境界線上に生える木、4年半経って。
久々に法円坂住宅のあったあたりを行きますれば、道との境目が無粋な鉄板の壁からフェンスに変わっていました。一面に緑が広がりシロツメクサが花付けて、難波宮が広くなったみたいで気持ちよろしいなぁ。これはええわと先へ進むうち「そや、あの木はどうなったやろ」と。やがて見えてきたその木はいま、こんな状態に。
「おっ、ちゃんと扱われてる…」。そうそうこの木。以前は鉄板に分断されてましたけど、結局この様な形のなったんですね。よく見ると…食い込んだ鉄板はそのまま食い込んだまま。そうか、これは取り除くと具合悪そげ。痛々しさは残りますけど、できる限り大事に扱われてる様で嬉しいなりますわ。
けど…何でんな。ほん近くの上町筋の立派な並木をなぎ倒し引っこ抜いたこと思うとチグハグなことやってるなぁって感じ。どこが管理してるのか知りませんけど今も大阪市住宅供給公社やとしたらおかしなことでっせ。しやからと言ってこれも伐ったらええねんって話ではないので念のため。しかしなぁ、あの並木道の風情をあんな風にしやがって…嫌なこと思い出してしまいました。ま、忘れるべきことではないんですけど。
(於:中央区) この記事が火ダネで伐採てなことなりません様に…って、ないない。
※関連記事:
『上町筋の街路樹皆殺しになってますけど…何なん。』 2019年12月 記
『境界線上に生え、縦に分断されつつも青々茂る木。』 2015年10月 記
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