貯木場 朽ちる丸太に草生えて…
冬の陽に照らされキラキラの水面に浮かぶ数本の丸太。
最期の丸太を清々しい光が照らし出す…寂しくあるもどこか次の展開に希望を抱かせるもんがあります。
ここは南港は平林にある第一貯木場。調べますれば1990年代中頃より減り始めた様で、その理由、外国で製品化した方が安くなるからや思ってましたけど、正しくは“森林資源の保護及び自国の産業育成のために原木輸出を各国が禁止したため”とのこととか。
そういう理由ならもう貯木場の使命は終わったということなのか…そう思うとさみしい光景とも言い切れませんか。とは言え製材業が廃れてしまうという事実もあるんですけど。やっぱり…さみしい光景かな。ちなみに第六貯木場は数年前に埋め立てられたそうです。
(於:住之江区) 正月に相応しくない記事と思いつつ、写真に凛としたものを感じたもんで。
※:関連記事:
『岸和田市木材町、今日午前9時41分の光景。』 2015年11月 記
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コメント
次の展開とは、きっとこうですね?
丸太の上の冬枯れの草も、
やがて青々とした葉が茂り花が咲き、
風が、その種を次の場所へと運んで行く。
願わくば、
丸太が浮力を失う前にそうなってほしいものです。
沈んだ丸太は魚の家になっているのかな。
投稿: mita | 2018年1月 6日 (土) 09時53分
●mitaさま
いいなぁその未来話。きっとそうなりますわ。温もってきました。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2018年1月11日 (木) 11時25分