昭和なプラ看板 220,221 ● ホンダショップ / アラヤのツバメ自転車
自転車屋さんに始まり、バイクに自動車にと世間の発展に沿って手を広げていってはるであろう雰囲気の町の自転車屋さんに何とも味わい深いプラ看板がふたつありました。
陽に焼けてもう味わいの域を超えてしもてる感もありますが、何とも言えんその状態が何ともこころに沁み入ります。色褪せどころか色が抜けてしまった上の看板に残るは“ホンダショップ”の文字。見たことある様なない様な…とネットで調べますとほぼ新品の状態のものがオークションに出された様で、それを見るとむかしどこかで見た記憶が蘇ってきました。幼少期に見たピカピカがこないなる…我もこんな風情になってるんやなぁとうん、感傷的な気分になるってもんです。
そしてもうひとつ、下のはツバメ自転車の看板。これは初めて見ました。◯部分だけでも充分シンプルながら味わいがありますが、やっぱり飛ぶツバメのマークに合わせた形になっているところに時代を感じます。こちらもネットで調べますとほとんど劣化していない状態のものがアップされていました。それと比べるまでもなく、こちらは色抜けと言うよりくすんでしまって…まぁこれも味わい。きっとこちらも同世代でしょう…って我より若いかもしれませんが。ツバメ自転車のことは、以前の記事(昭和なプラ看板 73 ● ツバメ自転車)に記してありますので、興味ある方はそちらをご覧ください。
雨風に太陽光にさらされても本来の使命を果たし続ける…アーケードや軒に守られるそれとはまた違った趣きでええもんです。「こんな風になれるのかいな」…ついつい自分と比べて見てしまうふたつのプラ看板でした。
(於:生野区) 近所のカンジくんがツバメ自転車乗ってたわ。どうしてるんやろなぁ…
※関連記事:
『昭和なプラ看板 73 ● ツバメ自転車』 2013年3月 記
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