月組公演“エリザベート”
北翔海莉さんの退団ですっかりタカラヅカに興味を失ってる山本龍造ですが、うちのひとから「行けへん?」と誘われ大劇場へ。
久々に観る月組。もう誰も知らんわ…ってあっ、紫門ゆりやさんだけかな。
強力な台風が関西に上陸でチケットの払い戻し可やというのに阪急乗っての宝塚入り。呑気にもほどがありまんな。
強力な台風が関西に上陸でチケットの払い戻し可やというのに阪急乗っての宝塚入り。呑気にもほどがありまんな。
で、いざ観劇。この出し物観るのはこれで5回目やというのにいっつも話の筋書きほぼ覚えてなくて…そのせいで毎回新鮮な気持ちで鑑賞できるわけです。アホもたまには役に立ちます。
で、この出し物。最初の頃はキライやったんですが前回見た時頃より「なかなか深くてミュージカルミュージカルしたミュージカル(?)でええな」とさすがは人気の出し物やなと思ったもんですが…ダメですわ、これ。やっぱりこっちの年齢とか気分によって感じ方が変わってくるんでしょうか。陰気すぎ。こんな現世はカンニンしてほしいわ…で、全然“明日へのファイト”も湧かん…あ、すんません。ほんまに観る側の私の置かれている状況で感想は変わるんでしょうかね…なんか申し訳ないですけどピンと来ませんでした、かなり。
すべてが終わったところで館内放送が。阪急全線で運休とのこと。
館内の通路にパイロンやバケツ、吸収パッド…雨漏りしてますわ。こんなん滅多に見れませんでと楽しんでいたのも最初のうちだけ。座席で待機していてもOKでしたけど「今津線が動き出した、阪神も動いてる」てなガセネタ信じて駅まで行ってそれ全然ウソで待って待って20時27分に運転再開した電車で西宮北口まで移動するも神戸線動かずで結局宝塚線の方がはよ復旧しそうやともう一回宝塚戻って…家に着いたら11時過ぎ…あぁ疲れました。

で、なんでこんな時に結局ヅカ鑑賞かって?うちのひとは言います「絶対安全なところに“避難”しといた方がええやん」と。確かにそうやなぁ…と思う反面、滅多に来ない強力な台風を全身で感じておきたかったなぁって思いの方が全然大きくて。ま、観劇の内容の満足度にもよるんしょうけどもね。
※関連記事:
『月組公演“エリザベート”』 2009年6月 記
『月組公演“エリザベート”』 2009年6月 記
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コメント
あの日にまさに大劇場にいてはったとは!なかなかレアな体験ですね。
ところで、私もこの間、花組を観に行ったんですが、最近の大劇場は緞帳のところがこういうスクリーンのようになっていて、写真映し放題なんですね。久々に行ったので、ちょっと驚きました。入ったところにもインスタ映え用の看板があったりとか、SNSを通じて皆さん、宣伝してねーと言う感じで、なんだか、その、まあ、びっくりしました。
エリザベート、だめですか?確かにまあ、宝塚版だと、トートがメインになってくるので、より死の世界が美しく描かれてますけど。ただ、音楽的には、やはりすごいものがありますし、あの二重唱、三重唱は、オペラの手法を取り入れたもので、歌いこなすのは、なかなかテクニックがいるやろうなあと、いつも感心して聞いています。
あと、やはり、宝塚は人数が豊富なので、バックのダンサーやコーラスの層が厚いなと、外を見て、久々に戻ってくるとそこは感心してしまうところです。四○とかもあれですけれど、アンサンブルとしてあそこまでびしーっと揃ってるのは、やはり宝塚ならではだなあと、思います。
私も2年に一回ぐらいのペースで、誰がご贔屓さんという訳ではないんですが、やっぱり久々に観に行くと「ああ、ええなあ」っていつも思ってしまいます。
ああ、また宝塚ネタ、長くなってしまった・・・
投稿: 天王寺蕪 | 2018年9月 9日 (日) 22時39分
私も「エリザベート」は初演の一路真輝さんのから見ていますけど...はまりました。好きな演目です。
ただ、涼風真世の退団公演の演出のために招いたブロードウェイの有名な演出家、トミー・チューン氏なんかはこの作品はすごいけども宝塚の作品としては正統的な作品じゃないということも言っています。確かにそうかもしれませんね。
投稿: ぽんぽこやま | 2018年9月10日 (月) 14時43分
●天王寺蕪さま
●ぽんぽこやまさま
すいません。ほんとのところは…察していただければ幸いです。
出し物をキライになるのは、ちょっと違いますね。
失礼致しました。
投稿: 山本龍造 | 2018年9月10日 (月) 23時51分