北翔海莉 1st Christmas Dinner Show
“退団後は…追っかけない”と心に決めていたはずが「こんなんやらはるけど、どうする…」てな話になって「後悔するのもいややしなぁ」で、相変わらずうちのひとうまいことチケット入手してくれまして、先ほどリッツカールトン大阪より帰ってきました。
てなわけで先月宝塚歌劇団を退団しはったとこの北翔海莉さんのクリスマスディナーショーに行ってきました。
生まれた頃から退団までの写真によるスライドショーからスタート。「まるで結婚式の披露宴みたいやな」なうち、バイク乗りの衣装の映像が流れてそれでナマ北翔さん登場。左右にダンサー計6人…おっさん(失礼)、もとい、お兄いさんたち。もうね、そら“新生”感バッチリですわ。ですけどね、やっぱり 「退団しはったんやなぁ」という事実を見せつけられた感じ、かな。そらまぁそれでええわけで、鑑賞する側が過去を引きずってどないすんねんな話なわけですわ。
選曲なんかは割愛して随所に北翔さんの可愛らしい持ち味がちりばめられていて良かったと思いました。ですがまぁ…そうか、タカラヅカでトップに立つということ、そしてそのダイナミックな“場”で輝くということはどういうことなんかを今更ながら知ったと言う部分が、ね、うん。
何とか手に入れてくれたお席が51番テーブルとまぁ、末席中の末席。やっぱりここからは双眼鏡がないと…状態。ですが、ですよ!、さすがファンサービス忘れはれへん氏だけあってか、その末席の出入口から登場する場面があり…しかも2回も。さいわいなことにその出入口真ん前の席でしたので間近に拝見させてもらうことができました。いやぁ思ったより華奢な感じ…と言うとイマイチなニュアンスかな、ではスリムと表現しましょうか。ステージであんだけの存在感を示してはるからきっとそれなりにボリューム感のある方なんかと思ってましたら…はい。
初めてのディナーショー。私はてっきり「食べながら鑑賞するんやろ」思てましたら…ちゃうんですな。ま、そのおかげで同席の初めてお会いした方たちともお話しさせてもらうことができて楽しい上質なひとときでした。これも北翔さんが導いてくれはった縁ってもんで、これからもやっぱり氏を応援して行こやないかという気持ちが、今これを記す中で徐々に湧き上がってくるのでありました。
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コメント
また、コメント書きたくなるじゃないですか(笑)
退団後のディナーショーですか。以前、宝塚好き友人が同じようなディナーショーに行ってきて、感想を聞いたら「パタヤのオカマショーみたいな感じ」と言ってました。なんのこっちゃって思ったんですが、どうやら、退団してすぐだったので、男役オーラ全開過ぎであの劇場で観るのはいいけれど、一女優さんとしてディナーショーで観たらなんか複雑と言うか不思議やったと言うことで上記のような感想を言ってくれました。
案外、舞台人って近くで見ると華奢なんですよね。「え?こんな細くて小さいのに、舞台に立ったらあんなに大きく見えるんや」と言うのはよく思います。そこが訓練の賜物と言うか、腕・足・指先・頭先が、舞台全方向に伸びていくような感覚を持つ訓練をずーっとしておられるからです。それと、やはり主役を張ってきたオーラでしょうね。
多分、その辺り、舞台で良く主役をされてる役者さんがTVに出ると、枠からはみ出してしまうような感じがする、あれでしょうね。
彼女のことやし、今後も舞台中心で活躍していくんでしょうね。そういえば、きりやんも「ラ・マンチャの男」で頑張ってはったし、うたこさんも京都の舞台が素晴らしかったと新聞の劇評に載っていました。
自分のご贔屓だったスターさんが、いつまでも輝いてるのを見るのは、うれしいものです。
ああ、また長くなってしまった・・・
投稿: 天王寺蕪 | 2016年12月20日 (火) 06時42分
●天王寺蕪さま
いつまでも活躍されるのも嬉しいこと。ですが二世育てに勤しみはるのもええかなぁとも思います。
紫吹淳さんをテレビで見るたび、嬉しい半分…ちょっと複雑な気分にもなります。はい。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年12月25日 (日) 10時35分