しめ縄飾る家、減ってる。
お正月、街角で“門松”を見ることはもう滅多にない様になって久しいですが。
何やこのしめ縄を見ることもなくなってきたなぁと実感するこの正月です。“昭和な光景”のひとつにクルマの前にしめ縄付けてる図というのがありましたが、まさか民家の軒先からもしめ縄が姿を消すとは…って感じ。
年末に大掃除をすることなく、元日より営業の店が増え、家庭でおせち料理作らん様になって…と言う流れからするとまぁ、そんなもんかとも思いますけど、景気悪いから切り捨てられているのかもしれません。まぁたかだか2週間ほどの寿命のもんやと思うと…かムダに思う人も多いかなぁ。ますます正月情緒は薄れていってます。
そうそう、このしめ縄のこと、昔は“ゴンボ”と言ったなぁ…ってのは、過去記事にも記しましたか。この縄の形状がゴボウみたいやから“ゴンボ”と言うそうです。そうか…その理由知って納得。まぁきょうび“ゴンボ”言うても通じんでしょうけど。これも寂しいこって。
昔は農家のひとが作って駅前とかで売ってはったもんやが…
※関連記事:
『工事現場のしめ縄のミカン、半分かぶられてる。』 2012年1月 記
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コメント
毎年、空堀商店街でしめ縄を買っていたんですが、今年は店がなくて、尋ねてみたところ、しめ縄を作っていたおじいちゃんが亡くなられたとか。スーパーで売ってるしめ縄も嫌やし、どっかないかなーと思ってたら、鶴橋の市場で売っているとの情報をGET。早速買いに行きました。やはり、スーパーやら百貨店やらで売っているのより、その時限定の屋台で売ってるものの方が、なんとなく「お正月」と言う感じがするので、そういうのをこだわって探してしまいます。リース風のしめ飾りを自分で作って飾ってる友達もいますが、やはり、お正月はこっちの方がええかなあと思います。どことも職人さん、少なくなってるのかなあ。
投稿: 天王寺蕪 | 2017年1月 4日 (水) 22時58分
うちもこれですよ~
“ゴンボ”は知りませんでしたが…
稲穂がスズメにつつかれて、玄関もみ殻だらけになったりフン落とされたりしますけど、お正月やし、スズメにお年玉やった気分で許してやります(笑)
昔、弟は自転車に注連縄つけて高校行ってましたっけ。
投稿: おばちゃん | 2017年1月 5日 (木) 11時20分
●天王寺蕪さま
そうなんですわ、なんかね“出来過ぎ”なんですよ。“製品”って感じで“縁起モン”な味わいがなくて。と思いつつ生協で済まして…あきませんわ。
その昔、某造り酒屋で酒づくり手伝っていたんですが、その時は但馬から来てはった杜氏さんが酒蔵に飾るしめ縄をひま見て作ってはりました。それも杜氏の仕事やとおっしゃってましたね。その蔵元ももう酒づくり止めて12年…ええ経験させてもろたもんです。
●おばちゃんさま
そうそう、すぐにしめ縄の下は籾殻だらけになります。けどまぁそれでええねんええねんと思いますよね、お正月ですから、ね。
自転車にしめ縄…あぁ確かにそういう時代もありました。懐かしいなぁ。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2017年1月 7日 (土) 10時56分