町名も番地も剥奪された一角
法治外な一角ってことか。
町名看板が剥がされたであろう跡。微妙に残る“-chome”が看板のみならず町名に番地までもが“剥奪された”という不穏な空気を醸し出しています。何があったのか…って知らんがな。
(於:住吉区) 普通は塗り込んで抹消するかと思うけど、ここはその逆やな。
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『無町名無番地』 2019年12月 記
法治外な一角ってことか。
町名看板が剥がされたであろう跡。微妙に残る“-chome”が看板のみならず町名に番地までもが“剥奪された”という不穏な空気を醸し出しています。何があったのか…って知らんがな。
(於:住吉区) 普通は塗り込んで抹消するかと思うけど、ここはその逆やな。
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『無町名無番地』 2019年12月 記
これはマメツゲかな。何故か上下で分かれてます。
限られた空間が個性的に品良くまとまってるって感じでええお庭。ぼんやり写真を眺めていたら…そうか、真ん中のマメツゲの隙間は“口”なんかもしれませんなぁ。左右の木の茂り具合と相まって全体で顔に見えんこともない…ややこじつけ。ま「何で?」を提供するだけで充分ですかね。
“塔”とはちと言い過ぎかと思いますけど。
タイヤが7本積んであるオブジェ…いやある種のイケズ石でしょう。まぁそれだけのことながら何や妙に味あります。微妙にナナメになってるところがその要因ってのもありますけど、やっぱりてっぺんちょのアロエ、これがパンクな頭髪っぽく見えるところがええんでしょうな。
念のために過去を見に行きますれば2009年の時点では塗装ピカピカの上、ちゃんと垂直で立ってます。それより一番下のが“赤”。なんで黒に変えはったんかいなと思いましたけどよく見ると超若干ですけど赤い部分が残っています。そうか…クルマの塗装で見る様に赤のペンキは劣化が早いと知ってはいましたが、ここまで違うとはちょっとした驚き。ま、それより10年以上の歳月がこの塔を味わい深いものにしたんやなぁと実感しました。ま、そう思えばおっさんもそれなりに…とか何とか。
(於:寝屋川市) ミシュランのビバンダムより全然好き、バタくさくないもんね。
徐々に…ほんま徐々に仕事環境も元どおりに戻りつつ…いや徐々ずぎなんですが。てな訳で今日は寝屋川市某所で仕事。思いの外サクッと終わり、寝屋川市駅からひと駅歩いたろと萱島駅を目指して…ってただ適当に歩くだけですけど。河内でもあんまり馴染みないここらですが、やっぱり「河内やわ」な景色もちらほら。例えばこんな風景。
きっとここらも昔は一帯が農地やったんでしょうなぁ。ほぼ宅地になってもこうやって田畑が残ってるとホッとするもんです。てなこと思ってましたら何や動くモン…サギですね。エサになるもんタニシとかかなぁ、それを探しつつ左へ右へ動く様子がまぁ何とも風流なもんです。
帰宅後ちょっと調べますれば昔はサギもその糞が肥やしになって喜ばれるも近年は苗を荒らされて害獣呼ばわりされているとか。そうか…時代変わればそんなもんですかね。ま、増えすぎでその糞の多さで木々が枯れるって話も聞いたことありますわ。
それでもやっぱりのどかでええ風景やと思います。近郊農業も大事ですな。
過日ふと目にした気になる言葉。
クルマで信号待ち、前のトラックのナンバープレートが取り付けられていそうな場所に何か小さい字が書いてあるのを発見。その小ささがまたたまらん小ささでドヤ感ゼロ。かえって読みとなるってもんです。凝視し写真撮って確認すると…何て?
“恥ずかしいの極みでございます”
は? わからん。けどまぁこの文言にはジャストな字の大きさですなぁ。わからんなりにええセンスしてはるんちゃいますかね。
とまぁトラック運転手さんの何か気分でも表してるんやろかなぁ…と思いつつ、私が知らんだけで何ぞ深い意味のあるフレーズなんかもしれんでと“恥ずかしいの極みでございます”を検索しましたら…ふ〜ん、そうかいな。ちょっと「な〜んや」って感じかなぁ。
皆さんは知ってはりましたか。自分がこの手のモンにまぁ興味ないもんで、逆に知らん事こそが“恥ずかしいの極みでございます”かもしれん訳です。いや、そやわ、つまるところこのトラック運転手さんに試されているんですな。
で、何なん“恥ずかしいの極みでございます”って? 調べてもらうのがええかと思いますがそこまでせんでもええ気もしますんで記しておきましょう。乃木坂46の生田絵梨花さんの迷言らしいです。以上。
過日見かけた集合住宅の表札。まぁ…読めはしますが何か妙な感じが漂っています。多分…“シ”の “ が変なんでしょう。
けどまぁどう変なんかもひとつ説明できませんわ。それから“ド”の “ も何やおかしい気がします。まぁそもそも“シ”が“ヤ”と同じ大きさってのもおかしな感じです。
これはどう変なんか…そやっ、よく似たフォントを打って検証するのがええんちゃうかと“HGS明朝E”と言う文字を使って打ち出して比較してみました。
その結果は見ての通り。まず“シ”はやはりひとまわりほど小さめ、“エメ”もやや小さめ、で…やはり “ 、これですわ、これがおかしいですね。“シ”のそれは180度間違い、“ド”のは…右へ持ち上げすぎ…施工した人のセンスが際立ってまぁそれも良しとも思いますけど…ね。
で、もうひとつ発見。それは“ー”。これが天地逆。そうか、こいつも変な風合いの一翼を担っていたんですね。
あぁこれで“妙”な理由が判ってスッキリ。けどまぁやっぱり落ち着かん文字の並びですなぁ。味ある…とはあんまり思えなくて。ま、あくまでも個人の感想ですけど。
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『HONDAの“N”、天地逆。』 2010年8月 記
木の葉に囲まれ、それれなりに幸せな感じ。
と、思うもお店全体を見ると上から下からキリンビールの看板攻勢。そうか、そんな嫌がらせからこころ優しい木々たちが守ってやってると解釈すると益々ええ感じに見えてきます。
緑色基調のデザインですから“純生”以前のモンですね。と言うことは半世紀以上ここでサントリービールを宣伝し続けている…と言う事実もさることながら、スナック自体にそれだけの歴史があるというのもすごいことです。
キリン取扱のお店に変わってしまってる事実を思うと役目を終えての無用看板。これからもそこにそのままあるだけで充分な余生やと思います。しかしながら…味ある看板やことで。
(於:都島区) 飲みはじめはサントリー純生。苦味控え目やったから未成年には…時効や時効。
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『昭和なプラ看板 47 ● サントリービール』 2011年6月 記
『昭和なプラ看板 10 ● サントリービール 純生』 2011年6月 記
『昭和なプラ看板 9 ● サントリー生ビール』 2011年6月 記
ははっ、町名看板新旧補い合って何とか使命を果たしてまっせ。
あちこちで劣化進むプラ製の町名看板。ここもまぁ…こんな状態でほとんどその原型を留めてません…が、不思議とちゃんと読めるんですね。まさかアルミ製の昔のやつもこんな形で再び市民の役に立つとは思いもせなんだのではないでしょうか。いやぁなかなかお互いに協力し合ってええ味わいで仕事してくれてからに。おいぼれと若い衆…こうありたい様なそやない様な。
(於:住吉区) ぼちぼち新調? いやそのうち大阪市無くなるし…なんて思っとるんちゃうやろな。
※関連記事:
『表記二重で立体的、かっこええ市岡元町一丁目1の町名看板。』 2019年7月 記
『町名看板、虫食い状態。』 2019年2月 記
歴代の中ではインパクトに欠けます。
府営住宅の跡地に足場用の鉄パイプが一本。何げに見上げるとてっぺんちょから草が顔を出してますわ。
今までにも何度か見た光景ながらやっぱりマヌケな感じでよろしいなぁ。けどまぁ写真にしたらもひとつやなぁと思いつつ、やっぱり思うとこあって。と言うのは、二枚目の写真でわかるかと思いますが、パイプの外の草に比べたら明らかに生長がはやいというのが気になりまして。
うっかり地上から目を出したそこがパイプの中。壺中天よろしく筒の中小さな空を目指してスイスイと生長したんでしょうなぁ。そらまぁ外敵から遮断されている訳ですからそらそうかとも思いますがきっとここまでの道のり、心細かったことでしょうなぁ。よく頑張りました。
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『ミラーの支柱、てっぺんから笹。』 2016年8月 記
『立体看板のてっぺんでツタ茂る』 2014年6月 記
『塩ビの筒から笹がツンツンボサ頭。』 2012年7月 記
もうひとつ用事が残っていたので今日もいつもの高安山麓へ。玄関先にはツバメの巣。
去年はなかった様に思うなぁ。ツバメもええとこよく知ってるってことですわ。しかしまぁ玄関も玄関、ほぼど真ん中に巣をこしらえて…人間の出入り多い所の方が安全やと知っててわざとこういうところに巣を構えると確か何かで読みましたけど、ほんまやなぁって感じがします。
もう随分大きくなって間もなく巣立ちの時を迎えることでしょう。昨日に続き今日もちょっと発展的気分になりました。いよいよここへ来ることもないな…って何十年も先にはまた来るのかも。それまでは…さっ、先へ進も。
(於:八尾市) カメラ向けてると親ツバメは寄り付かず。結局人間も警戒しとる。
※関連記事:
『律儀なツバメ』 2019年5月 記
『ツバメのヒナ、かわいいコワい顔してる。』 2014年6月 記
近鉄奈良線の高架化に合わせて花園駅まで道路が開通したのを機に最近使うようになった道にこんな看板があります。
そこは八戸ノ里駅近くの第二寝屋川に架かる橋。強度の関係でしょう、重いクルマは通れませんという注意喚起がなされている訳で、それ自体には何の違和感もありませんけど、その標識の下部にある“近鉄不動産株式会社”の文字、これ、何なんでしょう。一般の公道やと思ってますけど、この橋は近鉄不動産の私有物件やということなんでしょうか。やとしたら市民にも開放してくれて有り難い話やと思いますけど…何か妙な感じが残ります。この橋で重量オーバーのクルマが事故を起こしたらどうなるんやろとか、そのうち近鉄に通行料払わんならん様に…は、ないですわな。
以前ここらに近鉄の車庫か何かがあったということですので、この橋梁も元々鉄道用のそれやったということでしょうか。その名残りでグループ会社が未だ橋を管理して今に至ってるってことやもしれません。それでも普通は払い下げとなるようにも思いますけど…やっぱり不思議な気がします。
今日から梅雨入りかと言われていたのに朝から晴れ。午後からも快晴とはいかんものの青空も広がって気持ちよい空の様子。やや雲が出てきて某所へ移動のマイクロバスからの車窓越しの景色は西陽も手伝ってなかなかええ感じと思ってますとバスは目的地に到着。
建屋へ入る前に振り返りますればそこはこんな景色。2年半前同様、これも印象に残る光景となることでしょう。徐々に遠ざかる日々…思い出されるのは怒られたことばかり…な割に呑気な自分がここにいる。基本ほったらかしといてくれたお陰やなと、改めて思ったここ数日でした。すべてにおおきに。
過日バスから眺めた光景。
今日見るもやはりマスク着用。さすがはサトコちゃん。サトちゃんも隅っこに追いやられ拗ねつつちゃんとマスク装束でした。念のため。
(於:中央区) ちゃんと鼻も覆ってはります。さすが薬局の看板娘。
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『サトちゃん兄妹、セレッソ色に染まる。』 2011年3月 記
『サトちゃんに制服があったとは…』 2011年2月 記
今月に入った晴れた日の午後、何げに見た文化住宅の壁面は、もう夏でした。
そらまぁ夏には違いありませんがまだ6月。朝顔繁茂ってちょっと待ってぇなって感じ。ま、朝顔言うてもあいつ、オーシャンブルーですから当然ありえる話ですか。モルタルのひび割れ伝って電話線に絡まり二階へ。盛夏にはアンテナも電線も取り込まれていることでしょう…ってちょっと大袈裟かもと思うも、案外ホンマにそうなっててもおかしないもんな。
(於:住吉区) アンテナやら電線の方が文化を味わい深くしてるかもな。
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『 和歌山の晩夏もオーシャンブルーに覆われて』 2017年8月 記
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どぉってことない晴れた日の6月初旬の空。
一昨日に続き高安山麓へ。いつもの空…そう、いつもの空。けどここで朝見上げるのは初めてかもしれません。清々しい空気感に“普通”の心地よさを思いました。明日もそう感じることができます様に。願わくば…ずっと。
いつもの高安山麓へ。「いつも」と言っても疫病対策で二ヶ月ぶりくらいになるのか。クルマ止めて山見上げれば、まん丸高安山レーダーの真上に月…って、ちょっとずれててやや残念。
もう何回見る景色なんやろとふと考える、夕刻のひとときでした。
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