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2019年2月26日 (火)

むかしもいまも木広町2。

 大阪府下でもよく見かける意匠の広告入りの町名看板ですが、和歌山にもありました。
Kihirocho2a Kihirocho2b Kihirocho2c  ブリキ製のそれはどこも錆びサビで、まぁ読めんこともないですけどちょっと本来の使命を果たしていると言えない状況ですな。ま、そこが逆にええ味わいとも言える訳ですけども。
 で、やはり広告部分がきになるところ。そこには“お買い物は 丸正 和歌山・本町”。和歌山県人には馴染みある百貨店だったかと思いますが大阪モンの私には数回行った記憶しかなくて。しかもその記憶ももひとつなもので、小旅の帰りに和歌山のお酒買って帰ろかと思って立ち寄ったものの、お客さんまばら。そんな状況だからでしょうか店員さん同士でずっと私語…「なんだかな」と思ってましたらその後しばらくして閉店に。wikiによりますと2001年に自己破産とあります。そうか…その頃からぶらくり丁 の衰退は始まっていたってことなんですね。
 とまぁ“丸正”についつい目を奪われて眺めていたこの町名看板ですけど、よく見たらその下にある木目調のトタン板は極めて新しいものです。外壁をやりかえてもちゃんと町名看板は貼り直してはる訳でちょっと嬉しいなりますね。以前の日本城の広告付きのそれ同様、和歌山の人々は古い町名看板を大事にしてはるみたいです…ってサンプルたった2つの事例で決めつけてますが。

(於:和歌山県和歌山市) ちょっとさみしい現実あれど、やっぱりええなぁ和歌山って。

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