懐かしの木造建屋
すっかり見かけなくなった建屋の風情。
過日大正区で見つけた防火水槽の近くにこの建屋はありました。なんせ路地に面していますから引きもなくこの様な写真しか撮れませんでしたが、うん、これで充分懐かしい気分に浸れますなぁ。そうそう、我々が小学生時分の町工場ってこんな感じでしたわ。木の板壁に型板ガラスの入った建具、中からは一定のリズムを刻む機械の音に混じってAMラジオのざらついた音も聞こえてきて…ってもちろんこの建屋の思い出ではなくての話。そもそもこの建屋が工場なんか住宅なんかもわからないんですけど幼少期の思い出がこの建屋から蘇ってきたってだけのことで。火災には弱そうに思うもやっぱり新建材にアルミサッシのそれとはまるで味わいの質が違いますわ。経年変化で味が出るかみすぼらしくなるか、その違いは大きいなぁ…と思いつつ人間もしかりかもと思うと、ちょっと怖なってきました。
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コメント
以前の職場の通勤経路沿いにこんな感じの廃工場があり、横には銭湯があり、少し離れて焼き鳥屋さんと居酒屋さん 狭い通りの向かいにはだれも住んでなさそうな二階建てのアパート、道路からすぐに扉、みたいなのが立っている一角がありました。そこだけ大正、昭和初期。銭湯に至っては夏に横を通ると窓が開けたままで(多分クーラーがなくて扇風機だから?)男風呂の更衣室が結構丸見え。焼き鳥屋さんもおじいさんがうちわ片手にぱたぱたで煙もうもうな感じでした。
先日用事があってそちらを通りかかったら、残念ながら銭湯も廃工場も全部なくなっていました。
なくなると、近くにあったのにもっと来ればよかったと思うけれどもうどうしようもないですね。
不思議なのは、昭和な場所は新しいものが立っても以前の景色を覚えているのに、よ都会のビルなどがなくなってもそこに何があったか全然思い出せないことです。
幸いやきとりやさんは残っていました。でも店主のおじいちゃんがなくなったら、きっと壊されるんでしょうね。
って一回も食べたことはないのですけd。
投稿: ayano | 2021年7月15日 (木) 00時15分
●ayanoさま
書き込み頂いた内容を想像して、何と濃い昭和なんでしょと。これで工場が操業し、アパートに住人が居てはったら…そこにチャルメラの音が響き渡っていそうですね。
ほんま根こそぎなくなりますよねそういうエリアって。へたしたら町会ごとなくなって巨大なマンションが建って。そこにあったお地蔵さんもどっかに行ってしもて…何か歴史ごと無かったにされる感覚にたまらんもんを感じます。
コロナ禍においてはなかなか実践できませんが、できる限りその手のお店で飲食したいなと思います。ある種のトラスト運動みたいに。
古めの記事にコメント頂くのもうれしいこと。おおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2021年7月15日 (木) 16時27分