枯れ木やのに青々と茂る木
見るからに幹は枯れてるというのに葉が茂ってまっせ。
ひょっとしてそういうことなんかちゃうかと近寄り見上げますれば…やっぱり。枯れた木の幹に違う木が根を下ろしてますわ。根っこの感じに葉っぱの形からすると、これはガジュマルですな…多分ですけど。
しかしながら見事に同化してますなぁ。カタチとしても優れてまっせ。あちこちときどき御神木が枯れてしもてる図を見かけますが、そうか…ガジュマルに助けてもらったらええんですね。なんぼ枯れたからって神の木は…伐れんもんね。
※関連記事:
『太宰府天満宮のクスノキに万両宿ってる』 2019年7月 記
『イチョウに南天が生えてる』 2019年1月 記
『桜枯れ そこに松の木 蔓が締め』 2018年11月 記
『ソテツにも桐、宿ってまっせ。』 2017年7月 記
『ヤナギの股からキリが生えてる』 2016年1月 記
『クスノキにシュロが生えてる!』 2010年6月 記
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コメント
のけぞってる感じがいいのかな、まさに息吹。
投稿: mita | 2019年11月19日 (火) 09時40分
●mitaさま
凪いでいても強い風を感じる…絶える寿命に宿るいのち、確かに息吹。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2019年11月29日 (金) 10時16分