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2021年8月23日 (月)

昭和なプラ看板 239 ● 灘の酒 金鹿

 ツタまみれになった長屋の一角にこれまた経年変化でセピア色に染まったプラ看板がひとつ。
Kinshika1 Kinshika2  そこには“お好み焼”の文字…もう店仕舞いされた風情ながら何もかもが雰囲気ありすぎです。
 上部見ますれば“灘の酒 金鹿”。赤の髭文字で記されているところがこれまたいかにも日本酒のプラ看板の王道って感じ。あまり見かけない銘柄ながら今はワンカップでお馴染み“大関”が手掛ける現存ブランドです。元々は朝鮮半島で酒づくりをしていた蔵元たちが戦後引き上げ、合同して“灘酒造”を設立したのが始まり。阪神大震災にも負けずに酒づくりに勤しんではったものの2006年に民事再生法を申請の後、大関の傘下となり2012年に解散、大関に吸収されたそうです。蔵元としてはなくなって残念ながら、商標と昔ながらなレッテルが継承されたのはええことですね。

(於:奈良県大和郡山市) 残念ながら裏面は吹っ飛んでしもたのかありませんでした。

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プラ看板」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。来月で東岡町の清月荘が取り壊されるとの事で、一度見に行ってみようと思っています。それに伴って、こちらで紹介されているあじさいというお店も是非見てみたいのですが、ストリートビューで探しても中々発見できません・・・。もしよろしければ、どの辺りにあるか教えてはいただけないでしょうか。

投稿: | 2024年9月27日 (金) 20時03分

●さま
こんにちは。返信遅なりましてすいません。
う〜ん、どこやったかいなぁと思いつつ記憶を頼りにGoogleマップで調べますれば、ストリートビューで見つかりましたっ。
https://www.google.com/maps/@34.6430273,135.781565,3a,90y,234.59h,85.24t/data=!3m6!1e1!3m4!1swfp_rZ-k28xkmuQwQpifmg!2e0!7i16384!8i8192?coh=205409&entry=ttu&g_ep=EgoyMDI0MDkyNS4wIKXMDSoASAFQAw%3D%3D
残念ながらお店の前の映像はありませんでしたが、上記の画像の先にこの記事で載せた看板が見えます。
ですがもう当時でも随分朽ちてましたので、まだ残っているのかどうなのか…
清月荘の近くみたいです。
よき小旅(?)になります様に。

コメントおおきにです。
他の記事でも何ぞ引っ掛かることありましたら、気楽に書き込み頂けますでしょうか。
よろしゅうです。

投稿: 山本龍造 | 2024年9月29日 (日) 20時55分

ご返信ありがとうございます! 情報本当に助かります。ストリートビューで目の前まで行けない路地に面しているのですね・・・なるほど。グーグルマップの航空写真の方では、それらしい建物はまだ健在の様子ですので、まだ建っていてくれる事を願うばかりです。改めまして、ありがとうございました!

投稿: | 2024年10月 1日 (火) 10時40分

●さま
書き込みいただいたお陰で検索し
https://note.com/yuusyunkaku/n/nada0906cc74d
の記事がヒットし、勉強させてもらいました。
有り難うございます。

また何ぞありましたら宜しゅうお願い致します。

投稿: 山本龍造 | 2024年10月12日 (土) 11時32分

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