“小 金木”
和歌山市某所で仕事。さっさと終えて「行きましょか」と駅前の立ち呑み屋入ったのがまだ4時過ぎ…あぁなんと呑気なことで。
ここは“和歌山市のお酒”が充実。コーヒー茶碗のソーサーに上にコップ置いてちょっとこぼして一杯280円か320円。どうやら前者が“二級”で後者が“一級”。まぁいずれにしても安い訳で、アテも充実こちらも廉価、有り難いことです。
でまぁちゃん爺氏とあれこれ話しつつふと一升瓶の奥見ればこんなアテがある様で…えぇ? 酒瓶撮るふりして隙間から一枚。
“小 金木”…何なんでしょ? “各種”とあるも何にもそこに並んでないんでどんなもんなんかわからんなぁと思ってましたら、酢の物とか並び出しました。
まぁいちいちの説明はイランかと思いますけど「これ、わざとこう記してるんでしょ」と、氏。そうか…“金木”で“金のなる木”的意味合いを持たせてるのかもしれません。転じて“安い立ち呑みで浮いたお金は小金なる木が庭にある様なモン”…とか?
「間違ってまっせ」って言わんでよかったぁ…って、そもそもまだ2回しか入ってへん店でそんなことよぅ言いませんけども。安いし空いてるし駅前やし…和歌山仕事は夕刻に終わるのがいちばんですなぁ。
(於:和歌山市) 祝砲・長久・菊御代と呑んだけど、一杯目のそれは自醸酒ちゃうとか…
※関連記事:
『年364日営業の風呂屋さんの元日。』 2013年1月 記
『夏体み中 19日より再開』 2008年8月 記
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コメント
お客「木の字の右払い、すうっとのびてよろしいな。
もう、一本つけてもらいましょ」
ご亭主「こりゃ、一本取られましたな」
投稿: mita | 2017年4月29日 (土) 14時16分
自醸酒って、飲んでみたらわかるもんなんですか?
投稿: 天王寺蕪 | 2017年5月 7日 (日) 07時33分
●mitaさま
なんと粋な会話やこと…残念ながらそういう風情はまったくゼロな立ち呑み屋でした、はい。
●天王寺蕪さま
自醸酒が呑んでわかるか?…それはわかりませんわ。その蔵関係者とか、ずっと同じ酒しか呑まんお方には「こ、これは他所の酒ちゃうか!」となるかもしれませんが。
以前は大手蔵の酒の自醸酒比率の低さがあれこれいわれましたが、今は大手から地酒蔵に酒が流れる時代。“地酒=その地で醸された酒”やない可能性もありますど…やっぱり嫌な気分になりますね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2017年5月11日 (木) 18時41分