« 業界団体の会館 94 ◆ 滋賀建築会館 | トップページ | 果実に野菜の絵いろいろ…じつは花屋さん。 »

2017年7月31日 (月)

グチュっと縮れた赤い意匠

 街角の自販機の上見上げると、そこに妙なグチャッとした赤い紋様。
Gigubazabude1 Gigubazabude2
 寒天かなんかの干物をイメージした図案かいなぁと思うも下見ればそこに“KIKUMASAMUNE”。解って見ると確かに“菊正宗”ですけど、えぇ、ホンマでっか。“清酒”の崩し方も含めてアヤシイわぁ。そもそも菊正宗は“キクマサ”ならわかりますけど“KIKUMASAMUNE”とは…書かんでしょうに。
 でもまぁやっぱりこれ、キクマサの看板。カッティングシートの切り文字フイルムの経年変化でこうなったということでしょう。しかしまぁ哀れなこと。
 で、ですね、ちょっと訳あって近々クルマを買い換えるんですけど、近年のはやりは屋根部分が白とか黒とかの2トーンもの。調べていくうちに買お思うクルマのそれは、屋根部分が塗装ではなく白いフイルムを貼ってあるのやとかDラッピングというそうです)。そんなん…劣化せんのんか心配しつつも「きょうびそんなヤワなもん売らんやろ」となんとなくその不安を払拭しよと努力してましたがこれ見たら…「やっぱりアカンのちゃう」。10年もしたら屋根がグシャグシャのパリパリになる気がやっぱりします。ですけどその頃には街ゆくクルマの多くがえげつない屋根で走っていて案外目立たんかもしれんからよろしいか…けどまぁ、やっぱり不安やなぁ。

(於:滋賀県大津市) ボロなった頃には2トーン車も“古っ”ってとこか。剥がしたらええか。

※関連記事:
今日的素材も経年変化でええ感じ。』 2011年10月 記
暑さで文字もひからびて』 2010年9月 記

保存

保存

| |

« 業界団体の会館 94 ◆ 滋賀建築会館 | トップページ | 果実に野菜の絵いろいろ…じつは花屋さん。 »

看板」カテゴリの記事

思ったこと」カテゴリの記事

コメント

経年劣化、酒焼け・・・
それでもけなげに菊正宗を主張する頑張る看板。

こういうのを見ると、ついぺりぺりと剥きたくなります。

投稿: 天王寺蕪 | 2017年8月 8日 (火) 06時39分

天王寺蕪さま

そうそう、剥がしたくなります~
海やプールに行ったあとの日焼けの肌を、
始めそろそろ、そのうち大胆に、ぺりぺり。
今時、あそこまで日焼けする子ども、いないでしょうね、
健康上、日焼け防止。

投稿: mita | 2017年8月 8日 (火) 08時24分

●天王寺蕪さま
確かにけなげではありますが、これ見ると「キクマサだけはヤメとこ」思いまっせ。マズそうですわ。まぁこの看板に罪はないんですけど。

●mitaさま
カサブタにそういう衝動がってのを思い出しました。昔は怪我して膿んでって普通でしたが、きょうびのお子は“膿む”って知らん様にも思いますけど、どうなんでしょ。

コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2017年8月11日 (金) 09時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: グチュっと縮れた赤い意匠:

« 業界団体の会館 94 ◆ 滋賀建築会館 | トップページ | 果実に野菜の絵いろいろ…じつは花屋さん。 »