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2021年11月13日 (土)

昭和なプラ看板 246 ● エスエスチエーン

 ひょっとしたら平成モンかもなぁと思いつつマークに“チーン”表記に昭和を感じるってことでいっときましょ。
Ssc1 Ssc2  軒に守られてきれいな状態。懐かしい正面向きのウサギのマークに“エスエスチエーン”…今でこそ外資傘下のエスエス製薬ですけど、エスエスてな名ですから外国の会社なんかなぁと子供の頃には思ったもんです。調べますれば江戸時代創業の美濃屋薬房に始まるとか。その後、昭和4年にボランタリーチェーン「瓢箪屋薬房エスエス」発足、ここで初めて“エスエス”登用、“SS”はSocial Serviceの略で社会奉仕の意味とか。と、表向きにはそう説明されているみたいですが創業者、白井正助のイニシャルから取ったという説もあるとか。今では“Science & Society pharmaceutical”の略と意味づけられているみたいですけど…後付け感全開ですな。
 現在は横向きに跳ねてるウサギですがこのかわいい正面顔は平成9年まで使われていた様で、その前は片耳折れていたみたいで、さらにその前は両耳折れて…ま、それも情けない可愛さがあるっちゅや、ありますけどもね。
 この看板があったお店は…ただ定休日やっただけなのか廃業しはったのかさだかではありませんが、これだけ世に“ドラッグストア”が幅を利かすと町の酒屋さん同様なかなかきびしいことでしょう。エスエスチエーン、いまも運営されているのかどうなのか…もひとつ判らずでした。

(於:旭区) ピョンちゃんには馴染みあるも…もひとつここの製品にはせわになってないかも。

※関連記事:
貴生川でピョンちゃんサトちゃんお出迎え』 2014年10月 記

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