昭和なプラ看板 166 ● リリーの缶詰
そう、その通り。
で、何が“その通り”かって、それは“御贈答 御見舞に・・・・・・”のフレーズ。そう、これこれ。リリーの缶詰てのはいわゆる“よそ行きアイテム”やったんですよね。決して自宅用に買うものではない。どなたかから頂くちょっとしたぜいたく品、それがこのリリーの缶詰の存在理由でしたよね。
世の中が豊かになってモノ溢れ、相対的価値が下がったからでしょう、すっかりひと様より頂くこともなく、かといってスーパーの棚のを取ってレジへ向かう気も起こらず…何とも忘れられた昭和の名品のひとつになってしまってます。以前の記事の様になんせ川へ箱ごとほかされる時代ですもんね。
で、ここは“果実店”。そうそう果物屋さんにも売ってましたしそこで盛り籠作ってもらったもんですわ…って懐かしく思うもここは…そういう店ではなさそげ。時代に合わせて業転しはったのでしょう。実態は野菜、割烹材料の卸売店ということみたいです。この看板も今では缶詰の宣伝より老舗感を漂わせるといった役割を担ってるってとこでしょうかね。
※関連記事:
『リリーの缶詰14缶、恩智川の堰で引っかかってまっせ。』 2018年5月 記
『盛かごに リリーの缶詰 必須やな』 2014年10月 記
『リリーの缶詰14缶、恩智川の堰で引っかかってまっせ。』 2018年5月 記
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