杭にある“運輸省用地”、調べてあれこれ。
住宅地に空地がちらほら。コンクリの杭には“運輸省用地”の文字。 過日仕事帰りに歩いた伊丹市で見た光景。そこここにあってしかもそれが国の土地って何のことかさっぱりわからんわと思いつつ他に目に入ったのが“関西エアポート”と記された看板。そうか…空港がらみの土地やということは何となく理解できましたが…何なんでしょ。
帰宅後調べて…なるほど。これらは大阪空港公害訴訟で騒音対策区域に指定され国が買い上げた土地ということですね。その土地のことは“移転補償跡地(大阪国際空港周辺場外用地)”という様ですが近年、航空機の改良の結果、公害指定がはずれ、再度利用に向けて動いているみたいです。
同じ大阪に生まれ育ってもこういう現実はほんま知らなんだなぁと自分の世間知らずを改めて思い知った次第。改めてGoogleの地図でそのあたりの俯瞰図を見ると住宅地が歯抜け状態。当時つらい目に合いはった人々の生活がそこここの空地にもあったということですね。
地図をずっと引いて見るとまさしく伊丹空港へ発着する飛行機の真下。その逆の豊中市方面にも同じ様な土地があるはず。豊中・国有地・払い下げ…あっそうか、森友学園の土地もそういうことやったんですね。
何も知らんなぁ…ってそうや、“運輸省用地”ってもの「へぇ」と見ていただけで、いまや“国土交通省”になってたことも忘れてました。日々バージョンアップしていかんとね。
※参考にさせて頂いたサイト/ページ
『「森友学園」問題を論点ごとに整理する 坂東太郎のよく分かる時事用語』 Yahooニュースさんの記事。
『大阪国際空港 環境対策事業』 関西エアポートさんの記事。
『伊丹空港周辺の用地3件を売却/産業利用を優先/新関西国際空港 』
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