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2016年8月29日 (月)

懐かしいまんまの六軒家、モルタル仕立。

 羽曳野市某所で仕事。近鉄は高鷲駅で下車すると、ここもやっぱり雨。ずぶ濡れにならん程度に散歩しますれば、懐かしい雰囲気の一角が。
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 先の“がんばれ バファローズ”同様、やっぱりたそがれた色合いに写ります。過ぎたのでこれはやや調整したもんですが。
 パステルカラーのモルタルの六軒の家並ぶ図。屋根に青、庇に緑のカラー瓦を配して…そうそうこれこれって感じ。普通戸袋によく見られる□や◇のセメントによる意匠もまさに必然であるかの様に施工されていて…よろしいなぁ。
 そして何よりこの家屋たちを引き立てているのが、前を通る未舗装の道、そして端の雑草。電信柱やらアンテナの存在もこれまたええ具合に引き立て役になってます。
 湿気も含めて昔ながらな風に感じたのかもしれません。そうそう、こういうところを自転車で通った時のバチバチはじく砂利の音なんかまで思い出してもう完全に小学生時分にスリップしました。ということは…40年前の光景そのままって感じですかね。しかしながら…ええ状態で残されてますね。

(於:羽曳野市) ガスメーターの当然必須アイテム。

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コメント

昔の長屋って(ここはちょっと新しめなんで違うかもしれませんが)、玄関上がったすぐ横に台所がある家が多く、家の前を通っただけでご飯作ってる気配がまともにしました。
それこそ自転車で砂利道を鳴らしながら「はよ帰ろ」と思ったもんです。

しかも今と違って下水道が整備されてないので、家の前の溝に排水が直接流れ出てくるから、ご飯粒が流れてきたりして…それをエサにしてるのかイトミミズがいたりして…それがママ○モンを始めとする台所洗剤の普及で死んだとか…

私も小学生の思い出が甦りました。ありがとうございます。

投稿: おばちゃん | 2016年8月30日 (火) 14時08分

うわあ!物凄く懐かしい風景です。
そうそう、未舗装の道路の音。そんなんでした。
ついでに、トイレのあの匂いもなんか、漂ってきそうな・・・(もし、お食事中でしたら申し訳ありません)
あと、お風呂の湯沸かしが外付けで、外まで栓をひねりに行ってあの「ぼっ」という音がする感じ。
母の編んでくれたセーターや、毛糸のパンツが恥ずかしくて、ダ○エーで買ったセーターを着ている友達が羨ましかったあの頃。いろんな記憶がよみがえってきました。

なんか、ついこの間まで、あっちこっちがこんな感じやったのに、気が付いたら舗装されて、おばちゃん様がおっしゃるように、イトミミズを見かけんようになってしまいましたね。
そして、今見ているこの風景も、やっぱり30年ほどしたら懐かしく思うんでしょうか?

投稿: 天王寺蕪 | 2016年8月31日 (水) 15時37分

●おばちゃんさま
あぁわかりますわ。今でも城東区、東成区、生野区あたりの夕刻を自転車で通ると夕食づくりのにおいが漂ってきてええ感じです。思えばにおいも情緒いっぱいのまちづくりの一翼を担ってますなぁ。
で、糸ミミズの件、はいはいそうでした。その昔はドブ川にも糸ミミズいっぱいで時折業者さんが集めに来てましたけど、あれは金魚のえさとかにしてたんでしょうかね。
そもそもドブ川ってもんがなくなって…ええんですけど何や懐かしいです。

●天王寺蕪さま
そうそう、もっと町に“生活臭”がありました。嗅覚的にも視覚的にも。風呂釜の種火、そこから着火するときのにおいも覚えているもんです。
肉の塊吊ってあった肉屋さんとかああいうのもなくなって命の有り難さも体感できんというのは、ちょっとアカン様にも思いますが、もう、戻れないんでしょう。これからの30年か…どうなんでしょうね。

コメントおおきにでした。

投稿: 山本龍造 | 2016年9月 5日 (月) 09時29分

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