昭和なプラ看板 212 ● 吉野の銘酒 花巴
過日、仕事帰りに通った長尾街道…とか知った風に記してますけど“長尾街道”なる街道の存在は知りませんでしたってのが正直なところ。ま、そんなことはどうでもよろしいか。そんな由緒ある街道沿いにもう廃業されたであろう酒屋さんの軒下に、こんなプラ看板がありました。
吉野の銘酒“花巴”か…懐かしいなぁ。その昔…ちょっと前に思うももうかなり昔の20年ほど前にこの“花巴”の醸造元に伺ってお話し聞かせてもらったり、酒づくりの匠、おやっさん(杜氏さん)のヤブ長さんを訪ねて何度も但馬まで足を運んだもんです。蔵元さんもおやっさんもホンマ正味の話をあれこれ話してくれはって…でも、ここに記すことはヤメときますね。オフレコあれこれ…ほんま楽しかったなぁ。
南部杜氏に移行後、代も変わって今は蔵元杜氏が醸す酒となった様ですが、味わいの方向性はより濃醇にシフトしてはるみたい…ってなかなか縁がなくて口にしていないのでよく知らないのでまぁこの辺にしときます。
しかしながら…ここ10年で但馬や丹波、南部に越後など出稼ぎ労働者が酒づくりに従事してはったのも今は昔。出稼ぎの必要がなくなったという点においては良いことではあるんですが…何となくいち時代が終わりつつあるんやなぁと思うと物悲しい気持ちにもなります。その昔、二冬酒づくりを手伝いに行っていた頃あの頃がもうたまらん懐かしくて。時は令和、平成に昭和が残っていたあの頃も昔になったもんやとなとしみじみ。そらまぁ我の年齢思えば当たり前のことなんですけども…はい。
(於:松原市) その頃買い集めた但馬杜氏の醸したお酒のストックありすぎ…どうしよ。
※関連記事:
『但馬牛まつり内“酒まつり”へ』 2010年9月 記
『但馬杜氏“酒まつり”へ』 2008年9月 記
『但馬のおやっさんから葉書が届いた!』 2008年3月 記
『おやっさんの、但馬へ』 2007年9月 記
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