琺瑯タンクの余生 50 ● 和歌山県伊都郡かつらぎ町大字新城
昨年来妙に和歌山好いてなんぞと言うと小旅に出かけてますが、その都度見かけるのが琺瑯タンク。今回のは1月初旬、国道370号線脇にありました。
いわゆる農地のそれとは違い、一般のお宅の隅にそれはありました。近寄って見ますと中サイズの開放型に黒いホースが木の蓋の隙間に突っ込まれています。きっと湧き水か横を流れる貴志川の水を引き込んでいるものと思われます。最低部には排出用の塩ビのパイプ、少し上には蛇口にホース…こんなタンクに小さな蛇口ってなんとかわいいことでしょう。庭木の水やり用として余生を送ってる様でした。
かつらぎ町には初桜がありますが、かつては寿久・南海・鶴の瀧などもありましたのできっとこのタンクはいずれかで使われていたもの…かどうかはわかりませんでした。
(於:和歌山県かつらぎ町) 地場だけを商圏にしてる地酒って…もうないも同然かも。
※関連記事:
『琺瑯タンクの余生 3 中ホーロー10万円也』 2007年12月 記
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