ツルガセメントの鷲
青空に、鷲が飛ぶ。
郡山の風情ある町並みで営まれてる金物屋さん。逆光気味の西日に照らされてええ具合に陰影がついてますわ。見上げるとそこに“ ツ ル ガ ◯ セ メ ント ”の文字。どの文字も剥がれることなく残っている状態がこのお店の、敦賀セメントの信用度を高めてますわ。
しかしながらええマークですなぁ。“風格”や“威厳”が漂っていて…そうそう、そこに“信頼”ってもんが宿ってるって感じ。昔の社章は概ねそういう重厚感があったもんですわ。バブル期に流行った“コーポレート・アイデンティティー(C.I)”とか“ヴィジュアル・アイデンティティー(V.I)”、あれって何やったんでしょ。でもまぁ確かにその頃には「シャレてんなぁ」と思ったもんですが。時代の空気ってオモロイもんです。
で、敦賀セメント。さすがにもうこんなマークは捨ててるかと思えばなんのなんの、今も現役。鷹か鷲か知りませんけど…と記しつつ、鷹と鷲の違いって何なんと調べましたら“鷹の大きいヤツを鷲と呼ぶ”か。知らなんだ。ま、何となく「ツルガやのに鶴を社章にせなんだんやなぁ」と…まぁそらそうか。
(於:奈良県大和郡山市) 大阪セメントのライオン同様、やっぱり強い動物やないとな。
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コメント
ふふふ、「がせネタ」ですね。
投稿: mita | 2016年10月27日 (木) 20時29分
大正製薬のワシのマークに似てる、と思いましたが、格好良さではこっちの勝ちだな。
歴史と誇りを感じます。
最近は何でもオシャレにデフォルメ?簡素化?された社章が人気ですよね。
サントリーの向獅子のマークがなんかようわからん四角の集まりになってしまった時はこれでいいのん?とビックリしたもんです。
投稿: おばちゃん | 2016年10月30日 (日) 11時54分
●mitaさま
ははは、「ガセねた」です。
●おばちゃんさま
私もこっちの方がかっこええと思います。
で、サントリーのマーク。あれねぇ確かに「えぇ?」と思ったもんです。でもまぁ銀行みたいなところでもただのゴシックを看板に使う時代やと思うと、あのモザイクっぽい方があってるんやないかと。あの会社もすっかり健康食品屋になってはりますしね。
コメントおおきにでした。
投稿: 山本龍造 | 2016年11月 6日 (日) 10時07分