

七夕の夜に

 7月は、七夕。
202207  ほーなるほどキラキラっ。七夕っておっさんはもっと風流なもんを想ってましたけどそうですなぁこれもありあり。よろしいな若いってのは。
 で、まぁ七夕やなぁと思うも笹も短冊も用意せんと普通な夜を過ごしてましたらお子、色紙切った短冊3枚持ってきて「書いて」。各々に願いをしたためますと、糸出してきて暖簾の様に引き戸の下に垂らしてました。「ゴメンねっイベント好きで」って…これもよし。そうか…谷町四丁目に生える笹に短冊付けに行ったあの日から丸10年か…ちょっと感慨深いもんがありますわ。

  歳を重ねるごとに願い事は個人的なことから遠ざかるなぁ

※関連記事:
今年の七夕は、鴫野の笹薮で。』 2013年7月 記
笹薮に短冊、次いで大川でいのり星…今年の七夕。』 2012年7月 記

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2022年7月 6日 (水)

家なくなるもこびりつく面影

 ま、よく見る光景。
Ienoato  ぼんやり残るそれもええんですけど、こういうくっきりモンもよろしいな。一応同系色で補修してありますけどあきらかに明度が違てます。これはワザとやってはるのか「こんな色やろ」と塗料を用意したけどかなり違ってたってことなのか。何となく後者の様な気がしますけど…ってそれはないでしょう。プロの仕事でしょうから、ね。

(於:守口市) ひび割れの補修が血管っぽい…か?

※関連記事:
消されかけるも残った暁富士』 2020年10月 記
二次元暁富士』 2017年9月 記
二次元の家…隣家の壁にくっきり転写』 2008年9月 記 ほか

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2022年7月 5日 (火)

パンと牛乳

 円山公園の隅っこ、木々に覆われる看板がひとつ。
Pantogyunyu1 Pantogyunyu2  全面的に見えないものの、そのに記してあるのは“パンと牛乳”…たぶん。
 何なんでしょ、この懐かしい響き。“ハンカチ 鼻紙”に通じる懐かしさを覚えます。
 景気悪なって何十年と言われてますけど、生活水準はどうなんやろと思ったり。ちょっとキュンとなったのでした。

(於:京都市東山区) ”の字がこれまた懐かし可愛い♡。

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2022年7月 4日 (月)

サンヨーカラーテレビ小屋

 “カラーテレビ”の看板ながら、妙に白黒的。
34ctv  もちろん“サンヨー”も懐かしいですけど“カラーテレビ”のフレーズ、これが懐かしいですわ。てなこと記したところで「ほんまほんま」と思わはるのもまぁ五十路以上の方たちでしょうけどね。そう言えば放送自体もカラー番組と白黒番組があったということなのか、新聞のテレビ/ラジオの番組欄に、カラー放送の番組には目印となる記号が入っていました。
 令和の世、若い衆は新聞はおろかテレビも見ん様になったらしいこと思うと、もうこの看板だけやなくてこの記事自体が化石みたいなもんなんかもしれません。ま、私もあんまり見ませんけど…って、若ぶってるつもりやないんですけど。

(於:滋賀県近江八幡市) 後ろの蔵に溶け込むもこの小屋全面サンヨー…撮り方失敗や。

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2022年7月 3日 (日)

琺瑯タンクの余生 64 ● 和歌山県紀の川市穴伏80

 桃の季節到来も何や台風来るらしいで…ってことで、実が落ちてしもては味わえんでと急遽和歌山は紀の川市桃山町へ。9時前に着くもどこの選果場も農家も長蛇の列。台風前やからなのか日曜やからなのかちょっとびっくり。ま、何とか某農園で少しだけ買うことができて次は某蔵元に味醂買いにと向かってますと、国道沿いにこんな琺瑯タンクを見つけました。
Horo64  和歌山行けば琺瑯タンクにあたる、ですね。とは言えいつもみたいに農園の片隅に置かれているのではなくてこの状態。写真では判りにくいかもしれませんがこれ、横の建物の雨どいがタンクに直結してあるところをみると、まわりの農作物用に雨水を溜める日々を送っているのでしょう。
 ストリートビューで見ますとここはかつて酒屋さんやった様で、手前に置いてあるP箱はその頃の名残の様です。

(於:和歌山県紀の川市) 行列はうんざり。平日に限るわ。

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2022年7月 2日 (土)

南天、会所桝のフタの穴から。

 T字路の角、共産党系の看板に混じって南天が根を下ろしてます。
Minsho1 Minsho2  これが何と会所桝のフタの穴を通って生長してますわ。もう今更フタを取ることもできませんなぁ。一生共に暮らす覚悟があったか否か。自らの意思なのかもしれませんけどちょっとマヌケな感じ。

(於:八尾市) 赤い実付けたらより一層この環境にマッチしまんな。

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2022年7月 1日 (金)

コブ付き◯○カイヅカイブキの生垣

 過日この前をクルマで通りますれば「おもしろい刈り方してあるなあ」とうちのひと。
Kaidukaibuki  この前はずっと以前から行き来してましたけど、運転してると全然気づかんままでした。ただただ「こんなコブみたいなもん付いてたかいな?」って感じ。念のためとストリートビューで過去を見ますと、2009年の映像にはそんなもんありませんわ。ですけど2014年のそれにはこの写真よろしくコブが多数。そうか…まぁ10年前にはこんなユニークな垣根になっていたとは。なんぼいつもクルマの運転中やからといって長いこと気づかなんだのはちょっと軽く落ち込みまっせ。ま、“安全運転第一”やこと思うと当然なんですけど…なんてね。

(於:八尾市) この近くに“みつるや”っていう駄菓子屋さんあって楽しかったなぁ…って、知ってはる?

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