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2021年12月30日 (木)

ソース 75 ▲ キッコーマン ウルトラソース ごちそう食感

 その名も“ウルトラソース”。
Ultra1 Ultra2  その商品名を見た時「はっはぁ、“ultra soul”ぶってるな、B'zの」と思ったんですけど、どうでしょ?。
 そのドヤッ感全開のネーミングに惹かれて高価ながら一本買ってみたものの、何とももったいない気がしてデッドストックで約一年、気がつけば賞味期限もやばいなぁってことで開封、食してみました。
 パッケージは見ての通りゴージャスさを全面に出していて高級感が漂っています。“揚げ物に!お肉料理に!”と用途もやや限定的。フタを開ければ注ぎやすそうな小さめの穴。そこから出てきたソースは…あれっ、ウスターとちゃうの?。お肉料理になんて書いてあるので勝手にリーペリンみたいなもんを想像していましたら全然、ドロっと出てきました。
Ultra3  そのドロっとさがまた異質、素材の野菜果実であろう固形物がぶつぶつとしています。写真の通り、柔めの金山寺味噌かって感じで、パッケージ上部をよく見れば“食感を楽しむ”とありますので、まさしくそんな感じです。そしてそのお味は…って味よりも荒切素材のシャキシャキ感がまず印象として残ります。“味わう”と言うよりまさに“食感を楽しむ”、これは野菜比率が高いなぁって感じです。
 さて改めて味をみますと…これまたひと言では言い表せませんなぁ。固形物を歯で噛むたびに、その素材の味が口中に広がります。ある時はタマネギを次にリンゴをって感じでこれは何度も楽しめます。ま、ベースには果物由来であろう上質な甘味にほどよいスパイシーさを秘めたあじわいですかね。
 では料理に使ってみましょう。ここは…パッケージの文言を無視していつも通り焼きそばにして。ま、ただ一応書いてあることも尊重してイカではなくブタ焼きそばにして食してみました。
 で、そのお味は…と言うよりこの形状のソースですから麺に馴染まんというのがまずあります。ですがひと口含むと「あっ、甘口でおしいい」。しかもその甘みはいわゆるお好みソース的なものとは別で、もっと深みのある感じがします。ま、この辺の印象は価格などから引っ張られている可能性が高いのでサクッと読み流してください。
 写真には撮ってませんが他には“とん平焼き”にもして食しましたが、これはいけまっせ。豚の歯応えプラスソースのつぶつぶ、しかも粘度が高いので漏れ出さない…そやっ、やっぱりこれは肉用ですわ。ただ…個人的には“お肉は塩で”派ですからあんまりうちでは出番がないかなぁ。
 記事にする前にウルトラソースのサイトを見ましたところ、リニューアルされたのか“ごちそう食感”以外に“至福の味わい”というのもリリースされています…何が“リリース”やって…ま、その言い回しの方がこの商品の持っている世界観が出るかと思いまして、はい。
 最初はシャレで“ウルトラソース”と名付けたかと思っていたヤツですが「こいつは本気で“ウルトラ”を名乗っている」、そう思わせる本格的なソースでした。ごちそうさんでした。

名称:濃厚ソース 原材料名:野菜・果実(トマト(輸入)、たまねぎ、にんじん、りんご)、醸造酢、糖類(果糖ぶどう糖液糖砂糖)、食塩、赤ワイン、香辛料、小麦発酵調味料、酵母エキス/増粘剤(加工でん粉、キサンタン)、 カラメル色素 販売者:キッコーマン食品株式会社 千葉県野田市野田 250 製造所:日本デルモンテ株式会社 群馬県沼田市清水町3748

ま、ジャンキーな料理にはもったいないソースやな。

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コメント

近所にある名称不明の大木の素性解明のためヤシ?シュロ?検索から此方に辿り着きましてん。鍼中野の。結局名称素性不明でしてんけど、ここが面白くて。おかげさんで『中野鍼』=駅名由来が勉強になりました。RYUZOさんの視点センス抜群でんな。そんでウロウロ拝見しているうちソース発見。(扉のポン酢もよろしいな。)その食レポにもこれまた脱帽。思わず米ってしまいました。そしてAmazonへ。またよしてもらいま。ありゃあたっあっした。

投稿: mojo | 2022年5月10日 (火) 23時56分

●mojoさま
はじめましてこんにちは。ようこそアホげへ。
よくもまぁこんな広く深いネット洋の中からずーっと浮上せん埋没ブログにアクセスしてくれはったもんです。
mojoさんの疑問解明には至らなんだこと、心苦しく思っております…ってもうおわかり頂いてるでしょうがまぁ何の学術的な記述もないアホみたいな(“みたいな”は不要か?)ブログですので、まぁそのアホさ加減を共有してもらえば幸に存じます。
しかしまぁ何とウレシイコメントを…おおきにです。
ブログの時代はすっかり終わってしもたか、かつては賑やかやったコメント欄もここ数年蜘蛛の巣はって苔むして状態です。また何ぞ思うことあったら絡んでやってくださいます様ひとつ、よろしゅうお願い致します。たのんまっ

投稿: 山本龍造 | 2022年5月12日 (木) 11時12分

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