バス停のベンチの奥でひっそり主張、“自動車で買物便利な町”。
昨年の春、池田の地で仕事終わってうどん食べて表に出たらバス停に何となく懐かしい感じのベンチがひとつ。“白雪”の琺瑯看板がそう思わせるだけやなぁ…で、やっぱりお蔵入り。けどよく見たら、ベンチの奥にも看板がありまっせ。何なに?
たまたまのなのか狙っているのか隙間からきっちり読めるその文言は“自動車で買物便利な町”。とっても微妙な言い回し。いったいいつ頃の看板なんでしょう。郊外にショッピングモールがあることを謳ってるのとは違うかと思います。裏を返せば“公共交通機関が充実していない不便な町”やこと思うと、モータリゼーションてな言葉が使われはじめたあの頃のモンなんでしょうか。そんな看板が(公共の乗り物である)バス停の奥に追いやられているってのがなんか面白いなぁと思いまして。まぁたまたまなんでしょうけどもね。
で、そもそもこの看板が言う“町”ってのはどこのことを指すのでしょう。そして何の看板なんでしょう。そこがちゃんと写ってないのがくやまれるところ。そや、もうじき例年頂いている仕事もあることやし…って思うも、今年は中止かなぁ。
(於;池田市) “小西釀”って表記がこれまた懐かしいねんなぁ。
追記:本日(2020年5月7日)も例年通り池田へ行く仕事があり、せっかくですのでこのベンチの奥の看板の下部にどう書いてあるのかチェックしてきました。 掠れてちょっと読みにくいですが、赤字で“新町通り商店街”と記されています。そのままではなかなか検索してもわからなかったですが、どうやら“新町通り商店会”の事で、“自動車で買物便利な町”とはこのベンチの前の道路に面した“新町”のことを指すみたいです。前の道とは国道173号線…ちょっと合点いかん気がしますが、クルマも少なく路上駐車に鷹揚やった時代にはこういう表現もオッケーやったってことでしょうかね。
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