仕事観、兄と弟。
(今日は…ちょっと語ってます。けど、わちゃわちゃ…いつもながら。)
先日の名古屋行き、用事は兄と会い諸々の案件の話をすること。兄とは…まぁなんと申しましょうかそないに縁がなく、会わん時期が長いことあったんですけど、そこそこの年齢になってそうも言うてられませんで近年何度か会いましたが…なかなかええもんです。案件の話はサクッと終わってあれこれ近況報告めいた話に。
互いに全く違う人生を歩んできて…兄は大企業で定年、こっちはフリーランスでぼちぼち。自由業者の身分としてはいったい何歳まで世間は私に仕事をくれるんやろって状態。で、将来の話…といってもそないに先のない将来の話ですが、自分としては「(特殊技能を必要とせん)パートなりアルバイトでもええから仕事し続けたいわ」と話すと「わしは…自分が成長できるっていう実感がない内容の仕事やとやらんな」と兄。訊けば会社勤務の三十余年、あらゆる職場移動の中でずっとそうやって生きてきたとのことでした。
えぇ…そうなんや。そうか…“成長し続けてこそ仕事”か。なるほどなぁ。そういう仕事観なんや…はぁ。
立派やなぁ…ほな我がの仕事観ってどんなんやと自問自答するも、こんなストイックに向上心を持って仕事と対峙してるか? いやぁ否々でっせ。
でもちょっと考えてみたらヘッドハンティングされて企業を渡り歩く人々ってのもまさに自分が成長できてポジションが上がるからそうしはるわけですから、できる人たちにとっては極々一般的な仕事観なんやもしれませんなぁ。そういう考えから兄は、定年後の雇用で給料が半減するってのも「あほらし」と思った様です。
兄弟でも出来が違うなぁ。期待されると潰れそうになって、そこここで「逃げたんちゃう?」と悔いることも多々あるし。かと言って全然後悔してるわけでもなく…そこは兄弟いっしょなんですよね。還暦あたりでそう思えることの有り難さ…うん。
で、ちょっと話戻りますけど「パートなりアルバイトでもええから仕事し続けたいわ」の意味は…まぁおわかりのことと思いますけど即ち「世間と関わって生きていきたい」ってことな訳です。もちろん退職金もないから何としてでも働かんならん現実もあるんですけど、「仕事してる=社会の歯車→役に立ってる」って図式、とまぁこう思っていた自分は何というかあさはかやったというかシンプルすぎましたなぁ。
数ヶ月前に新聞で目にしたドリアン助川氏の発言、要約すると『能動的に世間と関わることだけではなく、受動的に世間を感じることも世間と関わっている』…いやもっと説得力のある言葉で語ってはったんですけど、確かになぁなるほどなぁっと思いました。能動的に社会と関わりたいってのは、これ政府の言う“一億総活躍社会”とか言うアヤシイ政策にマンマと乗せられてただけちゃうかと思えてきました。
あー書いているうちに考えが変わったりまとまったりしてきてもひとつ「何言うとんねん」な文章になってしもてすんません。わちゃわちゃな文章のついでにそや!、“一億総活躍社会”を嘲笑い「御隠居の復活!」を声高に宣言し…って、できるかいな。11月23日、勤労感謝の日。
写真は名古屋からの帰路、仕事観あれこれ思いつつ眺めた近鉄電車の車窓から。海山道駅あたりにて。
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