寿命来てくたばりつつも味わい深い街路樹ふたつ。
今日は午後から向日市某所へ。西向日駅まで阪急電車乗って仕事帰りにちょっとだけうろうろ。ここらは…古い新興住宅地ですかね。適度に鄙びたその街に、こんな一角がありました。
“一角”ってまぁ街路樹なんですけど、見ての通りドカンと幹だけが残されてまるでオブジェ…と思いきや、その上見ればちゃんと枝が出て葉っぱ紅葉。桜の古木ですわ。
ま、それだけでも充分な存在感ですがその脇をかためる植物がまたええ感じ。ちょろこいシュロに南天、幹にはノキシノブ…とまぁそのごちゃっと感がええ感じやったんですけど、伝わらんかな。
他の街路樹も、こんな感じ。
やはり寿命か桜の幹がかなり腐食してきていて幹の表面にはコケやらノキシノブにまじって地衣類まで発生して…まぁそれなりにええ感じ。仕事先のお方もつられてスマホで一枚二枚。「あれっ、全然色が違う」と私のカメラのモニタ見てひとこと。「そらそうですやろ」と思いつつお世話になってるし怒らせてもなんやし…とか思うこともなく「当たり前ですやん」。てな様に遠慮なく日々楽しい仕事の現場をもらえることに感謝しつつ。
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コメント
♪勝手にシュロ
ナンテンことを
言われたら
私は後ろへノキシノブ
桜、若君を守る老臣のようですね。
投稿: mita | 2016年11月12日 (土) 10時16分
●mitaさま
もう完璧。うまいことコトバあやつりはりますわ。品なきアホげを格調高く…は言い過ぎ?でもないかと。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年11月15日 (火) 09時49分