トタンの上にトタンの看板
例年の仕事で昨日は天満宮あたりへ。ちと早く着いたのであたりをグルッと一周時間潰し。ふと見上げますと、建物の隙間に琺瑯看板がひとつ。
大阪は北区でもまだこの手の看板が残ってるんですな。手前の電線が邪魔して何て書いてあるのかすぐにはわかりませんでしたが何なに…フジテツトタンとかいてあります。
見たことも聞いたこともないなと帰宅後調べますればいつもの兵庫県在住の主婦、安倍さんのサイトがヒット。やっぱり頼りになりますねぇこのお方の研究は。で“材料2 建材”のページを参考に記すと、“フジテツ”というのは“富士製鉄”の略やということがわかりました。富士製鉄と八幡製鉄が合併して新日鐵となったのが1970年ということですから、半世紀以上前の看板ってことですね。その新日鐵も住友金属と合併して新日鐵住金を経て去年日本製鉄に…もう“富士製鉄”と聞いても「知らんなぁ」って感じでしょうからそらぁフジテツもわからんで当然かもしれません。
で、ここは何屋さんやったのかはわからんままでしたが、この看板の下がきっちりトタンのナミイタやというのが素晴らしいなぁと思いまして。錆びてはいるものの半世紀経っても大丈夫と実証しているわけですよ。素晴らしい。やっぱりトタンはフジテツでっせ…って頑張ってるも意味なしか。ちと気の毒ですな。
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