ソース 73 ▲ 名城ウスターソース
過日姫路へ仕事に行った折に駅前の播州名産品を扱う播産館にて購入しました。 名城のそれはお好み、とんかつに次いで三つ目。今までが私好みの味でしたので期待が膨らみます。
レッテルのイメージは全て共通しており、ウスターのこれは紫色がアクセントとして使われています。横には“辛味の少ない まろやかな味と香り”とあり、“自社で粗挽きした香辛料で十分に煮出し、オリの少ないマイルドな味と香りに仕上げています。”と続きます。
確かにボトルの底の沈殿物は少なめ。今回のもさりげなくJAS特級のマーク。まずはそのまま味わってみます。
あくまで私見とお読み頂くとして第一印象は「すっぱ辛っ」。ここで言う“辛い”は香辛料の辛さではなく塩分の辛さのこと。ソースを単品で食することはまぁ稀であること思うとそんなもんかももしれません。ふた口み口と味わいますれば奥ゆかしい深い味わい、最後に舌の奥の方でピリッと香辛料がパンチを効かせてきます。旨みと香ばしさについつい味見と称して何口でも味わいたくなります。 さて次に、今回は焼うどんにして食してみました。冷蔵庫にあるもんで調理しましたのでこんかいはかしわの肉というちとイレギュラーな具でしたが美味しくできました。
で、お味は…これもまたやはり“すっぱ辛っ”。加熱すると酸味は飛ぶことが割と多いのですがこのソースは酸味というエッジが効いたままです。甘口好みには合わんかと思いますが、暑いこの夏にはこれくらいの酸味の方が食が進むってもんで、美味しいおいしいと楽しませてもらいました。ま、大人向きな路線ですね。キャベツにかけて食べてみてもやはり同じ印象でした。“夏の大人のウスターソース”って…いやいやきっと年中美味しいかと思います。
このソースも今までのふたつ同様、隠し味に“醤油”が使われています。“兵庫播州の地ソース”を謳ってはりますので、きっとこれにも龍野の醤油が使われていることでしょう。“どやっ”な主張のなさに好感が持てる、正直なソース、そんな感じでした。ごちそうさんでした。
品名:ウスターソース 原材料名:砂糖(国内製造)、醸造酢、野菜・果実(たまねぎ、トマト、人参)、食塩、香辛料、アミノ酸液、醤油/カラメル色素、調味料(アミノ酸等)(一部に大豆、小麦を含む) 製造者:メイジョーソース株式会社 兵庫県揖保郡太子町矢田部101-1
※関連記事:
『ソース 50 ▲ 名城とんかつソース』 2015年9月 記
『ソース 33 ▲ 名城お好みソース』 2013年6月 記
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