木製の仁丹町名看板、上京区上柳原町。
時間なくて失礼ながら3週ほど納品できずにいた案件があってようやく今日それを果たしに京都は西陣の某所へ行き、次はと某画廊へ向かっておりますれば。あっ、仁丹は仁丹でも木製の町名看板がありますやん。
この前ももう何十年も前から時折ながら歩いてますけどこれには気づいてませんでしたなぁ。額縁仕様で琺瑯製のそれとはまた違ってなかなかええ味出してますけどちょっと肝心な住所が剥げ気味で用なしてませんがな…とか思いましたけど大礼服のおっさんと“仁丹”の文字さえ残っていたら充分役目を果たしていると言えまんな。
京都の仁丹町名看板の存在は有名ですからきっとこの看板もいろいろ出てくるやろと検索してみますれば、いくつか画像が出てきてやっぱりって感じ。でもそこに写る姿はもっと美品。あれこれ記事を読んでみますと長年、お地蔵さんの祠の裏に隠れて結果的に温存されていた物件とか。それで今まで知らなんだんやなぁと思いつつストリートビューで過去にさかのぼりますれば2009年の映像では全然その姿は見えません。どうやら今クルマが止まる場所にあった民家を解体したときに祠の場所と大きさが変わってこの木製仁丹が出てきたって事の様です。
見つかったことは良かったけれど、それで一気に劣化が進んだこと思うと複雑な気分になりますね。何かまるで高松塚古墳の壁画と同じやないですか…って、ちょっとレベルが違いますか。あ、詳しいことは京都仁丹樂會さんのサイトにある“仁丹町名表示板 木製仕様”ならびに“永遠のテーマ 木製仁丹 謎の記号”をお読み下さい。しかしまぁよぉ調べてはるなぁ。アホげにはできん芸当…って誰も望んでませんわな。
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コメント
仁丹といえば、こないだNHKの「スカーレット」で背後に仁丹のホーロー看板がまともに映ってました。どこかいじってるのかと思ったらそのままで、商標なのにいいのかとちょっと話題になってました。
投稿: ぽんぽこやま | 2019年11月 6日 (水) 12時04分
●ぽんぽこやまさま
そう!、あれ「何でなん?」って感じですよね。それを先日BK行った折に訊こと思っていたのに…忘れてしもてました。
余談ですけど“神戸ステーキ”と記された琺瑯看板もどきも出てきますが、あれは違和感あります。そもそも昔は“テキ”であって“ステーキ”とは…
しかしながらやっぱり朝ドラは…大阪制作にかぎりますなぁ。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2019年11月 6日 (水) 16時30分