交差点“試験場入口”のアルファベット表記は、
近年交差点に記されているローマ字表記が次々と英語表示に変わってますね(“交差点名標識をわかりやすい案内に改善”)。「そらそれでええわ」な気持ちもありますけど、そのローマ字表記を“ふりがな”的に利用していた立場からすると「ちょっと嫌やなぁ」と思ったりしています。 で、過日、門真の試験場あたりでこんなのを見かけましたが…何なんでしょ。
見ての通り漢字表記は同じ。すなわち同じ交差点ながら、東西の国道163号線用と南北の府道15号線用で英語表記が違えてあります。前者が“Shikenjo Entrance”、後者が“Drivers Licence Sta.Ent.”…これ、何なんでしょ。
よく見ると“Shikenjo Entrance”の方は後で貼り付けてあります。ストリートビューで調べてみますと2018年からこの表記に変更されていて、それ以前はこちらも“Drivers Licence Sta.Ent.”…と思いきやよく見ると“Licence”ではなく“Licens”で“Drivers Licens Sta.Ent.”。ちなみに2009年まで遡ってみてもやはり両方その表記で、ここの交差点はずいぶん前より“英語表記”を導入してあったんですね。余談ですが“Licence”と“Licens”の違いは…こちらをお読みください。 その経緯を思うとこの交差点では一旦完全英語表記にしたものの、何ぞ思うところあって英語とローマ字表記をごちゃまぜにした折衷案を採用したということですね。ちょっと後戻り感があって…よろしいなぁ。
もっと以前は“Shikenjo iriguchi”となっていたのか否かは残念ながら確認できませんでしたが、ひとつ南の交差点はこの様に書かれていました“Shikenjomae minami”。あぁこれは本来のスタイルですね。今日的には“Shikenjomae soutrh”なり“Shikenjomae S.”やと思いますけど…わずか数百メートルの違いにしてこの差に令和を感じますなぁ…とか何とか。
(於:門真市) “Shikenjo”は今や“Sushi”やら“Sukiyaki”なみに世界で知られるコトバやっちゅうことか。
※関連記事:
『“THE SECOND NEYA RIVER”って書くと、えらいカッコええやん第二寝屋川も…とか何とか。』 2014年1月 記
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