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2019年7月27日 (土)

京都・大阪、曖昧やった時代を思い出すなぁ…な、大阪王将。

 地元の皆さんには別段どぉってことないかと思いますがね、わぁ…懐かしいわぁと思いまして。
Ajideshoubu1 Ajideshoubu2  仕事で立ち寄った阪急は塚口駅、少し歩けばそこに“餃子の王将”。「京都?大阪?どっち?」と、いちいち思わんならんのもさみしい話。その昔…いや、もう昔々、一応違うらしいと知ってはいるものの「ええやんどっちでも」って時代がありましたよね。そんなニュアンスがお解りなのももう50歳代以上の人でしょう。
 私の場合は高校生時分。なんやそこここで冊子になった餃子の“無料試食券”が街頭で配布されており、それを手に行ったもんですよ王将に。“王将”にふたつあるのは知ってはいましたが、どっちが配布していたのか…どうやら今の“大阪王将”がやっていたみたいですが、その無料試食券はなぜか京都、大阪、どっちの王将に持ち込んでも使えたという…なんや今思えば夢の様なユルさ。余談ですけど「30分で10人前食べたら無料」てなこともやってはりましたなぁ…これもどっちの王将やったのか。
 そんな京都王将(餃子の王将)、大阪王将曖昧な時代を彷彿させるなぁと思ったんですよ、この、塚口駅前にある“大阪王将”を見て。なんてったって“味で勝負、餃子の王将”を大阪王将にして堂々と謳ってはる…ここですよとくに、あの頃を思い出すのは。あと、全体的な色合いとかも…どことなく懐かしいなぁ。
 まぁその後、皆さんご存知の通り“餃子の王将”を名乗れるのはいわゆる京都王将だけになりこんにちに至ってるはずなのに…お互いの本部から少し離れたところにひっそり温存されているこの緩さ。やっぱり尼崎やなぁ…って深い意味はありません。しかしながら…懐かしいなぁ高校生時分が。ニンニクのニオイとか次の日のこととか全然考えてなかったことが信じられません。今もまぁ青々ですけど、もっと青々のマリンブルーやったこと思うと、王将も案外恥ずかしい思い出のひとつかもしれません。

(於:兵庫県尼崎市) 30分10人前挑戦しとくべきやったなぁと後悔するわ度々。

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コメント

いや~。それやったらナニですか?
東梅田商店街の微妙に一本御堂筋寄りの路地の二階建ての店ですが。あそこの券、京都でも使えたんですか!
歯よ、言うて下さい。
でも京都は大きくで大味で皮が固かったと思います。
ちなみに、「餃子の大阪王」は大阪王将の今の社長の姉ムコがやっています。美味しいです。
「わたしら。あそこのモンですねん」⇐うそです。

投稿: おたま | 2019年7月28日 (日) 11時52分

●おたまさま
え?どこの王将のことでしょう。ちょっとわからんので何と言えませんけど、使えなんだ気がします。
当時の私の生活エリアは中河内…というか近鉄沿線で難波まで。このミナミやとか河内独特の緩さがこんなことになっていた気がしてきました。やっぱりキタは阪急な香りがして…ね。
大阪王将と大阪王は…そういう関係でしたか。とことん分裂して結局本家よりうまいんですね。
私は京都王将派かな。その昔タダ券でお世話になったこと思うとどっちも贔屓にせんとあかんのですけど。
>>「わたしら。あそこのモンですねん」
これ、何歳くらいの人まで通じるんでしょ。懐かしいなぁ。

コメントおおきにです。

投稿: 山本龍造 | 2019年8月 2日 (金) 10時30分

最寄り駅の王将です。さんさんタウン3番館も取り壊され、不審火で壊滅した駅北西の市場跡もマンション建設中の今、この王将は数少なくなってきた昭和やなぁ、といつも横目に見ながら通勤してます。横目でみるだけやから昭和なお店がどんどん街から消えてしまうんでしょうけど・・・

投稿: P93 | 2019年8月15日 (木) 21時34分

●P93さま
久々のコメントを有り難うございます。まだご覧頂いていた様で嬉しく思います。
近年仕事で行くこと多いですが元々縁がなくて、でも確か沿線に市場があって燃えたのはここやったんちゃうかなぁと思ってましたら、やっぱり塚口でしたか。
で…やっぱり再建されることなかったんですね。何と申しましょうか…
で、ですわ。昭和な…と言うかええなと思う店には通って応援やなと思ってます。ある種のトラスト運動みたいにせんと生き残れん様に思いまして。
とは言えやはり余程の魅力が備わってないとそうもいかんのですけどね。

また気が向いたらコメントしてくださいます様、よろしくお願い致します。最近ジリ貧なもんで。

投稿: 山本龍造 | 2019年8月16日 (金) 10時21分

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