琺瑯タンクの余生 36 ● 大阪府堺市堺区栄橋町2丁4
仕事の前に南海は堺駅界隈を散歩しますれば道端に琺瑯タンクが。
エアコンの室外機やらプラ籠をまわりに従えて密閉型のそれがデンと鎮座しています。違和感ある光景の様な妙に響きあっている様なその存在感は現役ならではこそそう見えるんでしょう。あ、ちなみにここは堺魚市場の横。魚介類を洗う水が貯えられているのやないかと思われます。
堺はかつて醸造業で栄えたところ。このタンクも地元の造り酒屋で使われていたものなのかもしれませんね…って言っても堺で酒づくりが途絶えたのが1971年とのことですから、その可能性は低いでしょう。余談ですが2014年、堺に再び酒造の火が灯り喜ばしい限り。酒名が“千利休”…あやかるのもええですけど、ちょっと…まぁよろしいわ。
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コメント
「千利休」、抹茶味?!
投稿: mita | 2018年4月 5日 (木) 22時38分
まだ飲んでないですねえ、千利休。
mita様、うまい!確かに、千利休と聞いたら、抹茶味のお酒と思いますね。お茶家かしら?
投稿: 天王寺蕪 | 2018年4月 8日 (日) 22時59分
●mitaさま
抹茶味って…堪忍してほしいなぁ。
●天王寺蕪さま
私は火入れモンと生酒、両方頂きました。市民に愛飲される存在になってほしいですね。
で…こういう商標って、千家さんの承諾はとってあるのでしょうか? 手続き上の必要はないのかもしれませんけど祖先の名を使われてどう思ってはるんやろかとは思ったりします。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2018年4月12日 (木) 13時58分
今度、市民に聞いてみます。
投稿: 天王寺蕪 | 2018年4月12日 (木) 22時28分
●天王寺蕪さま
私も“その筋”のお方に訊いてみます。
投稿: 山本龍造 | 2018年4月16日 (月) 18時38分