幹に取り込まれる前に対策を施してある柵
あぁそういうことね。
尼崎で仕事終え、帰路は阪神で帰ったろと歩いておりますれば…こんなん発見。
街路樹の生長を見越してガード柵の一部が切り取られこの様に細工されています。過去にも何度かネタにしました通り、木って硬いモノに接触するとそれを取り込んでしまう習性があるみたいですから、これはなかなかの思いやりが感じられます。ちょっとしたことですけど、こんな仕事ははじめて見たんやないかなぁ。
と、素直にそう思うことに間違いはないのですが、この木の幹、すでにいびつですけど…何でなんでしょ。これはかつて柵を食い込んだ名残なのかもしれませんな。中にパイプが入ってるのかもしれません。それを教訓に更新時こう施工したと考えるのが第一、そして…もうひとつは、幹の方からこの柵のトンガリに向かって触手を伸ばしてるのやないかという…
覚えてはるひともいるかと思いますが以前“添え木を口撃する幹”という記事で見た様な現象がここでも起こってるのかもしれません。
あれこれ考えるとちょっとよくわからん様になってきました。ま、そない難しい考えんと「尼崎市もなかなか粋(すい)なことしはりまんな」程度に見て少しこころ温まればそれで充分…ですかな。
※:関連記事:
『添え木を口撃する幹』 2017年12月 記
『エアコン室外機、木に取り込まれる。』 2015年11月 記
『根っことろける石垣の木』 2015年7月 記
『完璧に一体化した看板と街路樹!』 2008年6月 記
『よくある光景と言えばよくある光景。』 2007年10月 記
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コメント
トルソー、
「尼のビーナス」
投稿: mita | 2018年2月10日 (土) 09時45分
おもわず、微笑んでしまいます。
ありがとう。
投稿: かもねおじさん | 2018年2月10日 (土) 12時36分
●mitaさま
あ、なるほど。やっぱり尼は、ちゃいまんな。
●かもねおじさんさま
「どやっ」が感じられんところがええですよね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2018年2月14日 (水) 20時08分