防火水槽 239,240 ■ 島根県大田市大森町大森ホ211 豊栄神社
先の旅で訪れた観光地のひとつ石見銀山。本当によくわかるガイドさんに連れられて駐車場より向かいますれば途中の神社に…ありますがな。
やわい石でできたそれは桶っぽい意匠が施されており、正面には堂々“水用”の文字。まぁ“防火用水”の“用水”のことと思うもそこは“神社”。これは清め用のそれかもなぁ…と思案しておりますと、それは防火用水のことと思われるといった説明があったので、認定したいと思います。
ご覧の通りいかにも時代がかった立派さ。ここは元々“洞春山・長安寺”という曹洞宗のお寺で“洞春”とは毛利元就の法号とのことで自らの木像を安置し石見銀山防衛のための拠点としていたとか。廃仏毀釈ののち、朝廷が長州藩の始祖といえる毛利元就に豊栄の神号を与え“豊栄神社”となったとのことです…ってもう歴史疎いの丸出しのツギハギだらけの文章ですんません。ちなみに防火水槽の台座にある“隊力勇”…勇力隊とは長州藩諸隊のひとつの隊名やそうです。はっ…ちょっと高尚なもん過ぎて疲れましたわ。
ふたつでひとつの物件を別々とカウントしてええんかと今も思ってますけど、えいっ、別カウントと致しましょう。
| 固定リンク | 2
「防火水槽」カテゴリの記事
- 防火水槽 248 ■ 住吉区清水丘三丁目14(大和川検車区)(2024.12.02)
- 防火水槽 247 ■ 枚方市津田元町二丁目20-3(2024.05.03)
- 防火水槽 246 ■ 兵庫県香美町香住区七日市390-1(2024.03.21)
- 防火水槽 245 ■ 東住吉区公園南矢田一丁目6-10(2024.01.09)
- 防火水槽 244 ■ 兵庫県豊岡市出石町柳50−3(2023.08.11)
「大阪、京都以外」カテゴリの記事
- 完全に植物に取り込まれた建屋(2024.11.30)
- 橋杭岩を遠目から眺める、午前9時30分。(2024.11.18)
- 痛々しい山やなぁと思うも、再び。(2024.11.17)
- 耳成山眺める午後5時23分の図と、父の命日を前に思ったこと。(2024.10.23)
- 昭和なプラ看板 319 ● デジタルはCASIO(2024.10.06)
「旅、観光」カテゴリの記事
- 恒例のぶどう狩りへ(2024.09.15)
- 本州最南端から望む太平洋、午前7時33分。(2024.08.06)
- 串本町サンゴ台、午後6時30分。(2024.08.05)
- クラフトビール列車に乗って(2024.08.03)
- 新天地の“さかなのさけ”へ(2024.04.04)
コメント
上下セットなら、江戸時代の防火水槽でしょうか?
ええもんですねぇ!(^^)!
投稿: kinsan | 2022年4月 1日 (金) 05時08分
●kinsanさま
劣化具合を思うと上下セットなやいでしょうかね。意匠が素敵…ただ古いだけではない味があって確かにええもんですよね。
防火水槽ネタには毎度のコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2022年4月 4日 (月) 09時22分