民家の壁に忍ぶ虎の子
明石は港の方を探索。木造家屋の壁の一部がちょっとトラっぽいなと近寄りよく見れば…
…琺瑯看板が隠されてますわ。べっとり黒に塗りつぶすより、この様に塗ることで、逆にうまいこと溶け込んで…なかなかやりますなぁ。
左のが“タマノ井酢/すしのこ”、右のは肩こり・ねんざ…たぶんフジサワ薬品の“フジハップ”。後者のはブリキ製かもしれません。
しかしまぁそこそこの高値で売買されているらしい琺瑯看板やというのになんでまたこんな状態に?って、そうか、まさしくここのお方の“虎の子”ってことなんかもしれませんな。うまいこと隠して、まさしく“秘蔵”って感じ…なんてね。
(於:兵庫県明石市) 案外「譲ってほしい」と人が来るのがうっとしぃて、こうしはったとか?
※関連記事:
『“ポリゾール”って書いてるんやが…』 2008年5月 記
『塗りつぶされたハエonキンチョールの琺瑯看板』 2008年1月 記
| 固定リンク | 0
「看板」カテゴリの記事
- 67770555は、(2025.02.21)
- “ダイキンの農業機械”(2025.02.16)
- 津田元町二丁目49の昭和な一角(2025.01.23)
- ナミイタにブリキ看板錆びサビの若江東町六丁目3(2025.01.22)
- アレがココにある…(2025.01.16)
「小発見」カテゴリの記事
- むかし布施市横沼二丁目11、いま東大阪市横沼町二丁目7-10。(2025.03.05)
- 足場につらら(2025.02.25)
- “ン”剥がしたらええやろって感じ(2025.01.12)
- 何げにかわいい塩ビ管と、(2024.12.21)
- こんなところに“U字溝”(2024.12.14)
コメント
奥ゆかしい方なのかも知れませんね。
それとも、お年寄りが住んでおられて、色々売ったりなんやりとややこしいから、ここはこっそり隠しておいて、亡くなられたあと、しかるべく処分をするおつもりで、隠してあるのだとか?
うーん、こういうのを見ると、いろんなストーリーを考えたくなります。
投稿: 天王寺蕪 | 2016年11月 3日 (木) 22時40分
●天王寺蕪さま
私はじつを言うと「うっとしな」と消したものの、塗料が薄すぎてこうなっただけってところやないかと思てるんですが。ほんまのところは…どうなんでしょう。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年11月 6日 (日) 10時14分