むかしもいまも木広町2。
大阪府下でもよく見かける意匠の広告入りの町名看板ですが、和歌山にもありました。
で、やはり広告部分がきになるところ。そこには“お買い物は 丸正 和歌山・本町”。和歌山県人には馴染みある百貨店だったかと思いますが大阪モンの私には数回行った記憶しかなくて。しかもその記憶ももひとつなもので、小旅の帰りに和歌山のお酒買って帰ろかと思って立ち寄ったものの、お客さんまばら。そんな状況だからでしょうか店員さん同士でずっと私語…「なんだかな」と思ってましたらその後しばらくして閉店に。wikiによりますと2001年に自己破産とあります。そうか…その頃からぶらくり丁 の衰退は始まっていたってことなんですね。
とまぁ“丸正”についつい目を奪われて眺めていたこの町名看板ですけど、よく見たらその下にある木目調のトタン板は極めて新しいものです。外壁をやりかえてもちゃんと町名看板は貼り直してはる訳でちょっと嬉しいなりますね。以前の日本城の広告付きのそれ同様、和歌山の人々は古い町名看板を大事にしてはるみたいです…ってサンプルたった2つの事例で決めつけてますが。
※関連記事:
『むかし南甲田町、いま甲田二丁目19。』 2016年11月 記
『いまもむかしも桜之町西一丁。』 2016年10月 記
『ぶらくり丁で雑感』 2016年1月 記
『“清酒日本城”まで再現とは…和歌山市美園町2の修復済町名看板』 2015年10月 記
『むかし南甲田町、いま甲田二丁目19。』 2016年11月 記
『いまもむかしも桜之町西一丁。』 2016年10月 記
『ぶらくり丁で雑感』 2016年1月 記
『“清酒日本城”まで再現とは…和歌山市美園町2の修復済町名看板』 2015年10月 記
| 固定リンク | 0
「町名看板」カテゴリの記事
- 完全透明化、瓜破東六丁目1のイケズ町名看板。(2024.09.05)
- 味わいの浜寺昭和町三丁(2024.07.01)
- 上も下も読めん町名看板(2024.06.20)
- 庄内東町四・6の町名看板の広告は、(2024.06.06)
- 町名看板に味わい添える…(2024.04.07)
コメント