吉野の山のカキの老木
晴れ渡ったええ一日。吉野の山の昼下がりは、こんな感じ。
あたり一面スギやヒノキ。そのまっすぐで整然たる姿に清々しい気分になって見ておりましたが、そんな人工林の山々の中では、こういう木がたまらん魅力的に見えるもんですわ。
管理され矯正されまっすぐに生きるスギやヒノキも木ならば好き勝手に生長してるであろう木々たちも、木。コケや地衣類を纏って赤い実つけて…こういう生き方もええなぁと思いつつ自分はどやねんと自問自答。そやなぁ…どっちつかずな二級品の材木にしかならん木やな。まっすぐでもなく味わい深くもない…清々しい気分でおったけど、徐々に滅入ってきたのでありました、ウソですが。
ちなみにこの木、幹見れば同じ様な太さの木が二本並んで生えています。
カキはわかるももうひとつは…キンモクセイでしょうか、並んで生えて仲良し老夫婦って感じ、かな。
その枝見ればあちこち腐食が進み、その腐食した部分にナンテンなどが根を下ろしてますわ。
好きに生きるってのは、これくらいの覚悟と寛容さがないとできんのやなぁと、ここでもまた人間に照らし合わせて考えて…これまた自分のなってなさに気づき…なわけないない。いや、もちろん少しはあるんですけど。
今日は林業体験に行ってきました。その話は、また別の機会に…って写真ありませんが。
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コメント
先月、五條にいきましたよ。
栄山寺の隣にモンベルがあってびっくりくりくり、
って、栗じゃなくて柿の爆買いにいったんですけどね。
投稿: mita | 2017年12月 4日 (月) 20時58分
●mitaさま
平成の大合併で五條市もえらく広なって西吉野村まで五條か…って感じ。mitaさん行きはったとこらへんとはかなり離れてますよね。
林業体験でおみおやげに柿たくさんもらって帰りました。とても美味。果物もおいしいなとこの歳になってようやく感じる様になりました。
コメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2017年12月11日 (月) 09時47分