歩道の下で何ぞ宿ってる風
納品で京都へ。一ヶ月も待たせて…悪いやっちゃ。出町柳→西陣→北山→出町柳…ついでに展覧会見てと歩きましたでぇ。
植物園あたり、石風コンクリブロック(?)の歩道を行きますれば、ちょっとした隆起が。
別にどぉってことない光景。ですけどこのこんもり感、なんや妙に“ええなぁ”があって。
まぁ何が“ええなぁ”なのかは、ブロックのひび割れ感にあるんでしょう。この下に謎の生物が宿っていてそのうち…いやまだまだ先でしょうけどなんぞ出てくるきっと。そんな感じ。
ま、見ての通り街路樹の根っこによるいたずら。でもまぁこのあたりではここしかなかったからやっぱりなんぞいまっせ。てな空想広がるだけのモンがあったんやけどなぁ…伝わらんか。
(於:京都市左京区) 会場で天才塗師と遭遇。ひと味違う人柄に作風…ええなぁ。
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コメント
なんか凶暴なモノが生まれる予感がする盛り上がりはよく見ますが、さすが京都、これはまた上品な。
道を横切るでもなく、ブロックの割れ方もきれいです。
これは龍とか白蛇とかそういうのが潜んでいるのかもしれない。
投稿: おばちゃん | 2016年10月14日 (金) 09時20分
街路樹が結界のようです。
地下潜行者、進めず戻れず、潜考中。
あ、
梶井基次郎、「桜の木の下には」とか
ポー「黒猫」の世界?!
いやん、こわいよおお-
投稿: mita | 2016年10月14日 (金) 16時41分
●おばちゃんさま
あぁ確かに京風…あ、ついでですけど“京風”って何なんでしょ? 京都にありそうでないもんが“京風”かな。
うん、確かに品のええもんが宿ってそう。ま、顔を出す頃にはこっちは…
●mitaさま
あぁなるほど。ここから先に進めん状態か。そう見えたらそうにしか見えん説得力…さすがmitaさん。
お二人ともコメントおおきにです。
投稿: 山本龍造 | 2016年10月18日 (火) 18時26分
なんていうか、表現が難しいんですけど、京風って言うのは昔から京都という町が体現してきた“形式”みたいなもので、今の京都の現実とは直接関係ない気がします。
私、大学生になって大阪から京都に毎日通うようになった頃、京都の男の子の言葉遣いの汚さ、女子高校生の制服のすごいミニスカートっぷり(当時大阪にはいなかった)、あからさまに大阪を見下す18歳、に驚きの連続でしたわ。
投稿: おばちゃん | 2016年10月23日 (日) 13時57分