2022年3月
2022年3月31日 (木)
2022年3月30日 (水)
防火水槽 239,240 ■ 島根県大田市大森町大森ホ211 豊栄神社
先の旅で訪れた観光地のひとつ石見銀山。本当によくわかるガイドさんに連れられて駐車場より向かいますれば途中の神社に…ありますがな。
やわい石でできたそれは桶っぽい意匠が施されており、正面には堂々“水用”の文字。まぁ“防火用水”の“用水”のことと思うもそこは“神社”。これは清め用のそれかもなぁ…と思案しておりますと、それは防火用水のことと思われるといった説明があったので、認定したいと思います。
ご覧の通りいかにも時代がかった立派さ。ここは元々“洞春山・長安寺”という曹洞宗のお寺で“洞春”とは毛利元就の法号とのことで自らの木像を安置し石見銀山防衛のための拠点としていたとか。廃仏毀釈ののち、朝廷が長州藩の始祖といえる毛利元就に豊栄の神号を与え“豊栄神社”となったとのことです…ってもう歴史疎いの丸出しのツギハギだらけの文章ですんません。ちなみに防火水槽の台座にある“隊力勇”…勇力隊とは長州藩諸隊のひとつの隊名やそうです。はっ…ちょっと高尚なもん過ぎて疲れましたわ。
ふたつでひとつの物件を別々とカウントしてええんかと今も思ってますけど、えいっ、別カウントと致しましょう。
2022年3月29日 (火)
2022年3月28日 (月)
背中合わせ、昭和な長屋。
奈良市某所で仕事。帰りしな実家に寄ろと近鉄は東花園駅で降りてうろうろ。中河内でも東部は高度経済成長期に建てたであろう青い瓦屋根の昭和な長屋があちこちに残っています、ちと寂しげにですが。
背中合わせに錆びたナミイタに覆われた長屋が二棟。そうそうこんな感じ。ここからバキュームカーで各戸のそれを吸い上げて…なはずですけどカラカラ回る臭気筒が一本もありませんね。ちょっと不思議に思います。
手前には塗り込められた町名看板らしきものがひとつ。広告入り物件やというのにさっぱり判読できないのが残念なところですなぁ。
(於:東大阪市) ガキの頃はバキュームカーのことを「うんこや」と言ってたなぁ…失礼な話や。
※関連記事:
『なにげに昭和な大正区の一角』 2019年10月 記
『H型煙突に臭気筒…昭和な長屋裏の光景。』 2017年6月 記
2022年3月27日 (日)
米子駅2,3番ホーム、3月24日の図。
山陰旅、皆生温泉を出て米子駅からスーパーおき3号に乗ろとホームを行きますと何やらそこに描かれてまっせ。
“ありがとう やくも号 50周年 米子駅”
これって…落書き? な割に堂々の上、出来が良すぎ。ま、最後に“米子駅”と署名(?)がありますので駅員さんの仕事でしょう。
特急やくも…調べますれば今月で50周年とか。ま、見ての通りのネタですけど、こういう素朴さはよろしいなぁ。勝手に駅員さんが時間のある時に描いてはるんやろと想像してええなと思ってる訳ですけど、近隣の絵心ある人が描いてるんかもしれませんね。いずれにしても観光気分を盛り上げてくれる絵でした。
(於:鳥取県米子市) 蝋石で落書き…見かけませんなぁ。
※関連記事:
『谷九の駅の、新歌舞伎座を示す黒板の絵が本格的になってる。』 2013年10月 記
2022年3月26日 (土)
旅館の部屋名が酒の銘柄やん
山陰旅では皆生温泉で一泊。受付済ませてエレベーター降りて見上げた看板に「え?」。
案内された部屋は“東郷”、他には“鷹勇”なる部屋も。そういうことね。
一階の館内案内改めて見るとやっぱり。知らん銘柄も少しありますがこれ、全部日本酒の銘柄ですわ。
チェックアウト時、支配人のお方に訊いてみますとやはり「鳥取・島根のお酒の名前からつけました」とのこと。べつに酒造組合とタイアップしてこの様にしたわけではないということでした。
よく見ると既にまぼろしの銘柄となった酒名も少しあって一抹の寂しさもありますけど“かつてこんな名の酒が山陰にあった”という事実が部屋名に残ってええもんですな。
で、部屋の数だけ呑めるお酒も用意されていて…とはいきませんでしたが、境港の“千夜むすび”を中心に数蔵のお酒が揃えてありました。頼んだのはここの定番“千代むすび”の燗酒。最近どこ行っても「燗酒を」と頼むと「熱燗ですね」って…いやいや、ふつうの温度の燗酒が呑みたいんですけどね。
2022年3月25日 (金)
淀川、午後4時8分。
足立美術館に石見銀山、三瓶山の埋没林見てささっと二泊三日の旅も終わり、出雲から伊丹へ。
途中大山の雪景色を真上から眺めて10分ほどで街の景色に。黄砂のせいか霞んだ空の向こうに川が一本。ただのしょぼい川やと思って見てますれば眼下は生駒山地の向こう側の奈良県に。風向きの加減で南からの着陸となったんかいなぁと思ってますと八尾は恩智あたりで大阪入り、そして伊丹に着陸。旅は終わりました。
「ということは、あのショボく見えた川は…」とその流れの形状を地図と照らし合わせてみますとどうやら淀川やった様で…霞んだ空から見るとわからんもんですね…ってただただ滅多に飛行機乗らんから解らんだけなんでしょうけども。ま、実態は軽い恐怖心と睡魔でモヤっとした状態で眺めていたから何やわからなんだんでしょう。はい。
2022年3月24日 (木)
皆生海岸、午前6時4分。
出雲にはじまる山陰旅、一泊目は皆生温泉。素晴らしなぁ思うこといろいろ。ま、その一部はまた別記事にて。
窓から見える日本海はいかにも日本海って感じ(?)でそれもよし。波消しブロックある浜辺に閉口…とか思いましたけど、そういちいち思うことがイカンねんがなと思い直して眺めるとなかなかよろし。
右奥から漁船がちょうどええところで旋回。ええなとカメラ構えるとすぐ鳥一羽スイっと羽ばたき一枚。間に合ったわい…って、ブレては何やわかりませんなぁ。
2022年3月23日 (水)
午前10時の伊丹空港で、雑感。
「マイルが失効するで」ってことで“どこかにマイル”で出雲までひとっ飛び。他の候補に石垣島、沖縄ほか鹿児島があったみたいで結果に家族は不満、私は満足。やっぱり清酒文化圏に行きたいなぁとついつい思う訳ですよ…って保守的なだけですか。
いかにもビジネス利用やない雰囲気漂わせつつ待ち時間にあちこちうろうろ一枚二枚。飛行機もカッコよろしいかと思いますけど、どちらかと言うまでもなくその“周辺”の方に漂う“現場感”に惹かれますわ。こっちのカッコよさはまたちょっと意味が違うかもしれませんけど。
MAINAMIの変わらぬ配色に昭和を感じ和むひととき。普通のタンクローリーとは違っていかにもな重装備がこれまたたまりませんなぁ…で、今日はじめて知ったのは、空港で見るこのローリーの排気管は、運転席の下、車両の前にあるんですね。そうか、そもそもほとんど走行せんこと思うと前にある方が引火リスクも低いわけでこうなってるんでしょうなぁ。なるほどなるほど。ちなみにこの手の車両は“航空機給油車”というそうです。しかしながら、廃車になるまで距離を走るでしょうかね。
(於:兵庫県伊丹市) 空から街見るといつも思わされる我がのちっぽけさ。その都度気楽になる。
※関連記事:
『公道のMAINAMI』 2020年12月 記
『伊丹空港、デッキから工事現場鑑賞。』 2020年12月 記
2022年3月22日 (火)
マヌケかっこええカイヅカイブキ
ま、狙ってのこのビジュアルでしょうけど…決まってますなぁ。
均整のとれたスカッとした仕上がり。な割に何とも言えんほっこりさ加減。まぁこれはカイヅカイブキの持つマヌケ(失礼!)な持ち味のせいでしょうかねー。
しかしまぁ行き届いた手入れ。きっと最近植えられたモンなんやろといつも通りストリートビューで過去へ行きましたら…やっぱり。葉っぱ伸び放題のわっさわさ。手に負えんわと植え替えはったんですなぁ。
と思うも「どやろ?」。何度か過去現在と見比べますと…あっ、枝ぶりは一緒。これは木自体はそのままですわ。そうか…ボワボワになった状態でも剪定次第でこないなシュッとした加減になるんですね。カイヅカイブキも大したもんですけど、植木屋さんのセンスがこうさせたんですなぁ。ええもん見せてもらいました。
(於:枚方市) どないでもなりよる…見習いたい気もするカイヅカイブキ。
※関連記事:
『金網のこっち二次元カイヅカイブキ』 2018年5月 記
『オバQいっぱい』 2018年5月 記
『バッサリ伐られて幹枝丸出しカイヅカイブキ』 2016年2月 記 ほか
2022年3月21日 (月)
琺瑯タンクの余生 62 ● 大阪府羽曳野市駒ヶ谷
ぶどう農園の脇にデンと一本琺瑯タンクがありました。
錆びた緑色の密閉型。ちょっと不気味にも見えますけどある意味その風合いがこの山あいに溶け込んでいるともいえる状態…でもやっぱりちょっと怖いと感じるのは、密閉型の形状も手伝ってのことでしょう。
場所柄を思うと元々は葡萄酒の醸造に使われていたものかと思いますけど…そやっ、梅酒づくり用って可能性もありますね。ここ駒ヶ谷と言えばワイン以上に梅酒でしょ、チョーヤのね。
2022年3月20日 (日)
枚方大橋あたりで淀川越しの春の冬空、午後4時8分。
お墓参りの帰り道。いつもの場所は今日も感動の景色。
淀川沿いに行き交う人々。まん延防止等重点措置はまだ解除されてませんけど春近し、外にも出たなるってもんょ。明後日で解除…とは言え好転するともあんまり思えませんけどね。
(於:枚方市) “広い空”ってのに案外日頃馴染みないってことや。
※関連記事:
『枚方大橋あたりで淀川越しの雲景色、午後3時28分。』 2021年8月 記
『枚方大橋あたりで淀川越しの秋の空、午後3時32分。』 2020年9月 記
『枚方大橋あたりで淀川越しの夕焼け、午後6時8分。』 2020年9月 記
2022年3月19日 (土)
雨といの引越シール、経年劣化で再登場。
引越しのシーズン。さ、どこに頼みます?
…とか何とか。文化住宅なんかでよく見るこの手の広告ですけどここのはどれもなかなかの経年劣化でええ味と言ってええのか行き過ぎているのか。これでは「どこに頼む?」以前に判読不明もあって。そんな中特にそそるのがありますわ。ペンキで消されるも経年劣化のおかげで復活の一枚が。チラッと見える“阪神引越センター”の文字。せっかくのチャンス到来やと言うのにどうやら現存せんみたいですけども。
で、この手の引越業者さんって…ひょっとしたら“アート引越センター”より前から存在してるんちゃうんでしょうかね。何となく勝手に“アートが元祖”って思い込んでましたけど…どうでしょ?
(於:東大阪市) アホげは引っ越しもなければリニューアルもなし。ずっとこのままマンネリよ。
※関連記事:
『引越たいせつに運ぶ専門の富士急』 2016年2月 記
『文化住宅によくある『引越』のシール。』 2012年2月 記
2022年3月18日 (金)
放出駅、令和4年2月8日午前11時45分。
仕事帰りの過日、踏切で列車待ち。日々馴染みないJR。機関車でも来ぇへんかなぁと一応カメラ構えてますれば…ただの電車。
「…何や」と思いつつも一枚。しばらく待ってましたら…来たきた貨物列車。こういう国鉄チックなのがJR沿線やなぁと思いつつこれも一枚。
けどまぁ記事にするほどでもないわと思ってましたけどこの“ただの電車”、つい先日でおおさか東線での運行終了したんやそうですね。
そやっ、この効率優先っぽいスクエアな車両も“国鉄チック”。この色合いの車両と言えば関西本線が電化したときに登場したやつですよ。当時はまだ小学生やったかなぁ。ま、その当時の車両とは違うみたいですけど、見た目の角々しさは一緒。そうか…もうウグイス色は見られへんのですか。これでまた古い人間になったもんやと思わされますわ。
で、貨物列車。EF66か…こんなんやったっけ?と調べて納得。国鉄時代のそれとは同じながら別モンなんですね。へぇ…知らなんだ。
2022年3月17日 (木)
2022年3月16日 (水)
昭和なプラ看板 256 ● テクニトーン / テクニトーン音楽教室
テクニトーン…懐かしい響き。
これはいかにも昭和テイスト。とは言えシュッとしてちょっとだけ名前を変えた“テクニクス音楽教室”のプラ看板のことを過日記事化しましたんであれこれ思たことはそっちの記事をご覧頂くとしましょう。
黒と柿色“テクニトーン”のフォントが時代を感じさせるなぁって感じがします。この手のゴシックは'70年代後半から'80年代を思い出すんですけど…どうでしょ?。色合いにも同じもんを感じます。
そんなことから気付かされる“知らんうちに時代は変わっていってる”と言う現実。それ思うとCoca-ColaとかCUP NOODLEのそれってすごいもんやなぁとしみじみ。ま、そんなことはしょっちゅう気になってるんですけど。
(於:門真市) それよりこの文化学院が健在やってのが何げに嬉しい。
※関連記事:
『昭和なプラ看板 232 ● テクニクス音楽教室』 2021年月 記
2022年3月15日 (火)
“旭工業會々員之章”の銘板
いかにも旧家って風格漂うお宅の門にひっそりとカッコええ銘板がひとつ。
昨日の記事の銘板によく似た感じですが、こっちはその名からして何となくどういう組織のそれかが想像できます。とは言えいかにも昔のモンって感じですなぁと思いつつ検索しますればなんと現存する組織。旭工業会とは“旭区内の産業や地域社会の振興に関する様々な情報の提供”のほか、勤労者の福利厚生事業の実施などを手掛ける一般社団法人とのことでなるほどー…と思うもここは鶴見区。さらに調べますと同様の法人で“城東鶴見工業会”というのがあります。旭区から城東区が1943年に分離、さらに1974年に鶴見区誕生したこと思えばこちらも今では後者の会員なのかもしれません。そういう経緯を思えばこの看板も戦前のものなんですね。それにしては状態も良くて…と言うより家屋ごときれいに維持されているのがすごいことやなぁと思います。こんな趣きはやはり旧街道沿いって感じがします。
(於:鶴見区) 微妙にでこぼこしてる質感がまたええねんなぁ。
※関連記事:
『“放勇會々員”の銘板』 2022年3月 記
『『耐久会』って何やろ?』 2013年2月 記
2022年3月14日 (月)
“放勇會々員”の銘板
勇ましさを放つ組織…あぁ恐ろしや。
…ま、それは勝手な解釈。何の会かはわかりませんでしたけど場所から想像するに“放”は“放出”のことでしょう。放出の名士の会の様に思うもその名からするに戦争絡みで結成された組織なのかなぁとも思ったり。やとしたらただカッコええわと愛でていてええんかいなという気になってきました。
※関連記事:
『『耐久会』って何やろ?』 2013年2月 記
2022年3月13日 (日)
2022年3月12日 (土)
ソース 77 ▲ スーパー特選 太陽ソース
正味のところ、和歌山の“大陽ソース”のスペシャル版やと思い買いました。
“スーパー特選”とはまた大きく出たもんやなぁと思いつつ「“スーパー”はスーパーマーケットのことかも」とか考えつつよく見ると“太陽”。住所も愛知県で…そうか、これは別会社の“太陽ソース”なんやとあとで気づきました。
愛知県のソース…あんまり馴染みがないなぁと思うも何の何の、近年ではイカリよりよく見かけるカゴメがそうでした。他にはお土産に頂いたコーミもそうでした。で、これで3つ目。初見のそれですので楽しみです。
一本一本紙に包まれていかにも“スーパー特選”って感じ、レッテルの色合いもロゴも歴史を感じさせる深みがあります。中央にはなぜか雪山…よく見れば富士山のシルエットです。“日本一”な感じ、これも暗にスーパー特選を表しているのかもしれませんね。
てなこと思いつつ瓶の首部分にも細いレッテル。そこには堂々“BEST IN THE WORLD SUPER TAIYŌ SAUCE”。日本一どころか世界一やと謳っています。
まずはそのまま。ウスターにしては割とトロッとして高濃度で深い赤茶色。味も…深い。ただどう表現したらいいのか…嫌なクセのない王道な味わいといったところですかね。世界で勝負しよという心意気を感じます…ん?
で、次にはいつもの定番、焼きそばにして味わいました。
これがまた何というか予想通り香ばしくてうまい美味い。甘さ少なく、でも“辛口”ってのとも違う素直に美味しいなぁと…って全然食レポになってませんけどいつものことながら。
で、このスーパー特選太陽ソース、ちょっと調べますれば“富士宮焼きそば”で多く使われているそうです。そうか…それでレッテルに富士山が描かれているんですね。
ネット上ではメーカーのネット販売の価格の倍ほどの価格をつけて売ってる業者もちらほら。どうやら“幻のソース”とプレミアがついているみたいです。
製造元の太陽食品工業さんのことはネットにたくさん出てました。たいへんな時期もあった様ですが工場も建て替え、若き共同代表者の四代目自ら手がけてはる様でちょっと応援したくなりました。『くれよん』2020年9月号Vol.38 に詳しい記事がありますので興味ある方ぜひご覧ください。
名称:ウスターソース 原材料名:砂糖(国内製造)、醸造酢、食塩、タンパク加水分解物(大豆を含む)、玉ねぎ、にんにく、香辛料 / カラメル色素、増粘剤(グァーガム)、 甘味料(カンゾウ)、調味料(アミノ酸)/ 製造者:太陽食品工業株式会社 愛知県清清須市須賀口駅前1-22
2022年3月11日 (金)
3月11日に
暖かい日が続いてもう春やん…てな気分にどっぷり浸かれん3月11日。令和になってコロナ禍に戦争…11年前の衝撃がもやもやとした記憶に変わっていくなぁ。
全然終わってないということすら日常になってしもてるというか現状を知ろうとしてませんで。嫌な感じやと思ってましたら地震で一瞬揺れて…他人事ではないんやと改めて感じるも明日になったらコロッと緩い世界に身を委ねてるわけです。そもそも1月17日と3月11日だけ何ぞ社会的なこと記さなと思う感覚におごりがあるんかもしれません。
(於:寝屋川市) 「天災と人災は意味が違うで」と記そと思たけど11年前のあれは…
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2022年3月10日 (木)
春の日差しに永遠の冬景色
今日の仕事は寝屋川市で二本立て…のはずが一本目、伺いますれば「発熱で代表者検査へ」…ってことで急遽中止に。えっ?そこに働くひとらが濃厚接触者かもしれんのですけどわしは大丈夫なんかいな…って気にしても仕方ないんでけど。
もやもやしつつも二本目の仕事するうちにすっかりそんな不安も忘れて探索しながらの帰り道…ってヘトヘトになりながら歩いていたこと思うと心理的な作用がそうさせた気もしますけど。しかしながらいやぁ、春近しな気候。ですけど景色はまだ…冬ですな。
ほれっ。光は春っぽくあるも冬な感じ…はこじつけか。ただただほったらかされた三菱ミニキャブが永遠の冬を演出してるだけなんかもしれませせんなぁ。
「おっ、これはこれは」とミニキャブ愛で、写真撮ろと思うと近くから“クワンクワン”…って踏切のカンカン音のことですけども。そうか、電車来るんやったら一緒に撮ろ。
そういうステレオタイプな発想が嫌やなぁと思いつつ数枚。ま、結果的に電車も写っててナンボやったのでこれでよし。しかしながら好きな光景やとは言え…何かあざとい写真やなぁと、うん。
(於:寝屋川市) 3回目接種した言うてもまだ効き目出てへん。大丈夫なんやろか。
※関連記事:
『2時間かけてたどり着いた西脇市駅降りて…』 2013年11月 記
2022年3月 9日 (水)
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施工直後に見るとなかなかのインパクト。
ま、その様に道があってドンツキ3つなんですけど。
※関連記事:
『ザ・とび出し注意』 2021年8月 記
『止まれ止まれ』 2019年3月 記
『曲線細道にいっぱいいっぱい“とび出し注意”』 2015年11月 記
2022年3月 8日 (火)
qpdbqpdbな面格子
富田林で仕事して帰り、近鉄電車を針中野で下車して納品済ませてしばし探索。桑津でかわいい面格子発見。
文字にすればqpdbqpdbqpdbqpdbって感じながらブドウっぽかったり音符♩♩っぽかったりでかなりの変わり種。意匠に気が行きすぎてちょっと肝心の防犯にはかなり弱そう…って、それは言ってはあきませんか。とは言え上部の隙間は気になるところ。これはまぁ再利用してはるんでしょう。捨てられることなくここにあることで良しとしましょうか。
(於:東住吉区) o88oo88oo8oo88の方が良かったか…
※関連記事:
『面格子、竹の意匠。』 2020年3月 記
『面格子 梅に鶯 竹添えて』 2020年3月 記
『変わった面格子、よく見れば…艶かしいやん。』 2011年12月 記
2022年3月 7日 (月)
仮舗装にある路面表示がええ感じ
京都は西陣へ納品。京阪の出町柳駅から歩いて15分、足元見れば仮舗装のアスファルト上がええ感じ。
律儀な仕事やというのは当然のことなんですけど、何げに本来の状態より絵心を感じるというか何というか。仕事としてきっちりしつつも少々楽しんではる職人の姿が瞼に…って大袈裟に言うとね。これ見るとあれなんかかなりもひとつ。
(於:京都市上京区) 色合いとかも含めてなんかかわいいねんなぁ。
※関連記事:
『歩道上の意匠まで仮再現してありまっせ』 2017年9月 記
2022年3月 6日 (日)
町家なくなりレンガ蔵あらわる京の町
所用のついでに京阪は七条駅界隈を探索。しっとりした町並みを味わってますと町家のひと区画が更地に。そこを覗きますれば…これまた渋い光景が。
道に面してないところにこんな雰囲気のあるレンガ蔵が隠されていたとは…やっぱり京の町は深いですなぁ。他所でもこの様に奥まったところで蔵を見たことあること思うとまだまだそこここにこの様な物件がひっそりと存在しているのでしょう。
いまは、そしてかつてはどの様なことに使われていた蔵なのかが気になるところ。もともと酒蔵やったのかもしれんなぁと想像するも残念ながらわからずしまい。手元にある1974年の酒造家名鑑によると伏見区以外の京都市内に19もの酒蔵が存在したとありますので酒蔵やった可能性がないとも言えんなぁと想像するもどうもこれは違うみたいですね。ま、しかし何であれやっぱりいわゆる京の町は深いなぁと思ったのでした。
2022年3月 5日 (土)
昭和なプラ看板 16a ● 伊藤ハム
大昔の記事で既に紹介した看板ながら、とても状態いいので改めて載せることにします。
以前の記事は2009年。その頃でももうほとんど見かけん様になっていました1983年のC.I導入前の伊藤ハムの看板がこんなにきれいな状態で残っているとは。やっぱり雨風と紫外線から守られてアーケード様さま。以前記事化したアサヒ靴とアキレス靴のそれもこの商店街に残されていました。
しかしまぁ写真からも伝わる様にこの商店街も他のそれ同様寂れた状態でして、賑やかしに釣られた万国旗が余計にさみしい気分にさせてくれます…と言っても廃墟マニアではありませんのでそこに楽しみは見いだせませんのですけど。
話変わって伊藤ハムと言えばポールウインナー。お子が好きで今日も昼夜と食べましたけどこのポールウインナーってよく考えたら“アイラック”ってのと“ロイヤル”ってのの2種類ありましたが前者は近年見かけませんので廃盤になったのでしょうか。というのは前者はイズミヤ専売品やった様ですが、イズミヤが阪急傘下になってからイズミヤでも“ロイヤル”しか見かけん様になった気がします。パッケージの色合いやら目方の違いだけでしたからまぁどうでもええんですけど、見かけんとなるとなんとなくさみしい気分になるもんでして…ってそない深刻にめげているわけではないんですけども。
(於:寝屋川市) “アイラック”ってのは「イズミヤのラックに並んでる」的意味なんかな。
※関連記事:
『昭和なプラ看板 16a ● 伊藤ハム』 2009年1月 記
2022年3月 4日 (金)
防火水槽 238 ■ 平野区平野本町三丁目11-16
平野区は喜連で仕事のあと、北へ向かいますれば風情ある街並みに。若干寂れた空気漂うもええ感じの商店街を楽しんでいますとそこにあるプラ看板。立ち止まって撮ってふといかにもな旧家の隅を見ますと…これはもしや。
パッと見、石の塊ですけどその形状、大きさ、質感が今まで何度か見た石製の防火水槽そっくり。断言はできませんけどこれは伏せられた防火水槽と勝手に認定。すいません、ひとつお許しを。
で、この物件、旧家の駒寄せの向こうにあってかなり薄暗いところに置かれてあります。ちょっとそのままの明るさではわかりにくいので写真は明るめに調整しました。こうやって写真で見ると、現場では感じなかった“ただの石の塊”に見えてきて「ほんまに防火水槽やったかなぁ」と逆に不安になってきますが…ま、ええとしましょうや。
いかにもな街のいかにもな旧家にいかにもな防火水槽。やっぱり歴史ある町はちょっとちゃうなぁと思わせられる物件でした。
2022年3月 3日 (木)
2022年3月 2日 (水)
霧雨でしっとり玉串川べりの梅の花
霧雨でしっとり梅の花。ただただ純粋にきれいなぁと感じて一枚。
ここ八尾は山本、玉串川べり。とことん桜の名所にしよと市が企んどるみたいでさくら以外の木がここ数年で徐々に伐られてますけど…梅の木はどうするんでしょ。まぁ花つけるってことで伐採免れるかなぁと思いますけど。しかしながら過去にも記しましたけど色んな木が植わってる方がよっぽど味わい深いと思うんですけどね。色々あってナンボのもんや…ってのがわからんのかなぁ。ま、個人の感想ですけど。
(於:八尾市) ちょっと梅にしては暑苦しいほどに花付けてまんな。
※関連記事:
『桜やないとアカンのんか街路樹は』 2016年5月 記
2022年3月 1日 (火)
あんな政党こんな政党秩序保ってこれ大事
「何とも無節操な…」と思いましたけど…
…この「どんな思想集団の方でもどうぞ!」ってな空間こそ大事なことやんなぁとしみじみ。巨大地震も(身内の)認知症も原発事故もパンデミックも他人事やと思ってたらやってきました。そんな流れの中にいま“戦争”も位置するんちゃうかと思うとなおのことこんな一角にホッとするってもんでございます。そらね「なんやねん」と思う党のそれも貼ってありまっせ。けど…そや、これでええねんとひとりごちたのであります。ま、そんなことより純粋に「妙におさまりええなぁ」と。
※関連記事:
『渋いコンクリの壁、上に政治家の顔。』 2016年5月 記
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