朽木にハゼノキ根を下ろす図
過日の旅で訪れた金引の滝は森の中。ちょうどええ頃合いの爽やかな滝。新緑の眩さがその心地よさに一役買ってます。深呼吸がてらふと見上げますと「あっ、ここにも」…ちょっと変わった図が。
ほれ、朽ちた木のてっぺんちょに何やら別の木が根を下ろしてますよ。調べますればこれはハゼノキ…いや、ヤマハゼやらウルシかもしれませんけど多分ハゼノキでしょう(間違ってましたら訂正よろしゅうです)。土台となってるのは、葉っぱがないのでわかりませんけど、ヒノキ科の何かでしょう。
とまぁいちいち切り株やら朽木に根を下ろす草木を愛でてますけど、それなりに見ること思えばそないに珍しいことでもないんかもしれませんね。命尽きても他者に捧げる…恩送りの様でそやない様で。残酷な様で平和な図。
(於:京都府宮津市) 土台となる朽ちた木の方はどう思ってるんやろか。
※関連記事:
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