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2020年8月

2020年8月31日 (月)

琺瑯タンクの余生 53 ● 和歌山県有田郡有田川町大字中峯

 先の記事同様、道を間違った結果出くわした琺瑯タンク。
Horo53a  やや小ぶりの開放型のが道路脇にひとつ。ガードレールの隙間にうまいこと収まって平坦な景色にアクセントを与えています。
 酒蔵から放り出されて長い歳月が流れたのでしょう、もう全面錆びサビ。まぁその方が景観には溶け込んでええとも言えるわけですですけど。まわりにこれといった農地が見られませんでしたので、どういう用途で第二の人生を歩んでるのかがもひとつわかりませんでした。
 グルっと見ると…おっ、銘板が残っています。一応撮っておきましょう。
Horo53b  割とよく見かける“灘琺瑯”製のものですね。まぁ古いもんやというのは全体から伝わってきますけど住所にある“兵庫縣武庫郡本庄村”、これってどこやねんって感じ。wikiで調べるに現・神戸市東灘区の一部とのことですけど、もうこれだけでも充分年代物であることがわかります。ちなみに本庄村は昭和25年に消滅したということですから、少なくともこのタンク、70歳以上ですね。
 それからこの“灘琺瑯”も今回調べて色々知りました。社名に“灘”と付くことから、てっきり灘の酒造家などが資金を出して作った会社なのかと思ってましたがじつは新潟の4つの酒造家たちが昭和2年に資金を提供してできた会社とか。詳しくは灘琺瑯の流れをくむ日本容器工業グループの“ものづくりストーリー”をお読みください。
 更によく見ると“賣特許”やら“新案登録”の文字。一世紀の時を経て再び“木桶”が見直されている昨今ですが大正の時代に起こった大腐造などを機に衛生的な琺瑯タンクの時代がやってきたことを思うと、すっかり錆びサビなヤツですけど当時は最先端な醸造機器やったんでしょうなぁ。そうか…そやねんなぁと。

(於:和歌山県有田川町) 温故知新でそのうちヴィンテージ琺瑯タンクの時代が…来ぇへんわなぁ。

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2020年8月30日 (日)

布施柳通で入道雲、午後1時56分。

 気温激アツながらももひとつ夏らしい景色は見なんだ気がするなぁ…ってそうか、不要不急の外出をせなんだからなんでしょうか。
2008301356  今日は8月最後の日曜日。所用の移動中の信号待ち、フロントガラスの向こうに…おぉ、立派な入道雲。やっぱり夏が来てたんやなぁ…って当たり前なんですけど。こっち曇るも向こうは晴れ。前途洋々な気分…とか思いつつこの信号で左折。それだけ。

(於:東大阪市) Pにも“空”。

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2020年8月29日 (土)

ヤヽグチ薬局 TE: . 692 : 5-::‾

 文字の劣化具合に反応して一枚。
Yaya  改めて見ると、全体の色合い含めての味わいでしょう。剥げた雨戸の水色は当然のこと、緑と薄緑のテント…これに反応して幼少期を思い出すからでしょうか。例えば、霜の付いた冷凍庫からアイスキャンデーを買っていた街のお菓子(パン)屋さんの軒先とかのイメージなんですけど。若い衆にはわからん話。結局のところまぁ今の我がこんな感じ…ならええんですけど、ただただみすぼらしいおっさんなんやろなぁって気がします。

(於:住吉区) “マ”はあと何年踏ん張れるのでしょうなぁ。

※関連記事:
力尽き“工”横たわる。』 2018年7月 記
立体文字、妙にデフォルメ履物タマゴ。』 2018年6月 記
“ か し わ ○ 豚 肉 ”の“し”。』 2016年12月 記
中華の“華”の字、妙なずり落ち方してる。』 2009年8月 記

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2020年8月28日 (金)

服部緑地の連理木

 いったい何がどうなってこうなってるのかがなかなか理解できませんで。
Xrenri1  新緑まぶしい5月、仕事終わって池田からずっと歩いて服部緑地の淵を歩きますれば、木がこんな状態に。
Xrenri3Xrenri2 そらもう私の中では「どえらい発見や」と思いつつも、どない見てもどうなってるのかよくわからんなぁって感じ。てなわけでちょっとどう記事にしてええんやろかとほっといたんですけど…写真をよく見ると、何となく「あぁそういうことかも」と。
 木肌をじっと見ますと…これはどうやら二本の木がクロスして、その交わったところが溶け合って今に至ってるってことでしょうなぁ…なんてコトバにしてしもたらそれだけって感じですけど、実物を前にすると、もっと何というか神々しいって言うか圧倒される存在です。
 木がこの様になる様子はかつてブログ“河内彷徨~郷土を見にゆく~”のナムダーさんや“なんぎな日記”のなんぎさんに教えてもらってました。そうそう、こういうのは“連理木”って言うんでした。しかしながら…ほんまに幹は融和してるんでしょうか? 伐ってみないとわからんと思いますけど…そんな罰当たりなこと、誰もできませんやろな。

(於:豊中市) 360度、どこから見ても連理木…ぜひ拝みに行ってみて。

※関連記事:
公園に、連理木。』 2015年12月 記
木の幹、分岐の後に一本化してる。』 2011年9月 記

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2020年8月27日 (木)

朱赤の郵便受12個赤サビ仕立て

 そらまぁこうなるんですけど、ちょっとええかも。
Posts1 Posts2 昨日の記事を書いて「そういえば…」と過日同じ様な二十四軒文化住宅の郵便受に反応したのを思い出しました。ステレオタイプな朱赤のそれがずらり12個連なって…いかにも集合住宅のポストって感じ。この実質本位な形状自体がもう何とも懐かしい訳ですけど、それが「これでもか」と塊で。
 ペンキの赤に混じる赤サビの見事なる調和…は言い過ぎながら、午後の光浴びて何となく堂々の風情。などとビジュアルばかりにあれこれ思うも、この12の箱を介してそれぞれのドラマがいっぱい詰まってるんやがなと思うと、なおのこと愛おしく見えてくるもんです…なんて解釈完全後付け。

(於:東大阪市) この手のポストとか消火器って、昔は町内の回覧板介して売ってた気がするけど…

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2020年8月26日 (水)

夏の二十四軒文化住宅

 とても美しい状態で現役の文化住宅がありました。
24bunka  きっちりシンメトリー。掃除もメンテも行き届いてそこには取り残された感が全くなく、逆にタイムスリップを純粋にあじわうことになりました。セピア色やら廃墟やらと一線を画す現役文化。大家さん大切にしてはるんでしょうなぁ…って、住人もしかりかな。ポスト横のホウキにチリトリからも感じられるってもんです。

(於:東大阪市) ※戸数はポストの数から算出…手抜きやなぁ。

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2020年8月25日 (火)

昼はツクツク夜コロコロで秋近し

 暑いアツイ言っても…もう秋近しですなぁ。
Akippoi  先週奈良でツクツクホウシを耳にしたと思ったら一昨日の夜なんかもうコオロギがコロコロ。数日前にも別の秋虫がチンチンと鳴いていて…思えば朝の空さえ思いっきり秋っぽかったもんなぁ…ってウソ。意外や今月5日朝の図。こんな空しときながら暑い暑いと文句言う中、虫はどうやって季節の移り変わりを感じてるんでしょうなぁ。しかしまぁ暑い日は来たものの夏は来ず。そう言えば春も来なんだなぁ。それでも秋冬は…来る。いや、心の中の話ですけど。

(於:八尾市) 赤信号がええ味醸し出してる。

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2020年8月24日 (月)

高井田中三丁目10-24

 空地にも番地がある…当たり前。
1024a 1024b  その当たり前なことながら、妙に和みますなぁ。とても主張しているはずなんですけど。
 東大阪某所で仕事のあと高井田駅までの道すがらふと現れた空地。雑草も茂りまくって夏盛り…って思ってましたけど、こう見るとエノコロ草を始め茶色く色づいた草もちらほら。激暑の日々続くも秋近し。そらもう8月も24日やもんなぁ。

(於:東大阪市) 馴染む虎ロープ…珍しいかも。

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2020年8月23日 (日)

YOUハイムってょ

 私が知らなんだだけの様です。
You1You2 “ユーハイム”ってのは“Juchheim”で、洋菓子屋さんのことやと思ってましたけど…違てたようですんません。“YOUハイム”、検索しますればそこここにあるとは。それでもまぁほとんどが大阪東部にあること思うとある種“大阪っぽい”のかもしれませんなぁ。

(於:東大阪市) “原宿”も“六本木”も“東大”も東大阪にあること思うと…あってもおかしないな。

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2020年8月22日 (土)

プラ看板、プラ板なくなりツタ絡み…

 あっちもこっちもツタまみれ…は言い過ぎ。
Shuntokucho3a Shuntokucho3b  ここにもツタ。プラ看板、肝心のプラ板なくなりツタ絡み…ええねぇ、夏の図やわぁ。

(於:東大阪市) 残る蛍光管…こういう状態で漏電せんのかいな。

※関連記事:
道端に、店もないのにプラ看板、元。』 2019年12月 記

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2020年8月21日 (金)

阪神高速東大阪線の裏を横から

 強い夏の光の照り返しもあってでしょう、高速道路の裏側がまぁきれいに見えること。
2007160940  渋滞の中でふと目にした景色に感動し一枚。まぁ調整はしましたけどほんまにきれいに写真化できるもんやなぁとそっちの面でも感動しますわ。明部は飛ばん、暗部は潰れん…こんなんカメラメーカーとソフト会社の技術陣のお陰で写真になってる様なもんで、我がの技やてたいしたことないなぁ…って感じ。有り難いよ技術革新。今日午前中ちょっと某所で写真展を見せてもろてなおのことそんな風に思ったのでした。ま、“こだわり”はこだわりでこだわってもろたら結構なんやけれども…ね。何のこっちゃ。

(於:東大阪市) 排ガスで煤けた感じがまたよろし。

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2020年8月20日 (木)

夏空に白いキャンバス、午後3時51分。

 そこに何も書いてないだけで、意味ありそげに見えるもんです。
2008201551  勝手に解釈。酷暑来るも「やっぱり…夏は來なんだ」な気分にさせますわ。空っぽの夏…いや“夏”は来てへんのですけど。新コロ避けてクルマで京都へ納品の帰りに目にした光景。

(於:京都府向日市) 前を行くのは筑豊ナンバー、はい。

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2020年8月19日 (水)

花と緑 卓球 で、ことりの店。

 何屋やねん。
Hmtk  クルマで信号待ち。「卓球やて」とうちのひと。見るとこんな看板。確かに妙や…と次に目に入ったのが“ことり”…
 調べますれば全部やってはる様なので表記になんら問題ないんです。けど…ええわぁ。唐突な“卓球”で「?」と気を引き“ことり店”でわしづかみ。まんまとやられました…とか何とか。

(於:八尾市) ついでやし、熱帯魚とか釣り堀もしはったらええのにな。

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2020年8月18日 (火)

中之島から堂島見て感じて、午後2時56分。

 中之島はフェスティバルタワー某所で仕事しての帰り、シースルーのエレベーターから闇雲に数枚撮りますと、おっ、うまいこと撮れてますやん。
2008181456  非日常やわぁ…ってシュッとしてはるビジネスマンには馴染みの光景でしょうけど、ほぼ地上数メートルで生活してるモンにとっては全然こんな環境が日常とは思えませんわ。このエレベーターも何ですか、13階でいっぺん乗り換える…そうなんやって感じ。
 そこここが生活臭って言うのか汗臭さみたいなもんとは無縁の無菌空間な装い(…に見えてきょうびはウイルス蔓延してるんでしょうけど)に…諸々思うことありますわぁ。
 職業やらその環境が人をつくるという部分を思うと、昔々学校で机並べてた人たちとも疎遠になっていって当然のことですかね。どんな舞台でどう生きるか…そんなん何も考えんとここまで来ましたけど。

(於:北区) いわゆる“勝ち組”の人と話してその合わんさ加減に驚いたなぁ数年前。

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2020年8月17日 (月)

怒るツチノコ…カイヅカイブキ。

 あまりの暑さに怒るツチノコ…とか何とか。
Tsuchinoko1 Tsuchinoko2 このカイヅカイブキ、吠えてますよね。結果的にこうなってるには違いないと思うも、絶対怒ってはるわぁって感じ。そらそうでしょう、長年タガに締め付けられてただでさえ窮屈な歳月を過ごしてきたというのに邪魔やと剪定(…いやそんなええもんちゃいますな、刈り取られたが正しいでしょう)されたんやもんね。人間を代表して「ごめんなさい」を言わんならん気がしてきました。
 で、例によってストリートビューで10年前の状態を見ますれば…わっ、全然ニュアンスが違います。かわいく剪定してもろてなかなかええ感じ。10年…そうか、人間と一緒かも。幼児さんも10年経ったらこんな感じやもんなぁなんて思ったり。ま、おもろいからこれでオッケー。せんど怒ってくださいな。

(於:中央区) 10年間時折ながらずっと見てきた存在なんやけどなぁ…いつの間に。

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2020年8月16日 (日)

表具屋さんにもアマビエ

 初見は月並み(?)に“アマエビ”かと読んでいました、恥ずかしながら。
Amabie1 Amabie2  先日の仕事帰り、信号待ちのクルマの中から何げに見た店舗の奥に、アマビエがいました。ちゃんと掛物になってます。じつに絵に合った表装してあるなぁと思いつつよく見るとそこには“◯◯表具店”の文字。さすがはええセンスしてはりますわ。
 単品で見ると目をむくその姿もこうやって見るとじつにえぇ感じ。さすがは京都やわ…って言っても伏見ですけど。

(於:京都市伏見区) なかなか効力を発揮してくれはりませんなぁ…って、なぁ。

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2020年8月15日 (土)

8月15日

 追手門学院の石垣に残る“陸軍”の標石は前から知るも、道を隔てた堀のそばにもあるのは今春まで知りませんでした。
Rikugun1Rikugun2 他にもいくつか残っているそうです。戦争って長年とっても昔の出来事の様に思って生きてきましたけど、半世紀前のことがつい最近と思える年齢なってみると、75年という歳月の認識も変わってくるもんです。とか記しつつも…なぁ。
Rikugun3

 

(於:中央区) 追手門学院て陸軍の外郭団体が設立したとはじめて知った。あの妙に私語を慎む登下校時のお子たち…納得。

※追記:これって…供出で一本になってるのかなぁと。
Kaigun4Kaigun5 これは大阪府庁の歩道との境目にある手すり(?)ですけど、金属製の棒が一本付けられています。が、その下にもかつて棒があったのだろうと想像できる跡が石に残っています。これは…戦争の時の物資不足で供出されてこうなったんちゃうんやろかと勝手な想像をしてますが、どうでしょうか。きっとこれも供出されたのやとすれば、今の棒も戦後に後付けされたものやないかと思いますが。
 長年「きっとそうなんやで」と思いつつ調べんまま。どなたかご存じないですかね。

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2020年8月14日 (金)

琺瑯タンクの余生 52 ● 和歌山県有田郡有田川町大字本堂

 和歌山行けば、琺瑯タンクにあたる。
 不要不急の外出は控えたままの日々…用件さっさと済ましたらクルマの外出はええやろと勝手な解釈をしてまずは桃山町へ桃買いに…は、アホかって感じ。いやまぁスーパーではまだあら川の桃売ってるしまぁってことで淡い期待をしましたけどどっこも閉まってました。そらぁ8月も中旬やもんね。で、気を取り直して今度は有田まで農産物買いに。ま、こっちはそれなりに…ってわざわざ来るほどでもないっちゅや、ないなってところか。結局ホンマの目的はガソリン安売りの殿堂(?)浜口石油での給油…やったりして。余談続きますが1リットルが113円って…どうです?大阪で安くても128円くらいやというのに…えげつない価格。
Horo52a Horo52b  と前振りが長なりましたが帰路、行く道を間違ったなと思うも「これはきっと琺瑯タンクがあるってことやわ」と気にせず進みますれば…やっぱりそこに密閉型の琺瑯タンク。眩しい銀ピカ状態にそれなりに大事にされている感が伝わってきます。
 まわりはミカン畑。水やり用なのか肥料とか農薬の貯蔵用なのかはわかりませんでしたが現役として第二の人生を歩んでいる風情でした。
 帰宅後ストリートビューで見てみましたら…あぁなんと痛々しい、錆びサビの状態で写っています。何年前の映像かはわかりませんが今の方が美しいのはええことです。ナビで走行するも間違う…どんくさいことですけど結果ネタがひとつ増えて良かったヨカッタ。ってじつはあとふたつも出てきて「もうええわ」って気分やったんですけど。ま、立て続けに琺瑯タンクねたってのしんどいので頃合いを見計らってまた載せますわ。あ、このあたりの麓には“紀勢鶴”や“龍神丸”を醸す高垣酒造場があったことを付け加えておきましょう。

(於:和歌山県有田川町) クルマに“石”投げられるんちゃうか思うも(うそ)、他府県ナンバー見かける見かける。

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2020年8月13日 (木)

業界団体の会館 110 ◆ 大阪鍍金会館

 “鍍金”とはメッキのことなり。
Mekki2Mekki1 近くまでは割と行くことあるも、この存在は知りませんでした。入口右には歴史を感じさせる味わい深い“大阪鍍金会館” の銘板。上には“大阪鍍金工業組合”の文字。大阪府下でメッキ加工を生業とする企業の組合が事務所を構える会館で、大正2年設立の“大阪鍍金同業組合”が昭和13年に現法人名と改め今に至っているということですから、一世紀以上の歴史を誇ってはる訳です。
 メッキと聞けばピカッと光るヤツのイメージをまず思い浮かべますけど、錆止め目的のものとか工芸品的なものなど多岐に渡ってる訳で、生活のあちこちのものにメッキがあること思うと府下に191社も存在するというのもうなずけます。
 そう言えば以前鍍金工場へ仕事で行きましたが確か、その時伺った話ではメッキ工場は年々減少しているとか。なかなか大変な仕事やなぁと見たことがあります。減った分は海外で行われているのか…どうなんでしょうかね。

(於:東成区) メッキと言えば、オラオラ顔のクルマを思い出すわ。

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2020年8月12日 (水)

ソース 69 ▲ ばらソース 焼そば

 近くのスーパーで半額になっていたこともあり、購入しました。
Bsy1Bsy2  ばらソースは神戸の下町、長田のソース。過日仕事で長田を訪れた折、その社屋(店舗?)を見かけましたがあった場所が何と商店街の中。そのシチュエーションがいかにも地元に愛される馴染みのソースなんやろなぁって感じました。
 パッケージから愛でていきましょう。よくあるPETボトルで黄緑色のレッテル…その微妙な色合い、食欲をそそるかと問われればこれまたちとビミョーですが、どうでしょ。“焼そば”と大きくありますがやや小さめに“そばめし”、さらに小さく“焼うどん”…ま、その辺の麺系のモンには何でもいけまっせってことでしょう。
 まずはそのまま。香りは…ごめんなさい、正直“香ばしい”とは思えないです。どことなくビタミンっぽいにおいを感じます。味は…ソース的な要素はもちろんありますがやや醤油的ニュアンスも感じます。酸味がいちばん感じるでしょうか、その次に甘み、塩み。深みはあまり感じません。
Bsy3Bsy4Bsy5 今回は肝心の“焼きそば”ではなく、焼うどんとそばめしにして味わってみました。
 まず焼うどん。やや酸っぱ目のソースも加熱するとマイルドになりものが多い中、ここでは酸味が割と残っていて意外に思いました。こってりよりまぁさっぱりした味わいに仕上がるといった感じでしょうか。香りは…やはり香ばしい感じにはなりませんでした。
 次にそばめしで。見た目がキレイに仕上がりましたね。味は…甘い、あまいです。やはりそばめしにはどろソースを隠し味に入れた方がよいのでしょうかね。甘めのソースは決して嫌いではないのですが…はい。
 ばら食品さんのサイトによればこの焼そばソースは自社のウスターと甘口とんかつを独自にブレンドしたものとか。“品名”はとんかつソースに分類されていますがその実態は中濃より粘度が低い印象でした。麺に絡めること思うとええ感じに思いました。
 レッテルの裏の原材料名に目をやれば…なかなかの個性派です。アミノ酸液にたん白加水分解物の各種エキス、ペースト、パウダーで味付けなさってる様です。
 やっぱり地ソースは地元のお店で味わうのがいちばんなのかもしれません。今度は長田で味わってみることにします。以上、勝手申しましてすいません。

品名:とんかつソース 原材料名:食塩、アミノ酸液(大豆(遺伝子組み換え不分別))、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキス、トマトペースト、ガーリックパウダー、オニオンパウダー、魚醤、醸造酢、砂糖/増粘剤(加工でん粉)、酸味料、カラメル色素、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、甘草)、ビタミンB1、(原材料の一部に大豆を含む) 製造者:ばら食品株式会社 神戸市長田区庄田町2丁目5−19

  昔から慣れ親しんだ味か否か、そこも大きく印象を左右するわな。

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2020年8月11日 (火)

猛暑の夏空 雲ひとつ、午後4時26分。

 今日は早めのお墓参り。暑いの暑ないのって…暑いんですけどまだ風があってましと言えば…いや暑いわ。
2008111626  帰路、クルマのエアコンもあんまり効かんなぁと思いつつ信号待ちで眺めた空に雲ひとつ。太陽光を遮ってくれて有り難いこと。ちょうど電柱まであって撮らん訳にはいかんでしょう。
 お墓参りに意味があるのかと問うてみます…意味の有無とかそんな問題やないですわな。その辺のニュアンスが通じへんひとがまぁたまにいてはる訳ですけど…まぁよろしいわ。

(於:奈良県生駒市) けどまぁ…その周辺の諸々に思うことはあるわ。

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2020年8月10日 (月)

当たり前東向いたら生駒さん

 “山の日”て、いつからあんねんって感じ。と、ぼやいてみても山の日は山の日ってことで何ぞ山の写真を…てな訳で、先月中旬に撮ったこれで。
2007171935  大阪モン…と言うか河内モンには山と言えば生駒山地。まぁ普段の生活の中で道に迷っても「生駒の山並みが東」とすぐに解決するこの有り難さ…ま、迷う楽しみは半減しますけども。
 昔、大学出て千葉で就職した連れは言うてました「どこ見てもな、山がないねん」と。そして「“山が見えん”というのがどうも落ち着かんねん」。その氏は石切の人でしたからなおのことそう感じたんでしょう。
 先の記事にも触れた通り東京タワーもスカイツリーもイランくらいの高さですからそらぁもう当たり前すぎる大きな存在。ま、お上が決めたこととは言え素直に生駒の山並みに感謝しよかいなと思ったり。

(於:八尾市) そもそも祝日増やしすぎ、自由業者にとっては。

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2020年8月 9日 (日)

パイロンから木が生える

 過日京都へ行く途中に見つけ、帰路運転しつつ一枚。撮れてる!も…ブレてるやん。
Pylontree  パイロンから草が生える図はまぁ時折見かけますけど、これは“木”が生えてます。「そんなんパイロンの向こうに生えてるだけやろ」とお思いかもしれませんけど否々、正真正銘パイロンのてっぺんちょから顔を出して生長してる図です。
 いやぁしかし、何でまたこんなところから生えてるんでしょ。ストリートビューで過去を見てみますと、パイロンの位置が10年ほど前はこの位置ながら、ここ数年は右へ2mほど離れたところに位置しています。ひょっとしたら木が生えてきて「これは困るわ」とパイロンでフタしたらこうなったとも考えられますし、最初からこの状態を想定して場所を変えたとも考えられますけど、ただただたまたま数年ぶりに元の位置に戻したら木が生えてきただけかもしれません。ま、ごちゃごちゃ推測しても仕方なかった訳で駄文読ませてしまいすいませんでした。

(於:京都府城陽市) これからの生長が楽しみ♡。伐られんこと願うわ。

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2020年8月 8日 (土)

8月も8日にして今日から夏休みとは…

 今日からお子は夏休み。
 8月も8日になってからって…まぁなんと気の毒なことで。しかもたったの10日間。お子は言います「そのうち土日祝が5日のあるから実質5日だけや」と。あぁホンマや。ジャンジャンとセミ鳴くもまぁ夏らしい風情はどこにもないこと思うとそんなもんかもなと思うも…ね。
Img_9117 で、8月のカレンダー。本人もひとつやと言っております。う〜ん、ええやんこれも。しかしまぁ白地に花火を描くこの呑気さ…ええよええよ。このユルさがバテ気味のこころに染みるってもんょ。てな訳でアホげも緩くまいります…ってずっとですけど。

  大人は盆休み。外出はお墓参りだけ…やろな。

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2020年8月 7日 (金)

神戸市灘区篠原北町から港を眺める、午前8時55分。

 阪急は六甲駅で降りて山手に登って午前午後と仕事、帰路は阪神は大石まで歩くも…アホげなものには出会えませんでした。
2008070855  てな訳でこの写真で堪忍してください。どぉってことない山手からの神戸港の眺め。ですが大阪モンにはやっぱり何なんでしょ、ハイカラな風を感じる訳でちょっと非日常な景色。京・阪・神、互いにあれこれ思うもそれが隣り合わせにあって…いいわぁ関西。歳とって、ますますそう思うのであります。

(於:神戸市灘区) みなマスク装束。モザイクの必要なしであぁ楽チン。

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2020年8月 6日 (木)

業界団体の会館 109 ◆ 東大阪トラック会館

 何十年も前を通るも今朝まで知りませんでした。
Hotk1 Hotk2  「あれもう撮ったん?」とうちのひと。その先にあったのがこれ。“トラック会館”しか書かれていませんが正式には“東大阪トラック会館”とのこと。(一社)大阪府トラック協会の東大阪支部が事務所を構える会館ですね。ストリートビューでアップして見ますと併設で“トラック会館マンション”なるものもあるとか。これは運転手さんには有り難い施設やことでしょう。以前は一階に情熱ホルモンもあったみたいで運ちゃん御用達やった…いや、勝手なイメージですけど。

(於:東大阪市) クルマの中から安直な…すんません。

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2020年8月 5日 (水)

生駒の山に陽が昇る、午前6時10分。

 モワッとした中にも凛とした朝の光が雲間から。
2008050610  今朝の空にはうろこ雲。クルマで京都へ仕事へ行く道すがら、花園ラグビー場あたりで右折すると先に見えるは生駒山。その上の雲間から朝日が顔出してええ感じ。山上の送信アンテナがこないに雰囲気あるもんやとはじめて思ったかもしれません。送電線もこうして見ると味わいの一部。暗峠へ続く道でほんのひととき見えた景色にちょっと感動したのでした。

(於:東大阪市) 生駒山のお陰で東京タワーもスカイツリーもいらん訳や。

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2020年8月 4日 (火)

プラ看板、西向きチリチリ東向きツルツル。

 玉造駅界隈で仕事。道すがら見たプラ看板の文字がチリチリになってまっせ、で一枚。
Hibiriyo Pikariyo  念のためにと裏見れば、これがもうピカピカ。西日キツイとこないに劣化が進むとは。まぁ今までにもそういう状態を見たことは何度もありますけど、ここまで表裏で差がついてるのははじめて見ましたわ。ホンマに日光環境だけの問題なんでしょうかと疑うほどですけど…まぁ太陽のいたずらに違いないかな。
 それにしても屋号よりもドヤッと“理容”。ずっと見てると「理容って…こんなカタチの字やったかなぁ」と不思議な疑問が湧いて…いやこれで間違いないんですけども。

(於:中央区) どんな文字でもずっと見てると「こんなカタチか?」となってくる。

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2020年8月 3日 (月)

葉っぱ顔出すブロック塀が何げにええわ

 どことなく気になるブロック塀の一角。
Blockbei  透かしブロック、塗り込まれたのがふたつ、ちょろっと葉っぱ顔を出すのもふたつ。その配置も微妙で全体的にヌメッとした風合いもまたよろし。塀越しにマキの木いっぽん。どんな坪庭なんかいなと思いを馳せる夏の午後…うそ。

(於:東大阪市) 塞がれた覗き穴…ってところか

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2020年8月 2日 (日)

8月1日のおぼろ月夜。

 ちょっと前まで半月やったのにだいぶ丸なりましたなぁ。しかもちょっと今夜はおぼろってまっせ…って昨日の薄暮の時ですけど。
2008011910  と、お月さん撮るも…なかなかおぼろ感は出んもんです。そんなニュアンスはちょっとくたびれたアンテナに託すとしましょう。まぁ無茶なことですけど。

(於:八尾市) 昨日同様、今も昔も変わらん景色。

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2020年8月 1日 (土)

梅雨明けて夕立ち、昨日午後5時33分の空。

 昨日梅雨明けた大阪ですけど、夕刻来ましたなぁごつい雨が。
2007311733  小さい雨雲が移動したらしいですが“山椒は小粒で”よろしくキツイ雨でしたわ。まぁクルマの中にいると何の被害もない訳で大和川の土手越しに見える向こうの空は晴れていてそのコントラストがかっこよろしいなぁ。ちょうど雁も飛んできて…ってただのサギですけど。
 今日から8月いよいよ夏本番…ってまぁ、まつりも花火もないと全く実感ないんですけどね。

(於:柏原市) ほんまここら辺の景色は昔も今もほぼまんまやなぁ。

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