戸袋に意匠ふたつ、□と◇。
モルタルの戸袋に意匠が施されているのはよく見る光景。ですが“ふたつ”というのははじめて見たかも。
木造モルタル家屋に三つの戸袋。2階のそれは一般的な“◇”ひとつのヤツですが1階のそれには縦長の“□”と“◇”が配されています。そないに凝った施しとも言えませんけどちょっと珍しいことないですかね。
ずっと見てると簡素ながらなかなか趣あるなぁって感じ。施主さんの好みかもしれませんけど何となく一本気な左官屋さんの仕事なんかなぁと感じさせるもんがある様に思いますけど…どうでしょ。
なくても何ら問題ない。あったらあったでそれが普通。ですけどそういうもんを「イランやん」で済ましてしもては何とも味気ないことですわ。とは言え無印良品的なモンもええなとは思うんですけどね。
(於:生野区)
足元に“犬猫ノ糞尿ヲシナイデ下サイ!!”の文言。カタカナ表記…亡き父が懐かしいわ。
※関連記事:
『戸袋に折り鶴、ス万ヤ添え。』 2020年10月 記
『戸袋の“梅に鷹”』 2019年9月 記
『戸袋に、打ち出の小槌。』 2016年4月 記
『戸袋4つにトンガリ意匠4つのモルタル家屋。』 2012年2月 記
『モルタル壁の打ち出の小槌と小判』 2011年12月 記
『モルタル壁のエビ』 2009年8月 記
『モルタル壁のツルとカメ』 2009年8月 記
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