胃腸良薬 アイフの看板 武生にて
武生の街でご近所さんの昔に出会いました。
“フイア”にあらず、“アイフ”。むかし何度か記事にしましたので覚えてはるお方もおられるでしょうか。天王寺区の端っこ清水谷にこのアイフ製薬の建物があったのでその存在は知りつつも現物や看板は見たことがありませんでしたが…ここにありましたか。仕事で訪れた地とは言え、この看板が呼んだ様に思いまして…
“胃腸良薬”と共に記された“本舗大阪順和公司”の文字。“会社”ではなく“公司”…何だか漢方の本場を思わせるもんがありますね。ついでに“順和”を検索してみますとそのほとんどが中華料理店の屋号です。ますますもって本場中国なにおいを漂わす社名です。
と、あれこれそれらの文字から空想を楽しみつつ“アイフ 順和”を改めて検索してみましたら“東京湾要塞”というサイトの“アイフの広告”のページがヒットしました。どうやらこの薬、戦中に広く知れ渡っていた様です。商品名のについては“アイフは愛腑”…そい言えばかつて難波のやっちゃんさんにコメント欄で教えてもらいましたね。
で、そこをみても別段漢方の本場中国との関わりがあるとの記述はありませんでした。ま、ある種のイメージ戦略やったんでしょうかね。で、アイフ製薬ですが風情ある以前の建物はなくなって久しいですが法人としては同所に存続している様です。
それから…このお店。いかにも“薬局”ですが引き戸を見ると“◯◯金物店”…調べますればかなり素晴らしい和建築用の金物を手掛けられている様で近年この薬局の風情を生かしたまま商いを始めはったとか。これはええお店ですなぁ。今度困ったらここで買おっと。“◯◯”と伏せましたけどその必要ありませんね。興味あるお方は“小澤金物店”までどうぞ。
(於:福井県越前市)
なかなかな怖さの看板はこちら。
※関連記事:
『アイフの名残、ライフの片隅。』 2016年4月 記
『アイフ、ライフに。』 2014年6月 記
『アイフ製薬の旧社屋を偲ぶ』 2014年4月 記
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