« 昭和なプラ看板 233 ● NEC パソコン | トップページ | 暗渠の中のウシガエル »

2021年7月 1日 (木)

金魚すくいの金魚にしては長寿の一匹、死す。

 二匹飼う金魚のうちの一匹がここ数日急激に元気をなくしてずっと沈んでましたが…今朝、亡くなりました。
Takora  何年生きてたのやろ…まぁお子が金魚すくいでもらってきたことから思うと、少なくとも7年は生きていました。半世紀以上の人生の中、金魚すくいで小さいのをもらってきては2〜3日で死んでしもた思い出はそらもう数え切れんほどありますが、この金魚は…元気やったなぁ。まぁ夜店の金魚とは違い、近くの新聞販売店の催しの中でやってた模擬店みたいなとこからうちに来たこと思うと、最初からそれなりに疲れ切ってはいない状態やったから何年と生き延びたんかもしれません。
 いわゆる“金魚鉢”にはじまり…成長に合わせて最後はそこそこでかい水槽でもちと狭そうに泳ぐほど立派な大きさになって「これ…金魚ですかぁ?」と他人さんからいわれるほどになってちょっと自慢やったんですけどね。
 最初は三匹、うち1年半ほどで一匹なくなりそれからはずっと二匹エサの取り合いしつつ元気に泳ぎまくって…あ、ちなみに亡くなったのは写真では尾っぽしか写ってない方です。
 今更ながらと思いつつあれこれ金魚の病気など調べる中、知ったことは「金魚には胃がなく、しかも満腹中枢もないのでエサをなんぼでも食べては腸にたまって負荷がかかる」ということ。そうか…ひと気を察するとすぐに水面でパクパクとエサを所望しはる訳でその都度「水槽の中だけが世界やと、食べることしか楽しみないんやろなぁ」とドンドンエサやって…それがイカンかったんかもしれませんわ。けどまぁ…そのせいで鯉かと思われるほど大きなりはったんですけども。あ、余談ですけど知り合いの家の金魚は何年経ってもちんまいままで動きも鈍くて。訊けば「ほとんどエサやらん…と言うか犬と小鳥のペットに気を取られそもそも金魚に存在感がない」って言ってたなぁ。その金魚も結局カビにやられて死んだそうですけども。
 残された一匹…かわいそうやし新しい仲間を…とも思うもきっとそうしたら新旧覇権争いで結局全滅しそうに思って。というのは金魚の前は、どじょうつかみの催しでもらってきたドジョウでその時、一年遅れで新しいのを入れると…古い方がパニックを起こして結局全滅しましてね。それ思うと一匹でエサの取り合いもない刺激レスながら優雅とも言える日々を楽しんでもらうとしましょうか。今日は極々個人的な記事にてすんませんでした。

屍は梅の木の根元に。開花のたびに思い出すつもりで…って、忘れるんかなぁ。

| |

« 昭和なプラ看板 233 ● NEC パソコン | トップページ | 暗渠の中のウシガエル »

何げな」カテゴリの記事

思ったこと」カテゴリの記事

コメント

おひさしぶりにコメントします。インスタも見ております。7年前に亡くなった金魚を思い出しました。あまりにそっくりなので。

>金魚には胃がなく、しかも満腹中枢もないのでエサをなんぼでも食べては腸にたまって負荷がかかる

知っていればもうちょっと長生きしたかもしれないなぁ。
時は経ち、金魚の墓の上にアパートが建ってしまいました。新しい仲間、友達作らなというのはもしかしたら人間特有の感情かもしれませんね。個人的な記事って好きですよ。ではでは。

投稿: あみーご長嶋 | 2021年7月 2日 (金) 10時22分

●あみーご長嶋さま
お久しぶりです。約1年半ぶりのアホげへお越しくださいまして有り難うございます。
餌やりの件、じつは数年前から知るも「やっぱりかわいそうや」とついついやりすぎとったんですわ。それでも「これはアカン」と2ヶ月ほど前からかなりセーブして与えてたんですけどねぇ。
で、下関にも同じ様な金魚が7年ほど前までいたんですね。きっとそれが大阪入りして第二の人生を泳いでいたんやと思います。ですから“お墓”がアパートになろうとも心配無用…とか何とか。
で、確かに“一匹やと可哀想”は人間の感情に基づいた勝手な解釈かもしれませんね。そう思わせるくらいに残された一匹は今日も元気にエサねだってます。

個人的記事お好きですか…じつは私もかなり好き。それこそがブログやないかなぁ…そう思ってますのでうれしいコメントでした。

あ、それからInstagramのことですけど、これに関しては…もう何と申しましょうか急激に虚しいなりましてこのままfade-outしよかなぁと思ってます。ま、決めかねてますけど儚すぎますわインスタは。
てなわけでこれからもブログのアホげをよろしゅうです。

投稿: 山本龍造 | 2021年7月 3日 (土) 00時10分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 昭和なプラ看板 233 ● NEC パソコン | トップページ | 暗渠の中のウシガエル »