阪堺電車の新しい天王寺駅前電停供用始まる
昨日の仕事の現場は堺。いつもの様に当然阪堺電車で。軌道の移設で駅舎も変わって…こんな感じ。
白く明るくあっさりとした改札まわり。端には回数券定期券売り場の窓口もあってなかなかええ感じ。ただ…以前の駅より10mほどでしょうか南に移って若干歩かんとあかん様になったのが残念と言えば残念。ま、阪急梅田みたいに“動く歩道”つけるほどのことはありませんけど。
ほとんど待つことなく電車が到着。並びつつ軌道見れば…あっ、コンクリの枕木むき出し。しかも中央部には溝まであって…線路まわりに芝生が施されていることからここも芝生で歩ける様になってるのかと思っていたら大違い。旧駅舎のそれは石畳で混雑時は皆そこを歩いたもんですが、その感覚でいると足が溝に落ちて枕木で骨折ることになりますわ。これは…ちょっと残念。
帰路ももちろん天王寺駅前まで阪堺電車で。バスのりばで待ちながら見た新駅はこんな感じ。
まだまだ工事中でスカッとなってません。旧式な車両もなんとなくミスマッチの様なそれなりに溶け込んでいる様な…いいなぁ純粋に。あ、そうそう、軌道移設部分ですがそれはそれはもう乗り心地が格段に向上しています。横揺れも縦揺れもなくスーッと走るって感じ。ま、ガタガタと走るもの味とも思えますが、やっぱり快適さの方が絶対重要ですわ。うん。
ついでに新型、堺トラムの写真も載せておきましょか。
まぁやっぱり新駅にはこっちの方が似合いそでうすな。そうそうこの車両、外からの見た目はカッコええですし、バリアフリーで車椅子の人も乗車できてええんですけど、座席の配列がどうも…好きになれませんで。座席数少なくしかも狭い印象。とくに膝つきあわせて乗る席はかなり窮屈。まさにこれ乗って帰ってきたわけですけど、ホームにこれが現れますと「えっ…これか」と思ってしまいます。
てなわけでやっぱりこの旧型のヤツがいちばん。でもなぁ最近のはついにラッピング広告が入る様になって残念な限り。やっぱりチン電には塗装による意匠やないと…って、アタマ硬いですかね。味わいがかなり違うと思うんですけどね。
あ、あと、駅の移設により発車したらすぐに横断歩道があるって状態が…妙な感じ。事故のないことを願うばかりです。
(於:阿倍野区) “新大阪まで延伸”…これホンマやったらええと思うなぁ。
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コメント
何かねえ、天王寺駅前が変わりすぎてチン電が似合わなくなってきたのかな…
帝塚山とか住吉大社の前を走るのはやっぱり、この古い電車がいいんだけどな…
ヘッドランプなんかついてて、内装も含め雰囲気は最高なんだけど、床が高くて、乗り降りしにくいのが難点…
投稿: おばちゃん | 2016年12月 8日 (木) 13時17分
●おばちゃんさま
チン電、アベノあたりのは西から見ると溶け込みますが、東から見ると…おっしゃる通り。けどまぁ似合わんのもええんかもしれません。その昔「チン電はこのあたり地下を走らせてはどうか」な話がありましたけど、それに比べたらもう全然オッケーです。地下に路面電車って…その本質何にもわかってへん発想ですわ。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年12月12日 (月) 10時37分