経年変化で効果倍増
劣化が言葉以上にモノを言うてまっせ。
白地に黒字の看板。肝心なところに余白があるところから思うに色付きペンキは消えてしもたんでしょう。ですけど、ですわ。この黒字もちょっと剥げかかって妙な味わいを醸し出していて、そこが逆にコワい感じになってますわ。ですけどその“コワい”の意味合いは本来伝えたいそれとは…ちゃいますな。今や「こども撥ねたら呪われまっせ」なニュアンスね。
こういう劣化こそ手描きのそれならではって感じ…とか思いましたけど、過去記事見ればカッティングシートの切り文字のそれも、なかなかええ味わいしてますな、うん。
※関連記事:
『グチュっと縮れた赤い意匠』 2017年7月 記
『今日的素材も経年変化でええ感じ。』 2011年10月 記
『暑さで文字もひからびて』 2010年9月 記
『グチュっと縮れた赤い意匠』 2017年7月 記
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コメント
おお、いい感じ。
下で消えてしまったのは「注意」か?
いっそ代わりに妖怪ウォッチのキャラクターとか描いたら、この字体にピッタリな気がするんですが。
投稿: おばちゃん | 2018年8月16日 (木) 11時59分
●おばちゃんさま
ゲゲゲの鬼太郎の方がええんちゃいます?…って、そないに知らんのですけど。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2018年8月17日 (金) 16時42分