6月1日に思う。 2017
“ひとを撮る”ことが主な日々の仕事の現場。焚きつけて焚きつけて盛り上げて空気温めて…撮影後、「さすがプロやわぁ」みたいなこと、まま言われます。悪い気はしません。どっかで「…そやろ」と思ってますけど、ね。どうなんでしょ、ちょっとそんなことに甘んじててええの?な気がしてきて。
いかにも“プロでっせ”って…なんかね“三流”なんではと思うんです。どういうか、そこには“我がが我がが”があって仕切ってる感がある訳ですけど、そやなくて自然体で撮影者もカメラもないくらいに(物理的には無理ながら)姿を消してシュッと撮って、でも仕上がり見たら「…ええなぁ」な現場、これこそが“プロやわぁ”で、“一流”なんちゃうかなと。
…とは思うものの早い話がないものねだり。そういうキャラちゃう訳ですからこのスタイルからは抜けられないかなぁ。
で、そうそう、“ひとを撮る”って“撮る側が撮られる側に映る”なぁと思います。鏡みたいなもんと言うか、品の良いひとが撮ると品良く写るという事実。同業者の撮った同じ様なシチュエーションの写真を比較するとよくわかります。で、山本龍造のはどうか? ですが、そらぁあんた、下品。でもまぁそれも良しなこともあるって言い聞かせこれからもやっていくことでしょう。6月1日、今日は“写真の日”。
人物写真は公開できませんなぁ…ってことでこんな写真。文章とはまったく関係ありません。
(於:兵庫県芦屋市) もちろん“いかにもカメラマン”な出で立ちはしてまへんで、絶対。
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コメント
写真の日でしたか。
そうなんですよね、
すべて表現行為には、人品が出ますよね、
いくらつくろっても、
見る人が見れば、丸見えなんでしょう、恥ずかし。
でも、自分が卑小であると自覚することで救われる?
mitaも、焦らず腐らず、頑張りまーす、って何を?
投稿: mita | 2017年6月 2日 (金) 22時38分
●mitaさま
出ますよね、ホンマ。それ思うと恥ずかしいし辛い…と思いつつ「それでええねん」とも。ま、色々考えることに意味があるんかもしれません、知りませんが。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2017年6月13日 (火) 18時06分