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2022年6月20日 (月)

琺瑯タンクの余生 63 ● 滋賀県甲賀市水口町伴中山

 密閉型を中心に10本ほどの琺瑯タンクが雨ざらしの中、錆びゆく様子が何とも痛々しいですょ。
Horo63a  「こんな余生は嫌や」…って声が聞こえてきそうなこの有り様に心痛めつつ引いて見ますれば、川向かいに酒蔵が。そうか…地球温暖化やら吟醸造りで温度調整できるタンクに置き換わってここに放出されたってことなんでしょう。何やこっちまでさみしいなります。
Horo63b  帰宅後このあたりをGoogleマップで調べますと、酒蔵と同じ場所に◯◯産業という名の貸倉庫業の名前も出てきました。ということはお酒の生産量が減って酒蔵を倉庫としても使うことになってタンクは追い出されたってことかもしれません。
 いずれ生産量が再び増えた時のためにとってあるのということも考えられますね。何げに見ていましたけど、琺瑯タンクを川を越えて移動するもの大変な話。そもそもここへ持ってきはっただけでもご苦労があったこと思うとなおのことタンク復活の時が再度訪れることを願わずにはおれません。このまま朽ちては寂しすぎです。

(於:滋賀県甲賀市) 味が第一なんやが、気分は昔ながらな酒蔵で生まれたお酒で酔いたいねんなぁ。

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