小川の坪庭
清々しい晴れた一日。一ヶ月前の心地よさを思い出すわ。
とまぁこじつけときまっさ。お蔵入りさせるのももったいなぁってなわけで。コンクリブロックの穴ぽこに宿る小宇宙…かわいぃ。
(於:島根県大田市) これがドブ川やと…またニュアンス違うわな。
※関連記事:
『ブロックの穴にタマスダレ』 2018年11月 記
『道端に極小坪庭45個』 2018年1月 記
『コンクリブロックの穴ポコで生きる植物。』 2010年1月 記
清々しい晴れた一日。一ヶ月前の心地よさを思い出すわ。
とまぁこじつけときまっさ。お蔵入りさせるのももったいなぁってなわけで。コンクリブロックの穴ぽこに宿る小宇宙…かわいぃ。
(於:島根県大田市) これがドブ川やと…またニュアンス違うわな。
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『ブロックの穴にタマスダレ』 2018年11月 記
『道端に極小坪庭45個』 2018年1月 記
『コンクリブロックの穴ポコで生きる植物。』 2010年1月 記
まだまだ見かける看板ながら、思えば古い看板。
漢字ゆえいかにも感に乏しい気もしますがこれ堂々のナショ文字。“照明器具と電気工事”を全面的に打ち出している通り、ナショナルとは言っても“松下電工”の看板です。パナソニックに統合される前の一時期“パナソニック電工”てなスカッとせん社名やった時代もありましたなぁ。ちなみにその社名変更が2008年…もうそない前になるんですなぁ。
wikiによりますとブランド戦略で“National 松下電工”及び“NAiS”が使われる様になったのが1987年ということですので、この看板はそれ以前のものでしょう。そら古いなぁ…って思う様なそんなもんかと思う様な。しかしながら…松下電器産業のナショナルのプラ看板に比べて何とも地味ですな。4色も使ってこの感じ…まぁ“渋い”とも言えますけどあんまり好きやないかな。
さくらが咲き終わった頃、例年お世話になる仕事があって池田市某所へ。諸々刺激受けてあれこれ考えて、外へ出ますと4月ですでに五月晴れ…調べますれば4月下旬でも“五月晴れ”言うそうですけど。市役所前の公園の木々の緑の眩しいこと。立派なクスノキ見上げれば、ちょっとマヌケなところから若葉がちょっろっと顔出してますわ。
勝手に別の植物がちょうどええわとここに根を下ろしてるんかと思いましたけど、葉の形からするとこれもクスノキ。しかし何です、天地逆にすると何とも人間の足みたいで。それ思うとなおのことけったいなとこから新芽顔を出しとるなぁ…って、おかしいな、うん。
(於:池田市) “縁”っちゅうても“続く縁”と“続かん縁”があるなぁと最近しみじみ思う。
※関連記事:
『逆立ちして絡み合う…艶っぽいエノキの大木。』 2018年8月 記
『何となく艶めかしいセンダン』 2018年5月 記
『三股は珍しくも、二股のは普通なんや…』 2015年12月 記
箕面市は桜井あたりで朝のうちにサクッと仕事…と言うても時間と内容の密度を思うと全然サクッとしてませんでしたけど。高濃度な仕事終えたあとは気楽なもんでよっしゃ、今日は阪急は北千里駅まで歩いたれと西国街道を中心にあっちウロウロこっちウロウロ。ため池にいるカメはやっぱりミシシッピアカミミガメ。ほか謎めいたサカナが気になるも撮れずで残念がってますとそこにどこからかカモが一羽スーッと。
子供以上大人未満な大きさ…かわいいなぁ。それでもいっちょまえに水中にアタマ突っ込んで一生懸命生きてますわ。眺めているだけで和むなぁと思いつつもついつい一枚二枚。こののどかさは河内のそれとはちょっと違いまんな。仕事に絡めて小旅気分を味わえるやて…いつもながら有り難いこっちゃなぁと改めて思いました。
雨降って…暖かいを通り越してちょっと蒸しまっせ。
こんな雨の日は行き先が薄暗く赤く光る終バスが妙に沁みるってもんで…って正直に言いますとこれは今夜の図にあらずで先々週に撮ったものですけど。
何なんでしょこの郷愁…って別に異国にいるわけではないんですけど。ま、同じ様なことをかつて記事にしたことあるんですけど、いま改めて見返すと2011年8月のこと。その頃でもすっかりバスの行き先表示が発光ダイオード(LED)に置き換わっていたこと思うと、ほんまにもう見納めなんかもしれません。ちなみにこのバスは2006年から稼働しているとのこと。市バス(大阪シティバス)は耐用年数を何年と設定してはるんかわかりませんですがこのたまらんしんみり感を味わうことも、もう残り少ないんでしょうなぁ。それ思うとますますしんみり…さみしいな。
(於:北区) 夜泣きそばのチャルメラ音に通じるさみしさがあるんや。
※関連記事:
『終バスは“赤”やないと…LED表示の終バスの味気ないこと。』 2011年8月 記
“専門店用”…「これ一本でプロの味」ってことかとハグルマの数あるとんかつソースの中、今回は“ハグルマ とんかつソース 専門店用”を味わってみました。
PETボトルで1.8L入りの簡素なレッテル、“ザ・業務用”な風情。原材料名に目をやるとそこに“ウクライナ”の文字。同国産のトマトが主原料に使われています。同社のHP見ますればハグルマの他の製品も多くにウクライナ産トマトが使われていますので「ウクライナを応援しよ!」と思われるお方におすすめのメーカーと言えますね。
まずはそのままを。見た目はきれいな茶色で粘度も一般的なそれと同等です。味は印象としては「酸っぱめ」。あとで深みと香辛料のピリピリが舌を刺します。
次にいつもの焼きそばにして味わいました。その印象は酸味が影を潜め甘味が前に出て「そうそうこれこれ」って感じ。やはり関西地ソース系のそれは甘くてナンボでしょう…って個人の見解ですけど。
これと言った主張は感じられませんでしたが、逆に言うと妙なクセを感じさせない素直な味わいとも言えるわけで、さすがは中堅どころの製品ですね。
で、先に触れました“専門店用”と言うフレーズは、どうやら大量消費する法人向けの廉価版といった意味に使われている様で、同社のとんかつソースの中では3グレード中、最低ランクのものの様です。ちなみに“専門店用”シリーズはJAS表示がなく、上位グレードのものにはそれぞれ“JAS特級”、“JAS標準”となっています。
とは言え「これで充分やん」ってな感じ。はやい話が山本龍造、「違いのわからんおばはんのおっさん」ってことの様で。
名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマト(ウクライナ)、りんご)、糖類(砂糖、ぶどう糖果糖液糖)、醸造酢、食塩、でん粉、香辛料、増粘剤(加工でん粉 、増粘多糖類)、カラメル色素、調味料(アミノ酸)、香辛料抽出物 製造者:ハグルマ株式会社 和歌山県紀の川市西三谷717 製造所:和歌山県紀の川市桃山町調月1758-8
最近たまねぎ高いけど…安モンのソースにもたまねぎは入ってへんのやな。
※関連記事:
『ソース 44 ▲ ハグルマお好み焼ソース』 2014年11月 記
『ソース 39 ▲ 羽車徳用とんかつソース』 2014年3月 記
『ソース 25 ▲ 羽車とんかつ ソース』 2011年5月 記
同じ様なネタ何回もイランかなぁ…ってそんなんばっかりですけど。
まぁ思うことは基本前回と一緒。ですけどなかなか造形的にきれいなぁと思いまして。手前に垂れてる状態…重力がええ仕事してまっせ。ストリートビューで見る限りここ一年ほどで出来上がった造形美、どこまで成長するんでしょ。
こんな図、なんだかなぁと今まで見てましたけど、自分も投函する立場やったら、ムキになって突っ込んでる気がしてきましたわ。意図せずの投函でこの形状…これも天然の美と言えるんかもしれませんで。
※関連記事:
『投函口の向こう丸見え』 2019年4月 記
『詰め込まれポスト見て思う』 2018年3月 記
塀をたてる必要生じるも、木の生命を思いこんな仕様にしはったんでしょうなぁ。
そんな配慮にこころ温まるも塀の向こうに…木がない様子。枯れてもなお役目を果たし続けている…立派やなと思う様なちょっと気の毒の様な。
(於:寝屋川市) 味わいあるけど、強度的にはどうなんやろ…あ、無粋なことを。
※関連記事:
『笑えて、ちょっと心温まるブロック塀やこと』 2009年10月 記
吹田市は江坂駅近くで仕事。少し西の方へ行くと昔ながらな集落があってかなりいわゆる“江坂”とは違っていて不思議な感じがします。そこを行きますれば、それっぽい名の会館が。
“蔵人農業会館”…調べますれば北大阪農協蔵人支部の人々が集う会館の様です。ま、その程度しかわかりませんでした。
で、気になるのは“蔵人”。大昔、会社員時代に江坂で仕事してましたので“蔵人”という地名はまぁ知ってはいたんですけどこの地名、消滅していたんですね。これも調べますと…やっぱり新之介さんのブログ“十三のいま昔を歩こう”がヒット。“消えた地名、蔵人”の記事にありました。詳しくはそちらをご覧頂くとして、さすが十三さん、とても深い記事をお書きですよね。そらもう根本が違いまっせ…ってアホげと同列で語ってるってこと自体が根本的に間違ってますけど。すんませんでした。
(於:吹田市) 帰路フラついて人に当たりそうになって文句言われて…情けないわ。
※関連記事:
『“豊津町32”の町名看板は手書き』 2017年9月 記
『江坂あたり、蔵人の一本松。』 2017年9月 記
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堂々の祠にして…空っぽ。
何と言ってええのやら。5年は前よりこの状態の様です。まわりが次々と更地になっていること鑑みますれば仕方ないことなんやろとは思いつつ。合掌。
(於:生野区) コメント欄で教えてもろた近くのお好み焼“八光”確かに安て美味いでっせ。
※関連記事:
『ママドライ、クターエングに台座だけ。』 2021年1月 記
『台座の上に祠なく…』 2018年9月 記
『空き祠 2』 2017年4月 記
『赤い自販機、祠の中。』 2015年4月 記
『出世地蔵尊、お寺へお引っ越し。』 2014年9月 記
『空き祠』 2014年8月 記
ヨドバシに資材買い出し。帰路、国鉄…もとい、JRの高架下でクルマ信号待ち。何げに目に入った景色がかっこええわと一枚二枚。
何度も見た光景ながら今日ええなと思ったのは市バスがそこにいたからか…あ、これも“もとい”、大阪シティバスが停まっていたからかな、きっと。
柏原市某所で仕事。近鉄は国分駅にはよ着いて大和川べりで春の爽やかさを感じておりますれば(うそ)ちと痛々しい図が。
まま見かける光景。ですけどよく見たら結構えげつない伐られ方というかまぁこうにしか伐り様がないですわな。
で、この木はどんな感じやったんかいなと2020年の様子をストリートビューで見ますと草木ぼうぼうでどれかわからん状態。で、さらに過去に遡りますれば2010年には全面建物があって、そうか、10年そこそこで自然に帰るんですね。ま、ここはどうやら大和川の土手に戻っていく様ですが。あ、ちなみに2枚目の写真の上の方は空の様に見えるもこれ大和川の水面。キレイになったもんやなぁ…って、知りませんけど。
町の一角、奥にひっそり“幸福温泉”。
懐かしい水色に赤で四文字。スッキリ感とあったか感でほっこり感。この円柱の左右で男風呂女風呂に分かれていたんでしょうか。タイルの味わいだけでも充分ながらアプローチに石畳…下駄の音まで聞こえてきますなぁ。
とは言えもうかなり前に廃業された様でネットでは往時を偲ぶことはできませんでした。この様な形ででも残ってええなぁと思う気持ちと余計にさみしいかもって気持ちと。ま、よそ者の薄っぺらい想いなんですけども。
これは“ヤマハの音楽教室”より上級な部類のモンなんでしょうか。
民家にひとつのプラ看板。陽の当たる南向きはすっかり掠れてしもてますけど、北向きの面のきれいな状態を思うと平成のかもしれません。鍵盤の図案の上には“ヤマハ ピアノ・エレクトーン®️教室”。そのシュッとしたデザインから漂うもんは、何となく「大人を対象としてます」てなニュアンス。調べましたところ…ヒットしません。
wikiによるとヤマハ音楽振興会という組織が音楽の普及のために教室を運営していて、1990年以降、小中学生対象の“ヤマハ音楽教室”と青年層以上を対象とした“ヤマハ大人の音楽レッスン”に大別され今に至るとあります。で、この看板は?…まぁ後者の中で鍵盤楽器に特化した教室なんかなぁと思うも結局わからんまま。まぁよろしいか。
いやぁしかしながら、以前にも記した通り、ヤマハの音楽教室、せっかく行かせてもろてたのに何やっとったんかなぁと心底思いますよ。真面目にオルガン弾いとけばよかったのになぁ…しんみりします。
武生の街でご近所さんの昔に出会いました。
“フイア”にあらず、“アイフ”。むかし何度か記事にしましたので覚えてはるお方もおられるでしょうか。天王寺区の端っこ清水谷にこのアイフ製薬の建物があったのでその存在は知りつつも現物や看板は見たことがありませんでしたが…ここにありましたか。仕事で訪れた地とは言え、この看板が呼んだ様に思いまして…
“胃腸良薬”と共に記された“本舗大阪順和公司”の文字。“会社”ではなく“公司”…何だか漢方の本場を思わせるもんがありますね。ついでに“順和”を検索してみますとそのほとんどが中華料理店の屋号です。ますますもって本場中国なにおいを漂わす社名です。
と、あれこれそれらの文字から空想を楽しみつつ“アイフ 順和”を改めて検索してみましたら“東京湾要塞”というサイトの“アイフの広告”のページがヒットしました。どうやらこの薬、戦中に広く知れ渡っていた様です。商品名のについては“アイフは愛腑”…そい言えばかつて難波のやっちゃんさんにコメント欄で教えてもらいましたね。
で、そこをみても別段漢方の本場中国との関わりがあるとの記述はありませんでした。ま、ある種のイメージ戦略やったんでしょうかね。で、アイフ製薬ですが風情ある以前の建物はなくなって久しいですが法人としては同所に存続している様です。
それから…このお店。いかにも“薬局”ですが引き戸を見ると“◯◯金物店”…調べますればかなり素晴らしい和建築用の金物を手掛けられている様で近年この薬局の風情を生かしたまま商いを始めはったとか。これはええお店ですなぁ。今度困ったらここで買おっと。“◯◯”と伏せましたけどその必要ありませんね。興味あるお方は“小澤金物店”までどうぞ。
(於:福井県越前市) なかなかな怖さの看板はこちら。
※関連記事:
『アイフの名残、ライフの片隅。』 2016年4月 記
『アイフ、ライフに。』 2014年6月 記
『アイフ製薬の旧社屋を偲ぶ』 2014年4月 記
何となく懐かしい感じ…とは言え大阪ではあんまり見た記憶がないんですけども。
電信柱に直接書かれた広告ですから契約期間が過ぎても消されることなくずっとまんまなんでしょう、とても時代がかって何ともノスタルジック。肝心の屋号がかすれてしもてますが何となく“さんらく”と読めます。ま、それより“焼肉・すき焼”ときて、“アルサロ”、ここですわ。
風俗系のことよく知りませんのですけど、このアルサロ、調べますれば今で言うところの“キャバクラ”のことの様で…の説明を読んでもやっぱりよくわかりませんねんけどもまぁ焼肉やらすき焼きと同列に書かれているそのセンスに高度経済成長期の昭和を感じますわ。肉喰ってスタミナギンギンで夜遊び…なんか羨ましい様なちょっと相容れん様な。
福井県下で仕事ふたつ。サンダーバードに乗って…“雷鳥”って名の特急はもうないんかいなとか思いつつ武生駅で下車。しばしあたりを探索しましたけど…何やさみしい感じ。箪笥や刃物で知られたところみたいなのでそれ思うとなおのことそう感じてしまいますなぁ。
霧雨の中しんみりしつつ歩いてますれば小さな神社(八坂神社)にきれいなさくらが…と思いましたけどこれは“源平桃”でしょうかね。
ま、それよりこっちの方がアホげ的。
やわやわな灯籠がこんな感じ。地震多発の近年、そして何ぞ起こったら訴訟モンに発展すること思うと現実的な有り様かもしれませんなぁ。付け焼き刃的な耐震補強も“味わい”と解釈せんと…無理かも。
以下余談。駅まで仕事先の人にクルマで迎えにきてもらって越前市、そして福井市へ移動。道すがら見えるはバイパス沿いの大型店ばかり。ショッピングモールとかに人が流れてむかし栄えた街がすたれるこの図式…全国みんなこんな感じなんでしょうなぁ。大阪に住んでるとなかなか過疎化とかわからんもんです。
(於:福井県越前市) “武生市”て消滅してたとは知らなんだ。
※関連記事:
『耐震補強…』 2021年9月 記
もらいものの台所用洗剤がちょっと珍しい香り。
あんじょう見んと使いつつ、パッケージの一部の色合いから「これは…生姜というかジンジャーの香りなんや」と感じ、ママレモンにはじまる柑橘系のフレーバー以外にこんな風味まで出てきたんやなぁと文化の成熟(?)を思ってましたが、今日改めてラベルを見ると、え? これ生姜やなかったんかとちょっとびっくり。
で、何の香りとライオンは主張してはるかと言うと“森とせせらぎの香り”やと。しかもその文言の前に“清らかな自然に”って…何とも言えませんなぁ。
と記したところで読んでる皆さんには「はぁ?」かと。臭覚や味覚がネットで伝われへんこのもどかしさ。いやね、ほんまに生姜の香りなんです。もっと具体的に言うと“ひやし飴”というか“あめ湯”と“生姜糖”の間というかそんな感じですねん。森のせせらぎ…こんなニオイやったっけ?
けど、ライオンは“森とせせらぎの香り”やと主張します。で、念のためにうちのひとにも訊いてみましたけど「全然っ」。鈍いモンにはわからん様ですいません、ライオンさん。
ついでに書くと、花王のキュキュットに“ミックスベリー&ピオニー”ってのが終売品ながらあって、それもね、別モンの香りに感じまして。何かって言うたらそれ“梅酒”ですわ。あまりの梅酒感にちょっと閉口。それ思うと生姜感は全然オッケーですからライオンの勝ち…って、何のこっちゃ。以上チャーミーマジカ 速乾+ 数量限定“森とせせらぎの香り”の話でした…あぁいつも以上にどぉでもええ話を長々と。
ママレモンの敵、チェリーナも健在とは知らなんだ。
※関連記事:
『“もぎたてレモン”と“早摘みレモン”。ん?』 2011年5月 記
何なんでしょ、この懐かしい感じ。
街路灯の支柱に看板が取り付けられ、地域密着な宣伝をなされています。この感じ、何となく旅先のいなかで見かけるイメージがある様に思うんですけど…どうでしょ。電球灯る黄昏時に見るとなおさら旅気分が増すんでしょうなぁ。
白地に黒と赤、実質本位なレイアウトからすると昔からこの状態でもうない医院に米屋さんなのかと思うもともに現役。ちなみに米屋さんのそれは2016年から登場…の割に馴染んでますなぁ。ちなみにその前ここにあったのは理容店の広告。調べますればかつて町名看板で記事化したところでした。ストリートビューで見るとす2018年には駐車場に。やはりええ味わいの一角は写真でしか残すことができないんかもしれんなぁとしみじみ。仕方ないのですけれども。
(於:東住吉区) 家の近くの外灯の支柱には“ハウスカレー”の看板があったなぁ…半世紀以上ほど前のことやが。
○にイカルガ、何げにナショ文字。
昔ながらな佇まいのお宅が残る平野郷にいかるが牛乳の牛乳箱がありました。“いかるが牛乳”には“(株)いかるが牛乳”と“いかるが乳業(株)”のふたつがありますが、後者の旧社名が“鵤牧場本店”なので箱にある“本店”から想像するに、これは現いかるが乳業のものかと思われます。
ちょっと見にくいですけど、フタの部分には“新しい牛乳 古い信用”と記されています。あっ懐かしい…カタカナのイカルガ表記にこの文言、幼少期にそこここで見かけた記憶が蘇ってきました。八尾あたりでも割と配達されていたんでしょう。
余談ですがいかるが乳業は平成28年昭和化工に株式譲渡し、創業者の手を離れたとのことです。
(於:平野区) やっぱり“いかるが”と言えばかるちゃんがおってナンボやなぁ。
近年交差点に記されているローマ字表記が次々と英語表示に変わってますね(“交差点名標識をわかりやすい案内に改善”)。「そらそれでええわ」な気持ちもありますけど、そのローマ字表記を“ふりがな”的に利用していた立場からすると「ちょっと嫌やなぁ」と思ったりしています。
で、過日、門真の試験場あたりでこんなのを見かけましたが…何なんでしょ。
見ての通り漢字表記は同じ。すなわち同じ交差点ながら、東西の国道163号線用と南北の府道15号線用で英語表記が違えてあります。前者が“Shikenjo Entrance”、後者が“Drivers Licence Sta.Ent.”…これ、何なんでしょ。
よく見ると“Shikenjo Entrance”の方は後で貼り付けてあります。ストリートビューで調べてみますと2018年からこの表記に変更されていて、それ以前はこちらも“Drivers Licence Sta.Ent.”…と思いきやよく見ると“Licence”ではなく“Licens”で“Drivers Licens Sta.Ent.”。ちなみに2009年まで遡ってみてもやはり両方その表記で、ここの交差点はずいぶん前より“英語表記”を導入してあったんですね。余談ですが“Licence”と“Licens”の違いは…こちらをお読みください。
その経緯を思うとこの交差点では一旦完全英語表記にしたものの、何ぞ思うところあって英語とローマ字表記をごちゃまぜにした折衷案を採用したということですね。ちょっと後戻り感があって…よろしいなぁ。
もっと以前は“Shikenjo iriguchi”となっていたのか否かは残念ながら確認できませんでしたが、ひとつ南の交差点はこの様に書かれていました“Shikenjomae minami”。あぁこれは本来のスタイルですね。今日的には“Shikenjomae soutrh”なり“Shikenjomae S.”やと思いますけど…わずか数百メートルの違いにしてこの差に令和を感じますなぁ…とか何とか。
(於:門真市) “Shikenjo”は今や“Sushi”やら“Sukiyaki”なみに世界で知られるコトバやっちゅうことか。
※関連記事:
『“THE SECOND NEYA RIVER”って書くと、えらいカッコええやん第二寝屋川も…とか何とか。』 2014年1月 記
そこそこ深く大きい川に重そうなクレーン機が川底にありますわ。
丸筒の鉄管もそこにあって何の工事かは知りませんけどそれより、こんな重たいモン、どういう方法を用いて川に持ち込んだんでしょうかね。ここからは見えんところから川岸を潰してなだらかな傾斜をつけて自走させたのかはたまた分解してここで組み立てたのか…これ案外「地下鉄の電車はどこから入れたの? それを考えてると一晩中寝られないの。」 の某漫才さんの疑問より深いんちゃいますかね。
過日見た光景…ってもう二ヶ月前のことですから今はもう普通に“川”となっているのでしょうか。やとしたら当然「どうやって引っ張り出したんやろ?」」と気になるんですけど。東除川、令和4年2月の図。
さほど古くない物件ながら、ロゴが懐かしいなぁと思いまして。
スイデン…工場とか集会所で見かける超強力な扇風機においては圧倒的なシェアを誇ってはるのか、昔より何となく知っていますが、もひとつ市井の人々には馴染みないブランドな気がします。ま、幼少期によく遊びに行ったお友達のお宅が電気工事屋さんやったからそこでよく見ていたのかもしれません。
てなわけで昔より知ってはいるんですが、スイデンの“スイ”はずっと勝手に吹田のスイ、吹田電気とでも言うんやろと思い込んでいましたが、元々の社名が“水電社”ってことで…まぁおどぉでもええ話でしたいつもながら。
時流に合った光触媒除菌・脱臭機なんかも手がけてはる様ですが基本は扇風機屋さん。疫病蔓延の日々が続く中、新旧共にきっとあちこちで大活躍してることでしょう。
東大阪は長田の某所で仕事。はよ着きすぎてあたりをうろうろしておりますと中央環状線の向こうに何とも鮮やかな一角が見えまっせ。
歩道橋を通って近寄りますればそれは“桃の花”でした。
説明板によるとそれは“稲田桃”…あぁそう言えばちらっと見聞きしたことある様なない様な。それは日本古来の野生種でかつては稲田地区界隈で栽培されていた名産品やったとか。その後河内木綿やら稲作におされた末、洪水で名木が流され明治期に姿を消したそうです。原木が見つかり2001年より復活プロジェクトが発足、この中央環状線の端(中環の森)には2018年に稲田地区より移植された様です。桃の花のピンク、下草の緑、空の青…何とも爽やかな午前のひととき…って全方位騒音の中でしたけど。
密さけて花見も家ん中で…ってそうそう、何かすっかり“三密”てな言葉も死語になってますね。ま、それはそれとして今日はこれでお花見や。
先月と打って変わって今月は早くもカレンダーに絵がありまっせ。で、内容もまぁちゃっちゃーと描いてるっぽいのは一緒ながら、なかなかよろしいで。こころに咲いてるんでしょうなぁ…立派なさくらが。見上げるコビト…いやいや人間三人衆の背中に夢を感じるってもんでっせ。パステル色の春風がまた涼しげで心地よろしい。この絵をいつもこころにしまっておかなあきませんなぁとしみじみ。何のこと?…ま、いろいろとね。
まっすぐすぎる杉一本…なんてね。
いやぁこんな電柱があるとは知りませんでした。この配慮、さすがは世界遺産の石見銀山って感じ。
調べたところ、たぶんこれ“擬木ポール”というもので、日本コンクリート工業が手掛けている電柱の様です。景観に合わせて茶色く塗ったものは時折見ますけど、ここまで凝ったもんがあるとは。ま、ちょっと本物以上にまっすぐすぎておもしろないなぁとも思いますけど。枝振りのええ風流な松みたいなもんできへんでしょうかねー…って、それはイランか。
(於:島根県大田市) そやっ、昔ながらの木の電柱にしたらええだけのことなんちゃうん。
※追記
Facebook経由で同業の日本ネットワークサポートも同様の製品を手掛けているという情報を頂きました。そもそも電柱メーカーが何社あるのかも知らず…ほかにもあればご一報ください。
今日は肌寒い一日でしたけど連日の暖かさ故か、ここのはもはや葉桜。こんな状態も爽やかでよろしいな。スレートのナミイタに映る影もええ感じ。ってそれよりですわ。何げに安定悪そうやなぁ…ってそうそう、この桜、どうやら元々鉢植えやったんちゃうかって感じですねん。
じつは以前にこの前通って「ん?これは」と思っていた物件。仕事帰りたまたま再会するとちょうど開花期やったって次第。
で、今日改めてじっくり見ましたけど…やっぱりこれ、元々鉢植えですね。一応ストリートビューで過去を見てみましたが2010年のではもひとつ確認できずで2014年になるとはやくも茂りまくり。こないに生長はやいとは。そのうち鉢植えやったことすら忘れられることでしょう。華がある上に根性ある…なかなかなれんもんでっせ。
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