果実に野菜の絵いろいろ…じつは花屋さん。
何屋さんかひと目でわかるええパラペット。
「はぁ果物屋さんやな」と思いつつもニンジンやらハクサイも描かれていて「え?」。さらに屋号に目をやると“花店”とありまっせ。
で、下に目をやると屋号通りの花屋さん。ちょっと妙やなと思うもまぁこれは、元々果実に野菜のお店やったところに花屋さんが入りはったってことなんでしょう。
ストリートビューで過去をチェックしてみますればやっぱりその通り。2010年の状況を見ますと“○○青果食料品店”とあります。“青果”から“生花”へ…なかなかうまいことスイッチしてる気もしますな…ってそれは響きだけのことですわな。
ここは商店街の一角。全国のそれ同様、やや賑わいに欠ける状況にあってちとしんみりした気分にもなりましたがこの果物に野菜の絵に少し救われました。この花屋さん、そんな気分にも配慮してはるんかもしれんなぁと思うと、なおのことええ壁面やなぁと思うのでありました。
(於:滋賀県大津市) 四半世紀ほど前仕事の合間に訪れた時は…もっと賑わっていた気がする…
| 固定リンク | 0
「看板」カテゴリの記事
- 天然セピアな一角(2024.10.30)
- 戸袋に、“アジアコーヒ”。(2024.10.21)
- 瓜破北第二町会 掲示板(2024.10.05)
- 栗 本 商 店 …やな(2024.09.21)
- かつての大阪酒 13 『菊千歳』 菊千歳酒造(株)(2024.09.17)
コメント
それぞれ歌にありますが、
ハクサイだけはないような?
ああ、白菜、薄才…
投稿: mita | 2017年8月 5日 (土) 09時36分
昭和な感じの漂う、可愛らしい壁画ですね。
青果食料品店。「スイカは八百屋さんにあるのかな?果物屋さんにあるのかな?」と小学校の時、質問されて、よく買いに行っていたお店が、果物も野菜も売ってるこのタイプの青果食料品店だったので、意味が分からず、確か先生に「だって、○○のおっちゃんのお店、どっちも売ってるもん」と主張した覚えがあります。
投稿: 天王寺蕪 | 2017年8月 8日 (火) 06時44分
●mitaさま
あぁそういう視点ね。なるほど。けどまぁなんとなく「そらそうやろ」と思わせるモンがありますね。白菜の漬けモンはいても“白菜好き”って聞いたことないかな。キャベツと似るも、存在感が圧倒的に違いますわ。
●天王寺蕪さま
あぁそうなんですね。その手のお店の思い出はないですね。
で、そうそう。スイカも絶対昔より甘なって美味しなりましたよね。塩ふって食べるって今では考えられませんわ。記しているうちに、ちょっとやってみたなりました。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2017年8月11日 (金) 09時57分